歌舞伎見物にでも行きましょうか、と出かけてみた。場所は、京都は南座。演目は、“霧太郎天狗酒醼(きりたろうてんぐのさかもり)”。
中村橋之助さんが、鎌倉時代の世間を騒がす、悪者天狗を演じています。111年ぶりの復活公演なのですが、現代向きにアレンジ(というか、前の公演を見た人はまず生きていないだろうけど)された感じ。天狗の下っ端達のアクロバティックな動きや、宙吊りなんか、おぉっと思わせる仕掛けもありました。
歌舞伎を見たのは、今回が3度目。といっても、2回目が今年の一月。初めて見たのが4年ほど前なので、まだビギナーです。どの回も、幕間を挟むとはいえ4時間超の長丁場でした。もちろん、役者もしんどいでしょうが、見てるほうも時々どうしようもない眠気に誘われ、ツライのです。
それでも、2回3回と足を運ぶのは、やはり私は歌舞伎が好きなのかなぁ・・・。もともと大衆娯楽なので、伝統文芸のなかでは比較的何を言ってるのかわかるし、ストーリーも理解出来るし(とはいえ、パンフレットなしでは半分も楽しめないのだけれど)、親しみやすいとは思うのだけど。
今回は、入場すると舞台に主要登場人物の人形が飾られていて、写真を撮ることが出来ました。この人形をイジルところから話が始まります。こんな趣向も初めて見ました。南座の雰囲気はすごく良かったです。舞妓さんらしき(そういう格好ではないけれど、旦那さんに連れられてきてた)若い女の子達もいたりして。
また機会があれば、歌舞伎を見に行きたいな。
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