三日目にして、ついに晴れました!
このチャンスを逃すまじ、と今日のプランは風景を楽しむプランにしてみました。
まずは朝一番に残波岬へ。断崖絶壁が約2kmも続く、雄大な景観スポットです。寒くはないですが、海岸沿いはかなり風が強かったです。
岬の突端には灯台が立っており、観光用に登れるように整備されています。灯台の上は、さぞ風が強いだろうと予想されましたが、せっかくなので上がって来ました。灯台の中の狭い階段をしんどい思いをして登ったかいがあり、まさに絶景を臨めました。
さて、次に目指すのは世界遺産の一つ、座喜味(ざきみ)城。といっても、そこにあるのはやはり城跡で、青空に映える緑と石垣がとてもきれいでした。今帰仁に続き、二つ目の城跡ですが、石垣の様子やアーチ状の石門などの作りはそっくり。
こちらは、城跡全体を囲むように公園として整備されており、とても手入れが行き届いていました。城跡自体はやはり高台にあるので、登るのは少し体力が要りますけどね・・・。やっぱり、お天気の良い日にこういう場所に来ると、とても気持ちがいいですね。
少し汗をかいた後で、同じ読谷村にあり、ちょうど行ってみたかったやちむん(沖縄で焼きもののことを指す)の里のへ向かいました。
やちむんの里は、やちむん(焼物)の工房が集まってひとつの集落のようになっています。共同で伝統的な登り窯を使い、各工房が個性的な作品を生み出しています。ここにある写真の登り窯は沖縄県内で最大級らしいです。薪を燃やし黒煙があがるため、市街地での登り窯を使ってのやちむん製作が難しくなったため、今から30数年前に各地の陶工が読谷に移り住んできたのがこの里の始まりだそうです。
登り窯の火入れは、数か月に一度。一旦火を入れると、交代で番をして、3日間は火を絶やさないのだとか。そうやって焼かれた陶器は、沖縄独特の色遣いがかわいらしく、ずっしりと大地の重みが感じられます。年末のため、お休みのところもありましたが、一通り見学して、一番気に入ったお店で何点か購入しました。また後日お見せしますね。
やちむんの里の駐車場では、早くも寒緋桜が花を付けていました。日当たりのよい場所だったのでしょうが、嬉しい発見でした。
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