土曜日, 1月 10, 2009

アンコール・ワット

お昼御飯のあと、 足つぼマッサージでリフレッシュして、さらなる観光に出発です。アンコール遺跡群でやはり、一番有名なのはここ、“アンコールワット”でしょう。アンコール=王都、ワット=寺院という意味で、12世紀に建造されたものです。もともとはヒンドゥー教の寺院として建てられていますが、途中で仏教寺院に宗旨替えされた、という歴史があります。
他の遺跡がほとんど東向きに建てられているのに、アンコールワットは西を向いているので、撮影には午後が向いているらしく、ツアーで訪れる場合は、たいてい午前にアンコール・トム、午後にアンコール・ワットというプランがほとんどです。
西の入り口から石橋を渡って中へと向かいます。お濠のような池は、沐浴用の人工の産物。昼下がりなので、花は咲いていませんでしたがピンクの花をつけた蓮が浮かんでいました。
意気揚々と向かった入口の壁には、生々しい内戦の後・・・。銃弾のあとがいくつも残っていました。この内戦が無かったら、もっと早くアンコール遺跡のことは世界に知れ渡っていて、補修や保護も進んでいたかもしれません。
まずは第一回廊から。
インドの叙事詩やヒンドゥー教の有名なお話、”乳海攪拌”をモチーフにした壁画が場所によってはほぼ完全な形で残っています。観光客には触れないように柵がしてあるのですが、手の届くところはこれまで多くの人が触ったらしく、手垢でつるつる光っていました・・・。
”乳海攪拌”とは、ヒンドゥー教における天地創造の神話。神々と阿修羅が協力して、大海をかき混ぜ、不老不死の霊薬である”アムリタ”を作り出そうとする、という内容で写真に撮った”ヴィシュヌ”という神様がリーダー。ヒンドゥー教の世界観はよくわからなくても、壮大なスケールは伝わって来ます。
少し開けた、十字回廊を抜けると、第二回廊へと続く階段に出ます。 この十字回廊、確か映画”トゥームレーダー”で出てきた気がする・・・。
さらに上の第三回廊は改修中で、登ることはできませんでした。
昇るとかなり見晴らしがよいそうなので、残念。










そして、一番良く目にする、アンコールワットのベストショット↓。池に対称に移った姿がきれいでしょ?

アンコール・トム

手始めの観光は、アンコール・トムから。
アンコールトムは、“大きな街”を意味し、アンコール朝の最盛期である12世紀後半から13世紀前半にかけて建設されました。
5つある城門のうちの一つ、南大門から中へと向かいます。ちょうど、門から象さん達が出て来るところに遭遇。アンコール・トムは3km四方という広さがあるので、門から中心寺院であるバイヨンまでも、結構な距離があります。そこを象に乗って移動できるらしいですよ。私たちはツアーだったので、車で移動しちゃいましたけどね。 遺跡の中を車やバイクが走っていて、入口のすぐ前まで乗り付けられることにびっくり。きっとそのうち、規制もきびしくなるんだろうな。
バイヨンの入り口で、またまたラッキーなことに、民族衣装を着た女の子に遭遇。遺跡の中で、一緒に写真を撮れるサービスがありました。
まずは、第一回廊の壁画を鑑賞。綿密なレリーフがそのまま残っていて、感動です。本当に大きな壁一面の作品なので、写真には納まりきれません・・・。というわけで、ピンポイントでご紹介。
アプサラという踊る女神と、クメール人の壁画。壁画には中国人やベトナム人も描かれているのですが、民族ごとに違いがあり、クメール人は大きな耳たぶと賢そうな顔が特徴。


ちなみに、中国人は髭をはやして帽子をかぶってました。ベトナム人は戦争をした敵だからか、野蛮で悪そうな感じ・・・、ですかね。
さて、第二回廊に進み、そのまま急な階段を上って、四面観世音菩薩像が並ぶ最上階へ。有名な“クメールの微笑み”も写真に撮ってきましたよ↓













その後は、象のテラス(下の写真)やライ王のテラスなど、周辺の遺跡を散策して、お昼ご飯へと向かいました。