かつては、男子禁制で、庶民は入口の御門口(うじょーぐち)を越えて進入することは許されなかったそうです。例外的に国王であっても、先に入るには袂の合わせを女装に改める必要があったというとても神聖な場所です。
世界遺産に登録され、いまでは観光地化しているこの様子、昔の人はきっと想像も出来なかったことでしょう。右の写真の三角岩の向こうに、少し開けた場所があって、そこが三庫理(さんぐーい)と呼ばれる拝所です。
観光客が数人いて観光地丸出しの雰囲気で、とても崇高な聖地じゃないわぁ、と思っていましたが、三角岩をくぐるあたりからちょっとしんみり。岩をくぐり抜けた瞬間、視界が開けた効果なのか、なんだか世界が変わった感じ。
う~ん、神秘的。心洗われた気分で、初日を終えました。
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