水曜日, 7月 16, 2008

シャルトル・ブルー

やはり、パリまで来たのですから、当然こちらの世界遺産巡りもしておかなくては。実は、パリを訪れるのは2回目。前回の訪問はちょうど4年前、その際にパリ市内の世界遺産と、モン・サン・ミシェルに行きました。なので、今回はパリ近郊の街の世界遺産がお目当て。
ラデュレでまったりした後は、パリのモンパルナスの駅から、1時間ほど列車に乗って、シャルトルへと向かいました。シャルトルは小さな街ですが、その中央部にある”ノートルダム大聖堂”が、世界遺産に登録されています。建築された時代が異なるため、左右の塔が非対称なのが大きな特徴。列車が街に近づくと、車窓からもこの塔が見えました。近くから見上げた大聖堂は、一部補修中で、きちんと外観を拝めなくて残念。
でも、この大聖堂は”シャルトル・ブルー”と呼ばれる、美しいステンドグラスが有名なので、気を取り直してさっそく中へ。ガイドブックに、午後の方がステンドグラスに日が射すので、オススメと書かれていたのですが、生憎の曇り空。それでも、青みがかったステンドグラスはため息もの。眺めていると、心が洗われるというか、神聖な気持ちになります。
しばし心を癒した後は、塔の上に登ってみました 。お金を払って、小さなドアをくぐり、細くて薄暗い階段をひたすら上がります。機内泊で疲れた体には、ちょっとツライ。それでも、どんどん空が近くなってくる感覚が楽しくて、頑張りました。 上から見下ろすシャルトルの街は、素朴でかわいらしい。日本とは明らかに違う街並みに、フランスに来たんだ~、という感慨も深まります。 階段を昇って汗ばんだ頬を撫でる風が、心地よかったです。あの熱かった日本が信じられないくらい、こちらの夏は涼しい!!! 緯度的には、ピッツバーグと変わらないと思っていたのですが、あちらよりも断然涼しいです。
階段の降りはあっという間でしたが、地上に着くと、ひざが笑っていて、苦笑い・・・。体力勝負の旅行をするのも、年齢的に限界か???
せっかくなので、大聖堂の裏に回って、後姿も見てきました。手入れがされて、花も咲いている中庭があり、後ろから見る大聖堂は、ちょっとお城みたいでした。















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