土曜日, 7月 25, 2009

天神祭

楽しみにしていた、天神祭の当日です。朝から雨だったので、かなりドキドキしたのですが、なんとか家を出る時には雨もやみ、このまま曇りで持ちこたえてくれそうな気配。天神橋の袂から、金幣船という船に乗り込んで、船渡御に参加です。雨のせいで、準備が遅れて船が出るのは予定時間を30分ほど過ぎていましたが、雨が降らないでいてくれたことに感謝!!! 船渡御に参加する船は、神様が乗っている船も合わせて100艘あまり。天神橋から天満橋の方へ船は進みますが、この金幣船は24番目に運航するらしく、途中で順番待ち。その間にいろんな船が通り過ぎるのを見ることができました。中でも、船列の間を自由に行きかう人形船の動きは、目まぐるしくて、とっても派手↓。


他にも、神楽船(左)や能船(右)など、停泊した船上で神様に捧げる
踊りや能を舞っている船もあります。私たちの乗った船は、天満橋からさらに大川を上流へと向かい、源八橋や桜の宮橋もくぐって、飛翔橋のところでUターン。JR環状線の高架もくぐりますが、天神祭の日はこの効果を通過する列車は、乗客に天神祭の様子が見えるようにゆっくり徐行するのだとか。そんな話も聞きながら、船上では陽気な「大阪じめ」が何度も繰り返されます。「打ちまーしょ」チョン・チョン「もひとつせー」チョン・チョン「祝うて三度」 チョチョンがチョンと、行きかう船同士あるいは、川岸の観客に声をかけて手を叩きます。
飛翔橋で折り返す頃には、とっぷりと日も暮れて、お待ちかねの花火も上がります。動いている船上で、灰をかぶるほどの至近距離で花火が見れた時は感動もの。残念ながら一か所に留まっていられないので、ビルや橋に隠れて見られないタイミングもあったのですが、頭の真上で上がる花火は迫力満点でした。
今回は初めて動画も載せてみましたがいかがでしょうか?

水曜日, 7月 22, 2009

皆既日蝕

今年が、世界天文年ってことはこのブログでも何度かでてきたのですが、やはりメインイベントは今日の日蝕なのでしょう。結局あんまり天気良くなかったみたいで、残念ですが。
歳が明けたあたりから、なんとか国内で見られる場所に行けないかと探していたのですが、やはり天文マニアの方々は2―3年前から準備しているらしく、にわかミーハーではなかなか・・・。ぎりぎりまで日帰りで奄美大島も考えていたのですが、やはり航空券が取れるわけもなく。
天候に左右されるので、ここ一番の夏休みを潰して海外に観測ツアーに繰り出すほどの勇気もない…、わけで早々に諦めました。
その代り、と言ってはなんですが、天神祭に行くことにしました。それも、船渡御に運航する船の一つに乗って楽しもうという計画。祇園祭に並んで、日本三大祭りの二つを制覇です!!!残りの一つは、神田祭(東京都) らしいです。初めて聞きましたけど・・・。
さて、本日は連休前に申し込んだ乗船券と、船に乗り込む際に着るハッピが届きました。船上からは花火も見えるようで、テンション↑って来ましたよ~。

日曜日, 7月 19, 2009

グリーン

今回のテーマは、グリーンベース。セロファンで覆っただけのオアシスを、葉物で覆って、その名の通りにベース(花器)をグリーンだけで作り上げます。モンステラの大きな葉っぱがアクセント。茎をオアシスに挿して、葉そのもののカーブを利用して、なんと両面テープで固定してます。とっても簡単で、自由自在!!! 目から鱗なテクニックです。
綺麗な濃いグリーンの葉っぱを見た時から、花は絶対鮮やかなイエローと赤にすると決めてました。赤・黄・緑のはっきりカラーで、南国のトロピカルでちょっと妖しいイメージが頭に浮かんでしまったので・・・。”妖しい”、ってところにショップの店員さんも初めての感覚で新鮮です、と乗り気でお花選びを手伝って下さいました。メインのお花は、黄色のダリアと赤のバラに決め、黄緑のケイトウをアクセントにして、あとは色目でモカラとアンスリウム、個性的なリュウカデンドロンを合わせました。リュウカデンドロンは以前も登場しましたが、今回は紅葉したような色合いでとても気に入りました。









水曜日, 7月 15, 2009

宵々山2

宵々山、探訪の第二弾。
まだ、日が高いうちに入ることができた“南観音山”。急な階段を上るのはちょっと怖かったですが、眼下に群がる人を高いところから見下ろすのは、ちょっと優越感。300円の拝観料で登ることができ、御神体の観音様と飾りのペルシャ段通も見学できます。
さて、11の山鉾を巡ったあたりで日も暮れて来ました。と、同時に各山鉾から、賑やかな祇園囃子が聞こえ始めます。ちょうどこのころに通りがかったのが、“長刀鉾”〈第一弾で紹介〉や“月鉾”、”菊水鉾””函谷鉾”などが並ぶ華やかな通り。
そして、山鉾で唯一カラクリ仕掛けでカマキリの頭・鎌・羽の部分と御所車の車輪が動くのが特徴の”蟷螂山”。ここでは、カマキリが登場するおみくじが有名。くじを引くと、お社から出てくる番号が書かれた玉を運んでくれます。お手伝いしている子供たちがかわいかったですよ。
暗くなると、山鉾の提灯も灯されて、とってもきれい。お祭り気分も盛り上がって来ますが、同時にひとでも最高潮です。四条通や烏丸通などの大通りまで歩行者天国ですが、どこを見ても人人・・・。平日にも関わらず大変な人出。ちょっと疲れも出てきたので、32基の山鉾も残すところもわずかとなり、人ごみを避けて、ちょっと離れた場所の山鉾見学へと避難。
←“船鉾”という、名前の通り、船の形をした鉾。
見た目も格好がいいので人気らしく、鉾に上るには長蛇の列が出来ていました。鉾の上では、祇園囃子が演奏されていたので、上って見てみたかったんですけど、疲れていたので並ぶのは断念。
すぐ近くの”岩戸山”は待ち時間なく入れたので、そちらにお邪魔しました。ここでも、お囃子が演奏されていました。鐘を叩いているのは主に、小学生くらいの男の子ですが、鼓や笛となるとやっぱり年配の男性が担当していました。祇園囃子の曲目は30以上あって、各山鉾ごとに違うそうです。今度来ることがあれば、はそんな違いも楽しめる余裕があるといいな。








宵々山

仕事が早く終わったので、思いつきで祇園祭へ出かけました。思いつきながら、やはり予備知識が必要かと、向かう電車の中で、しばし予習タイム。17日の山鉾巡行がメインと思われがちな祇園祭、実は祭り自体は7月1日から始まっていて、その期間はほぼ一カ月。そして、初めて知った事実、なんと“山鉾”はなく、“山”と“鉾”はそれぞれ別々のものを指すのですって。山の方が小ぶりで、多分皆さんが思い浮かべている方は、背が高く華やかな鉾の方だと思います。ちなみにこれは、巡行で必ず先頭をつとめる“長刀鉾”→
今年参加する山鉾は、32基(23の山と、9の鉾)。こうなれば、すべて見て来ましょうと気合いを入れました。といっても、宵山の時期に見られる山鉾はほとんどがその殻、というか飾り付け前の土台のみで、それぞれの御神体やき、らびやかな刺繍を施された胴かけと呼ばれる織物などはまだ取り付けずに、陳列されている所が鑑賞できるだけです。
←こちらが山(山伏山)の土台。山の鉾の違いが何となくわかりますか?
それでも、日暮れ時からは祇園囃子が奏でられますし、中に入って見学できる山鉾もあります。南観音山、月鉾、菊水鉾、函谷鉾、鶏鉾、船鉾、岩戸山、放下鉾、長刀鉾、の9つ。最後二つは、残念ながら男性しか入れません。どの山鉾も、入るために拝観料が必要だったり、グッズを購入したりとお金が必要です。鉾はやはり人気が高く、入るためにすごい行列が出来ていたので、南観音山と岩戸山に入りました。ここは拝観料300円と格安で、かつ空いていたので、とりあえず入ってみたいという方には穴場かも。
さて、見事に有言実行し、すべての山鉾を見て来ました!!!中でもお勧めどころを紹介しますね。
まずは“鯉山”。
黄河龍門の滝を登った鯉は竜になるという登竜門に由来して、御神体は鯉。
16世紀にベルギーで作られた壁掛から、
「見送り」「胴掛」「前掛」「水引」などの山を覆う織物が作られています。
この壁掛の図柄は、トロイ戦史を綴った叙事詩の一場面だそうで、国の重要文化財に指定されている、必見ものだそうです。見物には列が出来ていましたが、必見と言われればやはり並んででも・・・、ちゃんと見て来ましたよ。
そして、”橋弁慶山”。五条大橋の欄干に片足で立つ牛若丸と、それに対峙する大長刀を持った弁慶が御神体。二階建ての小屋に、一階には漆塗りの五条大橋、よく見えるように二階に牛若丸と弁慶の人形が飾られています。
ページがきつくなってきたので、次回に続く・・・。





水曜日, 7月 01, 2009

7月

早いもので、平成21年も半分が終わってしまいました。梅雨と言ってもそんなに雨に降られた記憶もなく、ただただ、どんどん暑くなってゆくので、夏がやってきたなぁと実感する毎日です。
やっぱり暑い日には、風呂あがりのビールが最高ですね。昔は、あの苦みのなにがおいしいのか全く理解できなかったのに、今ではむしろ無性にそれを欲してしまうほど・・・。あまり量は飲めませんが、冷蔵庫にはいつもビールを常備しています。サントリーのプレミアムモルツ、キリンの一番搾り、アサヒのスーパードライ、サッポロのエビスあたりが定番ですが、新製品が出ればお試しすることもあり。ビールだけならまだしも、おつまみを食べてしまうからカロリーオーバーになってしまうのですが、止められないんですもんねぇ。今日は、じゃこと松のみ、青さを炒って自家製ローカロおつまみにしてみました。
ちなみに晩御飯のメニューは、最近マイブームの納豆キムチ丼に鰆とハモの照り焼き。ほうれん草のお浸しに青さの味噌汁でした。