”柿喰わば、鐘が鳴るなる法隆寺 ”、この句や、最古の木造の五重塔で有名な奈良の法隆寺へ。恒例の世界遺産巡りにでかけました。またまた、どんより曇り空のお天気。広~い境内で、門をくぐっても、肝心の五重塔ははるか遠くに見えます。
観光客に混じって、修学旅行らしき学生もちらほら。そういえば、私も小学生の頃に遠足で、飛鳥・斑鳩の里を訪れたようなかすかな記憶が・・・。たしか、日本で一番最初に世界遺産に認定されたのが、ここ法隆寺だったはず。飛鳥時代に、聖徳太子が創建したといわれていますが、そもそも聖徳太子は実在せず、架空の人物だった、なんていう説もあるそうですね。
法隆寺は、五重塔や金堂のある西院と、少し離れて、夢殿などがある東院からなります。西院の木造建造物は、世界最古のものだそうです。しかし、もちろん聖徳太子が建立した当時から残っているわけではなく、7世紀末くらいに再建されたというのが有力。
雲間から照らす光で、シルエットとして浮かび上がる西院の姿は、そんなに古いものとは思えませんでしたが、なんだか神々しいような気もします。
下は、夢殿の写真。中には救世観音が安置されているらしいのですが、暗くてよくわかりませんでした。
法隆寺は、すっかり観光地化されていましたが、ここと同時に世界遺産に認定されたお寺が他にもあることは、あまり知られていないようです。それについては、次のブログで。
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