コストコで仕入れた牛肉の塊り。もちろん、アメリカ産なのですが、800g超で2000円強という格安さ。狂牛病騒ぎも今では下火になりましたが、今でも気にしておられる方々は、アメリカ産の肉は食べないのでしょうか?アメリカ暮らしの頃は、地元の人々がそんなのどこ吹く風ってな状況だったので、私は米国牛を食べることにまったく抵抗ありません。
こういう赤身の多いお肉だからこそおいしいって料理もあるわけで・・・。実際、スーパーでこんな大きな塊りってなかなか手に入らないので、めったに料理することもないのですが。ちょうどテリーヌを作った後に、友達とパーティ料理の話をしていて、こんなお肉でロースト・ビーフなんて豪華だなぁ、と思ったのであります。かといって、これまで作ったことがあるのかと言われれば、記憶にない・・・。確かピッツバーグ時代に、お手頃価格に喜び勇んで、一羽丸々使ったロースト・チキンは作った覚えが・・・、という程度。早速、いつものごとくネットでレシピを検索。簡単に作れる方法をちょっと拝借いたしました。
まず、肉には塩コショウをもみこんで、室温に戻しておきます。冷えていると火の通りがムラになって、生焼けになってしまうそう。強火で熱したフライパンで、お肉の表面にまんべんなくこんがり焼き目を付けます。そレと並行して、お鍋にたっぷりのお湯とくず野菜(白菜、人参、玉ねぎ、セロリやニラ、ネギなど)とハーブ(ローリエとテリーヌで残った冷凍したタイム)を加えて煮立ておいて、沸騰したところでお肉を投入。再沸騰してから2-3分煮て、仕上げに塩を加え、煮汁に付けたまま冷ます、という一段落で書き終わってしまう簡単レシピ。オリジナルとして、煮汁に100ccくらいの白ワインを加えたので、煮立てている間もとてもいい香り。
昨日の夜に仕込んで、冷蔵庫で寝かせておき、今日切ってみました。大変上手に出来ました。仕事が終わるのが遅かったので、あまり手をかける気力がなく、ポン酢+柚子こしょうと、サワークリーム(クリームチーズでも)に小口ネギとワサビを加えただけの簡単ソースで頂きました。ポン酢の方が飽きが来なくておいしいかも。でも、そこそこ塩味が効いていたので、ソースなしでも充分美味しかったです。これは、久々にかなりヒットな出来栄え。おもてなし料理のレパートリーに是非!
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