日曜日, 1月 27, 2008

遅まきながら、初詣

なんとか、今月中には・・・、と思っていた初詣。滑り込みセーフながら、最後の週末に済ませることが出来ました。年初めの旅行で、散々懲りたので、このフライト運の悪さをなんとかしていただかなくては!!!、と鼻息も荒く、まずは”飛行神社”にお参り。
記憶では、古い小さな神社という印象だったのですが、なんとも現代風な建物に建て替わっていたので、びっくり。
まるで、正面には教会?とも思える洋風の建物、鳥居に至ってはピカピカ光る、金属製・・・。
お参りをする神殿は、なんとなく神社らしい。早速、心ばかりのお賽銭を投じ、お祈り。今年の空の旅は、何事もスムーズに進みますように・・・。すでに、3月には、仕事絡みで渡航する予定が入っているので、お願いにも熱が入ります。
次は、すぐそばにある石清水八幡宮へ。ここは平安時代に建立され、日本三大八幡宮の一つに数えられる由緒ある神社です。「徒然草」第52段にも、ここのまつわるエピソードが出ています。仁和寺の老僧が、石清水八幡宮へお参りしたことがないのを残念に思って出かけます。山麓にある地元の氏神である高良神社などにお参りして、これだけと思って帰ってから、「ようやく今まで願っていたお参りを果すことが出来ました。八幡宮は噂以上によいところでした。しかし、参拝者が皆、山の上に上っていくのはどうしてでしょう?神社にお参りすることが本来の目的なので、山まで登りませんでしたが・・・」と、いうお話。
実は、山の上にこそ本殿があり、参拝者はそこを目指して登っていたのです。何事にも、案内人のいうことを聞くのが肝要、という教えを踏まえた笑い話です。
というわけで、私も高良神社にお参りした後、大きな石の鳥居をくぐって表参道から山上を目指しました。急な勾配ではないのですが、なだらかに続く石段を上がるのは結構大変。15分ほどで辿り着いた本殿は、朱色がまぶしい、立派な造り。この神宮では、両脇に立てられた神矢と同じ形の50cmくらいの御神矢が、神楽女たちがお清めをした後で、参拝者にお守りとして授与されます。毎年お参りをする信者さんは、初詣の際に一年お世話になったお守りをここに持ってきて、返納し、新しい神矢を頂いて帰るのです。
八幡は竹の産地としても有名です。かの発明王のエジソンが、電球のフィラメントに、八幡の竹を使ったことは言わずもがな、みなさんご存知ですよね?
八幡宮の山頂には、エジソンの記念碑も立っています。





0 件のコメント: