月曜日, 5月 04, 2009

お伊勢参り

連休をただのんびり家で過ごすのもつまらないので、日帰りで伊勢神宮にお参りに行って来ました。 最近のお約束通り?、そうやって勇んで出かけた時は、やっぱり曇り空。いつ雨が降ってもおかしくない雲行き・・・。
伊勢神宮は正式には「神宮」と呼ばれ、内宮(皇大神宮)と外宮(豊受大神宮)のほか、伊勢市内とその近郊(松阪市・鳥羽市・志摩市・度会郡など)にある14の別宮、摂社・末社など125社で成り立っているそうです。今回は時間が限られていることもあり、その中でも外宮と内宮のみを参拝することにしました。古来の習わしとして、お参りはまずは外宮からとのことだったので、伊勢市駅から徒歩で向かいます。
外宮には、豊受大御神(とようけおおみかみ)という神様が祭られており、衣食住をはじめすべての産業の守り神なんだそうです。 参道を進むと、まずは手水舎があり、ここで手を洗って口をすすぎ、身を清めます。そこから、ヒノキでできた大きな鳥居を二つくぐると、御祈祷や御神札やお守りの授与を行う神楽殿が見えます。そこは素通りして奥に進み、まずはご正殿にお参り。ここにも入口に大きな鳥居がありました。鳥居の中は聖域なので写真撮影は厳禁。鳥居から10mくらい人が列をなしていて、順番に並んでお参りをします。
その後、同じ敷地内にある” 多賀宮””風宮””土宮”の三つの別宮にもお参りし、藤がきれいな、参拝者休憩所で一息ついてから、内宮方面に向かいました。
伊勢神宮には20年に一度、式年遷宮という大祭があります。ご正殿を始めとした社殿の全てを建て替えし、さらに殿内の装飾品も新調して、御神体を新宮へ遷(うつ)します。平成25年がその大祭の年なのですが、すでに平成17年から行事は進行しているそうで、今回参拝したご正殿の奥には、新しいご正殿の用地があり、中が見えないように高い塀で囲まれていました。
さて、外宮から内宮まではかなり離れていて、徒歩では厳しいです。バスかタクシーで15-20分くらいの距離でしょうか。今日は雨だったこともあり、タクシーで乗りつけてしまいました・・・。内宮までの参詣の道は、おはらい町と呼ばれて、800mくらいの距離に昔ながらのお土産屋さんや飲食店が並んでいます。一画には、おかげ横丁という江戸時代の街並みを再現し、観光客向けの見世物小屋?や、伊勢の名物を売るお店がたくさんありますが、この日は連休だったこともあり、ゆっくり店内を見られる状況ではなかったですが。
お昼時でもあったので、気になるお店に寄りつつ、軽く伊勢名物もつまみつつ、おはらい町をぶらぶらしました。途中で見つけた、組みひものお店には、忍者姿のキューピーちゃんがずらり。それに釣られて店内に入ると、イマドキっぽく、色とりどりいろいろな長さのストラップが多数。 思わず、今使っているデジカメ用にひとつ購入しちゃいました。
伊勢と言えば、伊勢エビでしょうが、牡蠣やアワビなどの海産物も豊富。
蒸しガキ↑ アワビと松阪牛、タイのお寿司↑ に舌鼓み。

食後には、本店で赤福もちを食べました。
すっかり、寄り道してしまいましたが。
おなかも満足したところで、やっと内宮へのお参りに向かいます。
内宮に入るには、五十鈴川に架けられた宇治橋を渡らなければいけないのですが、なんとこの橋も架け替え中。隣に作られた仮設の橋を渡るはめになりました。まぁ、建設中の橋を見られる機会も貴重かもしれないので、とりあえず記念撮影。
そのまま進んで、また手水舎でお清め。ここにも大きな鳥居が二つあり、それをくぐると神楽殿、さらにその奥に正宮という神様の鎮座されている神殿があります。内宮は、正しくは皇大神宮(こうたいじんぐう)と呼ばれ、日本では最も貴く、国家の最高神とされている、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)が祭られています。
ここには、鳥居の前に長い石段。写真撮影は石段の下まで、なのですがそれよりもまだ長い参拝者の列。小雨が降り始めた中、順番を待ってなんとかお参りを済ませてきました。内宮でも、現在のご正宮の手前側に、新しいご正宮の用地があり、高い塀に囲まれていました。ここでも、同じ敷地にある”荒祭宮”とい別宮にもお参りし、帰り道すがら、子安神社や大山祇神社にも参拝して来ました。
外宮・内宮だけでも結局、7か所に参拝することになったのですが、近隣にはまだまだ有名な神社もありますし、志摩や鳥羽などの観光名所も近いので、またゆっくり行ってみたいなぁ、と思いました。

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