水曜日, 4月 26, 2006

Buffalo Burger

こちらに来て初めて知ったのだけれど、アメリカではパンにはさまれていようが無かろうが、ミンチ肉を丸めて焼いたものをBurger(バーガー)と呼びます。しかも、日本のハンバーグのように玉ねぎやパン粉なんて使っていなくて、たいていは牛肉100%。週末にパンを焼いたので、今日はそのパンを使って、 Buffalo Burgerを作ってみました。こちらでは、あの近鉄バファローズ(関西出身なもんで・・・)のBuffaloのミンチ肉が売っているであります。
ところで、Buffalo Burgerにはちょっとした思い出がありまして・・・。
初めて食べたのは、ちょうど1年前くらい。仕事帰りに、偶然に一緒になった友達と、お腹空いたね~なんて話していたら、ちょっとうちに寄ってご飯食べて行く?っ て話になって、自分でご飯作らなくていいなんてラッキーとか思って、ご馳走になることにしたのです。帰りの道中の会話で、"バッファロー食べたことある? えっ、無いの。牛肉より脂肪が少なくてヘルシーなんだよ。じゃあ、バファローのバーガーにしようか"ってことで、メニューが決定。その時点で、私の頭の中のイメージは日本で言うところの、ハンバーガーだったのですが・・・。
出来上がったのは、バファローのミンチ肉の塊をそのまま丸めて焼いたもの+ベイクドポテト、そしてビール。思わず、"いつもこんなの食べてんの?"と聞いてしまった私。帰ってきた返事は、"そんなわけないよ、Buffaloって高いもん" "えぇ~と・・・、私が聞きたかったのはパンとか野菜とか、一緒に食べないのって意味だったんだけど?" "ポテトも野菜でしょ"、との答え。話には聞いていたけれど、アメリカの人って本当にこんな食事してんだ~、って妙に感心したのでありました。それ以降、スーパーマーケットでカートいっぱいにお買い物している人を見るたび、たしかに中身は冷凍食品とかパスタばっかりで、野菜はあんまり買っていない事実を確認。
郷に入っては郷に従えとは言うものの、やっぱり私はアメリカンなバーガーも緑の野菜やスープなんかと一緒に食べたいな、と思うのであります。

日曜日, 4月 23, 2006

ハーブ&スパイス

昨日は夜更かししたので、今日は起きたらもう昼だった・・・。予定のない週末の度に、昼までベッドでゴロゴロしてしまうことが多く、一日がすごく短くなってしまってもったいない~と後悔するんだけど、懲りずにまたやってしまうんだな。なにか予定さえあれば、早起きだってへっちゃらなんだけど。
今日は、天気が良かったので家にいるのもなんだし~と思い、とりあえず出かけた。こんな気分の時によく行くのは、大型ブックストアチェーンのBarnes & Noble。 日本にいる時から、ぶらりと本屋に立ち寄るのが好きで、時間があれば2時間でも3時間でも・・・という具合。まぁ、日本語ならともかく英語の本を立ち読みってほどの語学力はないので、もっぱら雑誌や写真集などをパラパラめくるだけなんだけど・・・。
こちらでは、どんな店でもいつでもセールをやっているけど、本屋も例外ではない。そんなセールコーナーでチェックするのは、料理本。料理は好きだし、そんなに英語力も必要とされないしで、気に入ったものがあれば買うこともある。出来れば日本に持って帰りたいので、実用的かつ写真が多くて、本棚のこやしになっても見た目がいいもの、という基準で選ぶのだけれど、今日見つけたのはインド料理の本。インド料理のスパイスの使い方に興味があったので、値段が手頃なこともあり、お買い上げ。インド風のカレーは、これまでも何度か作ったので、一通りのスパイスは揃っている。そのスパイスを入れる物が欲しいな、と思って回転式のケースを 後から買ったんだけれど、なんとスパイス&ハーブがすでに入っていた!!!というわけで、我が家には日本では使ったことがないようなスパイスやハーブがあるのでした。

Party! & Party!

昨日は珍しく2件もパーティのお誘いがあり、どうしても両方に顔を出したかったので、ハシゴしてしまいました。1件目は、とあるきっかけで知り合った日本人 のお宅で。こちらの大学で日本語の先生をしていらっしゃるので、その生徒達を主にかなり大人数が集まりました。5 月に卒業を控えている学生もいるといううことで、デザートにカラフルで、いかにもアメリカらしいこんなケーキが!30cmx50cmくらいの、かなりの大きさ。こちらのケーキはたいてい、スポンジケーキにクリームでデコレーションをしただけってものが多い。ナッツがのっていたりするものもあるけれど、日本 のショートケーキのようにフルーツがたっぷりのったものはあんまり見かけないな~。こちらに来て、初めてアメリカのケーキを食べた時はその甘さに、これを 食べるのは拷問に近い、と思ったのに、今ではすっかり慣れてぺロっと平らげてしまう自分が恐い・・・。
2件目は、先週引っ越した友達の、 Housewarming Party。いわゆる、新居お披露目のお食事会ってやつですね。リクエストに答えて、お寿司を作って行きました。日本人=日本食=Sushiというのがこ ちらの人の一般的な発想。 あまりそのイメージを壊さないように、inside-outにしたサーモンときゅうりの巻き物、ウナきゅう(こっちの人には、意外とうなぎ好きが多い)、 私のオリジナル(茹でたえび・ほうれん草、玉子焼き、クリームチーズ)の3種類を用意。オリジナル巻きが好評だったので、そ のうちレシピも公開しようかと思ってます。そうそう、左のNEWSの欄で紹介していますが、レシピ集のホームページを作成中。今までちゃんと計量したり、 写真を撮ったりしてなかったので、最近なにか作る度に自分の整理のためにも、レシピをまとめるようにしています。少しづつメニューも増やしていく予定なので、是非ホームページの方にも遊びに来てくださいね。

金曜日, 4月 21, 2006

陽気に誘われ・・・

いつもお昼はお弁当持参なのですが、今日は作ってたのに、持って行くのを忘れた・・・。でも、良いお天気だったので、せっかくだから外に食べに出ました。
こんなに晴れた暖かい日に向かうのは、たいていFood Trucks。昼頃になると、決まって大学近くに出没します。冬の間は休みみたいでしたが、最近またやってくるようになりました。去年は、タイ・中華・イ ンド・中東料理と4台並んでいたのに、今年は今のところ2台だけ。今日は、インド料理にしました。ベジタブルカレーとマンゴラッシーです。カレーはトマト味で、にんじん・ズッキーニ・グリーンピース・Lime Bean・ブロッコリーにカリフラワーと具沢山。辛さも選べて、注文後に手早く作ってくれます。medium hotでも(以前、hotにしたらめちゃめちゃ辛かった!!!)そこそこ辛くて、甘いマンゴーラッシーがよく合います。
すぐ向かいの、芝生の上でランチタイム。他にも、たくさん学生さんたちがいて、とても賑やかでした。写真は、ピッツバーグ大学のシンボルである Cathedral of Learning。今でも現役で使われている、世界でもっとも高い教室です。来週からFinal(学期末試験)なので、芝生に寝転んで勉強している人も見 かけましたが、中にはビキニ姿で日焼けしに来てる人も・・・。上半身裸で、キャッチボールしている人もいるし、なんだかとっても"アメリカンキャンパ ス”って感じ。彼らは、試験が終わったら8月末に始まる新学期まで、長~い夏休み。あぁ、うっ羨ましい・・・。

木曜日, 4月 20, 2006

8時の夕焼け

今月はじめのDaylight Saving以降、すっかり日が長くなりました。最近は、8時になってやっと日が傾き始めます。そういえば、こちらに来たばかりの頃(7月の末でした)も夜9時過ぎても明るくって、びっくりしたっけ。
嬉しいことに、ここしばらくいいお天気が続いています。日中は汗ばむほどの陽気で、春を通り越してもう初夏のようです。学生さん達なんて、もう半袖のTシャツ一枚や、キャミソールで外を闊歩しています。今からその格好じゃ、真夏になったらどうするんだろうと、こっちが心配になるくらい・・・。
チューリップや、ヒヤシンス・水仙・木蓮・桜など、ありとあらゆる花々が一気に咲いて、すでに散りはじめてしまいました。長~い冬の間、ずっと心待ちにしていた春なのに、本当に、あっというまに終わったって感じ。こちらで過ごす最後の春なだけに、ちょっと寂しい気分です。

月曜日, 4月 17, 2006

Chocoholic

今日は、イースター(復活祭)。キリスト教徒でない私には関係ないさ~と思っていたのだけれど、ほとんどのお店が休みだったり早く閉店してしまうので、不便です。よく行く近所のスーパーも早仕舞い。というわけで、Whole Food Marketに 行ってきました。予想通り、ここはほぼ通常通り営業してました。ご存知の方も多いと思いますが、オーガニックを売りにして、全米展開しているスーパーで す。品物の陳列もきれいで、店員の対応もいいし、私もお気に入りです。こじんまりしておしゃれなので、いくとついついお店で長居してしまいます。といって も、私は特にこだわりがあるわけではないので、いつもここでお買い物をするわけではないし、普通のスーパーの倍の値段がするようなものは買いません。もち ろん健康のためにはオーガニックの方がいいんでしょうけどねぇ。ここに行くと必ずチェックするのがチョコレートとケーキ、そしてお惣菜売り場。お惣菜は、 バフェ形式で量り売りをしているコーナーもあって、少しずついろんなものが選べるので便利。ケーキも、他の店では見かけない、1人用の小さなものがありま す。
今日は、誘惑に負けて、チョコチップチーズケーキをお買い上げ。
チョ コレート、大好きなんです。甘 いものが欲しくなったら(ほとんど毎日なんだけど)いつでも 食べれるように、必ずうちに常備しています。ミルクチョコレートもおいしいけれど、私の好みはダークチョコ。でも、アメリカでは圧倒的にミルクチョコが多 い気がします。Hershey'sにも Extra Darkのチョコレートはあるけれど、私には物足りない・・・。やっぱり、ヨーロッパとか日本のチョコレートの方がおいしいかもと思って、裏の表示を見 て、 ヨーロッパ産の物を選ぶようにしていたんですが、そんな時にWhole Foods Marketで見つけたのがこのシリーズ。種類はいろいろあるのですが、どのパッケージにもそれぞれ違う動物の絵とカカオの%が表示されていています。 パッケージのデザインになっている動物は、どれも絶滅の危機にある種で、このチョコレートの売り上げの10%はこれらの絶滅動物を保護するための基金に寄付されます。おいしいチョコレートを食べて、しかもちょっと環境保護の役にも立つなんて、一石二鳥だと思いませんか?

日曜日, 4月 16, 2006

お引越し

と いっても、私が引っ越したわけではありません。引越しをしたのは、写真の犬の飼い主さま。犬の名前はBear(ベア、6歳の男の子)といいます。食器やテレビなどの壊れ物は、引越し業者に頼まずに自分で運ぶ方が安全らしい(いかにも、アメリカっぽいと思いませんか?)ので、SUVでたくさん荷物が載せられる私の車も借り出されたというわけです。
ベア君は見た目が真っ黒で大型なので、犬が苦手な人が見たら怖いと思われるかもしれませんが、とってもお利口さんです。飼い主のしつけがしっかりして いるので、吠えたり、人に跳びついたりしたのを見たことがありません。
ただ、飼い主がおフランス人なので、フランス語でしつけられているのが、問題・・・。日本語どころか、英語さえわかってくれないのねぇ。おかげで、Assi(おすわり)、Couchais(ふせ)。Mange(お食べ)っていう単語を覚えました。もっと習ったんだけど、ベア君に通じる発音ができたのが、この3つだけだった・・・。全く、お恥ずかしい限り。今日、ベア君を紹介したのは下の写真をお見せしたかったから。
後ろは荷物でいっぱいになってしまったので、ベア君は助手席に乗ってもらうことにしたんです。お出かけ好きの彼は、喜んで車に乗りこんだ・・・。のはよかったんですが、シートの上に上るのは高すぎて無理だったようで、シートの前のスペースにお座り。でも、お尻としっぽがはみ出てるよ~。
座席をギリギリまで前にしていたので、彼には狭すぎたんですねぇ。その姿があまりにもかわいくて、おかしくて、飼い主やその友達たちと大爆笑。これは写真にとっておかなくては、と思ってカメラを向けたらちゃんとこっちを向いているところもGoodでしょ?その後、両方の前足をシートの上に乗せて、なんとかお尻を車のなかに押し込んで、無事に出発いたしました。

水曜日, 4月 12, 2006

小さな発見

実際に見つけたのは先月だったのですが、ブログを始めてからデジカメを持ち歩くようになり、やっと写真に納めることができました。左 の写真の方がわかりやすいと思うのですが、木の枝の上に鳥の巣があるんですよ。鳥の巣なんて、別に珍しくもないとお思いかもしれませんが、公園とか森の中ではなく仕事場のある建物で見つけたんです。
左 下のガラス張りの通路が、毎日通るビルとビルを結ぶ連絡路になっていて、この木があるのはその通路の脇にあるテラス。今日みたい に暖かい天気のよい日に、 鳥のさえずりが聞こえるなぁと思って、ガラス越しに外を眺めたら、偶然見つけたというわけです。テラスといってもコンクリートに囲まれて、この木とその周 りに低い生垣、あとはベンチが置かれているだけの狭いスペースです。
天気の良い日は、お昼ご飯を食べたり、タバコを吸いに出たりしている人もちらほらみかけます。今日は私も始めて外に出て、近くによって見ました。背伸びをすれば、巣の中を覗けるくらいの低い位置にあったのには、びっくり。残念ながら、中は空っぽでした。最近は、親鶏らしいのも見かけなかったのでもう巣立ったのかな?それとも、もともと今は使われてない古い巣だったのかもね。
私の実家には今頃になると、毎年ツバメ達がやってきます。屋内ガレージの中に2つほど巣があって、ちゃんと場所を覚えているのか、ちゃんと戻ってきてくれるんですよ。この巣を見つけて、ちょっとそのツバメのことを思い出しました。今年もまた来ているといいな。

火曜日, 4月 11, 2006

一汁三菜

友人のブログを読んで影響を受け、今日の夕食は一汁三菜にしてみました。左 下から時計回りに、ご飯・ほうれん草の卵とじ・いわしの生姜煮・レンコンとにんじんのきんぴら・味噌汁(手抜きしてフリーズドライの赤だし)。全部あわせて、12品目くらいの食材が使われています。毎食こんな風にちゃんと作れば、目標にしている1日30品目を食べることも出来るかも・・・。とはいえ、到底無理なお話で、いつも一日20品目を越えればいいところって感じです。
ところで、今日の献立だと主菜はいわしの生姜煮と思われるでしょうが、私の中では、わざわざ中華食材店でレンコンを手に入れたことと、調理時間を考慮して、きんぴらがメインです。というのも、いわしこそ生や冷凍のものがなかなか売っていないので、スーパーで売っている水煮の缶詰を使ったから。すでに骨まで柔らかく加工されているので、味付けをした煮汁で5分も煮込めば出来てしまう、お手軽料理。
全部作るのにかかった時間が30分弱、そして完食するのにかかった時間は・・・20分。それに気が付いた時は、さすがにちょっとショックでした。もっとゆっくり味わって食べればよかったなぁ。

月曜日, 4月 10, 2006

残念ながら・・・。

昨日は、Washington DCにお花見に行ってきました。ピッツバーグからは、車で4時間ちょっとと、日帰りドライブの出来る距離です。DCでは、毎年この時期にNational Cherry Blossom Festivalが開催されています。去年、日本の桜の名所に負けず劣らず美しいその風景に感動したので、また今年もと思い、出かけたわけです。
が・・・、
今年は暖かかったので開花時期が早く(ウェブサイトの予想では3月27日から4月1日となっていました)、しかも先週に入ってから風の強い日が続いたので、せっかくの桜ももうほとんど散ってしまっていたのでした。しかも、その日も雨で風が強く、気温も下がって寒かった・・・。なんとか、まだ咲いている木を見つけて取った写真がこれ。
この木には、まだたくさんの花が見られましたが、もうほとんどの木は葉桜になっていました。それでも、まだ気候が良ければ歩き回っての観光も楽しめたのでしょうが、いかんせん寒かった。
早々にお花見を切り上げ、博物館に逃げ込んだのでした。
嬉しいことに、スミソニアンの数々の博物館や動物園の入場料は無料!余談ですが、私のプロフィールの写真のパンダは、National ZooのTian Tianだったりします。
ちなみに、この日はMuseum of Natural Historyを選択。45.52 カラットのHope Diamondを見て、ため息・・・、周りを取り囲んでいる小さなダイアモンド1つでもいいから欲しい、とか思ったりして。
上の写真だけでは、DCまでお花見に行く価値が伝わらないと思うので、去年の写真も載せておきます。この日は快晴で、青い空に薄いピンクの満開の桜、というコントラストが非常にきれいでした。写真に写っているのは、満開の桜(の一部)と、Washington Monumentです。
このモニュメントがどこからでも見えるように、DCでは高い建物を建てることは禁止されているそう。
夜には、ライトアップもされるので、夜景もいいですよ。

金曜日, 4月 07, 2006

European? な街並

ピッツバーグに来た当初のこの町の印象は、私の持っていたアメリカのイメージよりもヨーロッパっぽいな、だった。アメリカっていうと、何でも新しいものが好きなんだろうと、勝手に思い込んでいただけかもしれいなけれど・・・。
ダウンタウンのオフィス街には、高層ビルが建ち並んでいるけれど、住宅街にはあんまり 高い建物はない。大きい建物といえば、教会ぐらい。平屋か2階建ての家、あるいは高くても10階建てくらいのアパートを見かける程度。それもどれも日本のアパートやマンションと比べると、古くてあまり洗練された感じはしない。でもその代わり、それぞれの建物に個性があって、それを眺めながらブラブラお散歩するのも楽しいのです。
今日の帰り道、こんな表示を発見しました。何度も前を通り過ぎたことがあったのに、今まで気が付かなかった・・・。普通の、レンガ造りの4階建てのアパートなんだけれど、1913年に建てられたんだそうな。
そういえば、近所の教会にも同じ表示があったなと思い出し、その足で確認しに行く。やはり、ありました。こちらは1906-1907年ともっと古い。もうすぐ100 年目なのね、とちょっと感動したのでした。

木曜日, 4月 06, 2006

Craving!!!

なんだか無性にOOOが食べたいっ!、って思うことありますよね。英語では、”I'm craving for OOO.”と表現します。特に食べ物に限らず、”craving to smoke タバコ吸いたい!”とか、あるいは”craving for attention 注目されたい!”なんていう使い方もします。
今は、”I'm craving for 杏仁豆腐!”って気分の私。1ヶ月前くらいからムラムラしていたのですが、週末に中華食材店で杏仁を買ってから、いつ作ろうかとウズウズしていました。
と ころで、杏仁って何だか知っていますか?私は杏の種だってくらいは知っていたのですが、食材店で北杏と南杏が売られていて?でした。見た目はほとんど 一緒、値段はどちらも1ドルちょっと。とりあえず、南って付く方がなんだか太陽を浴びて育っていて甘そう、という”Joe's Hunch”に従って、南杏を購入。帰ってから調べたころ、杏仁とは中国北部山岳地帯を原産地とするバラ科のアンズの種子で、中国及び北朝鮮が主な産地。 苦味種の北杏と甘味種の南杏の2種類がある、とか。直感は大当たり!
でも、杏仁豆腐は主に甘味種の南杏から作られるが、北杏を少し混ぜると風味とコクが良くなるそうです。主成分(ほぼ50%)が脂肪油なので、栄養価が高く、中国では古来より滋養食品として食べられており、咳をしずめたり、消化促進解熱作用などがあるそう。
料理は”簡単で、おいしい”が信条なので、シンプルに寒天と牛乳、砂糖、そしてフードプロセッサーで粉末状にした南杏だけで作ってみたのがこれ。
寒天が多かったため、固めの仕上がりなってしまったので、菱形に切ってフルーツも加えてみました。肝心のお味は、みかん缶の助 けを借りないと、杏仁豆腐だけでは勝負できない代物。一応は杏仁豆腐の見た目と味なので、及第点の60点ってとこかな。
でも、私が食べたいのはこれじゃない、もっと朧豆腐のようにフルフルしたやつが食べた~い、と杏仁豆腐熱がさらにヒートアップしてしまったのでした。しかたなく、翌日にまた挑戦。今度は牛乳を増やしてもっと柔らかくしました。スプーンですくって盛り付け、シロップをかけて頂く。
ちょっ と杏仁の量も増やし たので、いい風味が出ているし、フルーツなしでもおいしい。お椀に盛り付けたから、見た目が悪いのですが、でも75点くらいの出来。
う~ん、求めていたものに近いけど、もうちょっと柔らかくてもいいくらい。再々挑戦したいところだけど、丼にいっぱい作ってしまった今回の杏仁豆腐を食べきる頃には、きっと熱も冷めていることでしょう。

水曜日, 4月 05, 2006

Amish Bread

あれは、ちょうど3週間前です。Amish Breadの種なるものを分けて頂きました。
種といっしょに頂いたレシピによると、頂いてから4日間、一日に数回ビニール袋をもんで、5日目に小麦粉・砂糖・ミルクを加えます。
そしてそれからまた4日間、同様に一日に数回ビニール袋をもんで、10日目にまた小麦粉・砂糖・ミルクを加えます。これが再び種になるので、1カップ分ずつ3つの袋に取り分けて、友人に配るのです。
写真に写っている、ビニール袋に入った白い物体がそうです。私が頂いた種も、ちょうどこんな感じでした。
3カップ分を取り分けたあとの残りの種に、またまた小麦粉・砂糖・ミルク、そして今度は卵やベーキングパウダー等なども加えて焼き上げると、Breadというか写真のようなパウンドケーキのような代物が出来上がります。
種 と一緒に試食用にと頂いたケーキと、10日後に私が焼き上げたケーキの味も微妙に違ったのですが、おもしろいことに、またそれから10日後に私が種を 配った友人たちが焼いたケーキの味も、それぞれ違ったのでした。またその友人たちから、その友人たちへ種が配られたのでしょうが、今度焼きあがるケーキの 味もまたそれぞれ違うんだろうな。

火曜日, 4月 04, 2006

Thai・タイ・泰!

タイ料理、大好きです。トム・ヤム・クンや生春巻き、グリーンカレーも好きですが、一番のお気に入りはソム・タム(青パパイヤのサラダ)とトート・マン・ プラ(タイ風さつまあげ)。日本にいる頃は、タイ料理なんて自分で作ろうとは思いもしなかったけれど、こちらでは何度も挑戦しています。
よく作るのは、生春巻き・グリーンカレー・レッドカレー、そしてパッタイ(タイ風焼きそば)かな。今では我が家には、いろんなタイ料理の調味料が揃いました。
 
左から時計回りに、ココナッツミルク・ナムプラー(魚醤)・甘口チリソース・辛口チリソース・パッタイソース・レッドカレーペースト・グリーンカレーペースト。
どれも、近所のスーパーで購入したものです。あと、タイ料理に欠かせないのはパクチー(香菜、コリアンダー)というハーブ。これも、こちらのスーパーでは cilantroという名前で新鮮なものが束で安く売られています。独特のくせがあって、苦手な人も多いようですが、生春巻きやパッタイにこのハーブが入るだけでぐっとタイ料理らしい味に仕上がります。
あとはもちろん、唐辛子。それと意外だったのは、どの料理にも結構な量の砂糖を使うこと。
例えば、グリーンorレッドカレーも、カレーペーストとココナッツミルクだけでは何か物足りない味なのに、砂糖が入ることで不思議に全体がまとまった味になるんですよねぇ。    

ちなみに、今日の夕食もタイ料理。手羽元のから揚げ(シンプルに塩コショウで下味をつけて揚げて、甘口チリソースで食べると、抜群!)、ソム・タム(青パパ イヤを大根で代用)、ご飯(タイっぽくもち米を炊きました)。わかってもらえるかどうか?ですが、ソム・タムには生の唐辛子がたくさん入っています。この、ちょっと辛すぎるんじゃないのってくらいが、もち米の甘みと良く合うんです。

月曜日, 4月 03, 2006

春ですねぇ

朝 は曇っていましたが、午後からはだんだん晴れて、しかもいい感じの陽気。時計を直し間違えた上に、思ったよりも仕事に時間がかかってしまった。せっかく の週末だけど、お出かけするのはやめて仕事帰りに図書館によってみた。といっても、借りていたCDを返しに行っただけですが。
こちらでは、レンタルビデオやDVDはあるのに、レンタルCDのショップはない・・・。
なんでだろう?
で も、公立の図書館でクラッシク以外でもたいていの音楽CDが借りられます。しかも、オンラインで検索・貸し出し予約や、分館からのお取り寄せまで出来て しまう。しかも、予約していたCDが自分の順番になったらメールで通知をくれます。こ~んなに便利で、しかも無料!あっぱれ、Carnegie Libraryって感じです。
私がよく通っている本館は、Museum of Natural HistoryMuseum of Artに隣接しています。その建物のまわりで、こんなオブジェ(?)達を発見。
なんでも、デザインコンテストで入賞した作品画をもとに作られているそう。それぞれに作品名とデザイナーの名前が表示されていました。どうやら素材は、風船というか丈夫なビニールみたいです。カラフルでかわいかったので、思わず写真に収めてしまいました。

日曜日, 4月 02, 2006

Daylight Saving Time

いわゆる、夏時間というやつです。日本でサマータイムというので、こちらに来てもそう呼ぶのだと思っていた私・・・。当然ながら、全く通じず正しくはDaylight Saving Timeと呼ぶのだと学習しました。
今日(4月第1週目の日曜日)から10月の最終土曜日まで、時計を1時間進めます。私はいつも、時計を直す時に1時間進めるのか、戻すのか???と迷ってしまいます。
案の定、今回も1時間戻すのだと思い込んで、昨晩に時計をセットして寝てしまいました。今朝起きて、1時間進めなければいけなかったことに気がつき、凹みました。
あぁ~、2時間も損した気分です。そこで、気を取り直して作った朝ごはんがこれ。先週末に、激安($8.47!)で手に入れたワッフルベーカーを始めて使ってみました。チョコチップワッフルにして、サワークリムを添えシロップをかけてあります。電熱式で火力が弱いのか、こんがりキツネ色になるまでには、結構時間がかかりましたが、納得の出来。
すっかりご機嫌も直り、さてこれからお仕事です。

土曜日, 4月 01, 2006

初日がApril Fool だなんて・・・

早いもので、2006年ももう4月に入りましたね。4月というのは、何かを始めるにはとても区切りのいい時期のような気もするので、思い切って今日からブログを公開することにしました。
ここ数年、毎年なにか新しい挑戦をすることを目標にしていて、今のところ順調に達成しています。ちなみに、2004年は初めての海外留学、2005年は念願だったバイオリンを習い始め、そして2006年はブログに挑戦というわけです。
毎日の生活で発見したことや思いついたことなどを中心に、マイペースで更新して続けていけたらいいなと思っています。ピッツバーグという町の紹介や、趣味でもある料理に関してが主な内容になるかな・・・。
料理は昔から好きだったのですが、こちらに来てから特に自炊する機会が増えました。こちらは多国籍の人々が住んでいるだ けに、日本では手に入りにくい調味料やスパイス・ハーブなどが簡単に手に入るので、メキシカン・インド・タイ料理など色々と試しています。それについては、 また少しづつ紹介していきたいなと思っています。
とりあえず、初日はこのへんで失礼致します。