木曜日, 3月 18, 2010

波照間島

人生を見つめ直す旅をしたい、という友人の要望に付き合い、八重山諸島に行ってきました。現地集合、現地解散の突撃ツアーです。確かに、暖かいところでないと前向きで明るい気分にはなれない、というのには同感。
ぼーっと眺める海が、灰色の日本海じゃあ、見つめ直すどころか、そのまま飛び込んで終わらせたくなってしまうかも。 
空路で石垣島へ、そこからフェリーで2時間どんぶらこ。人が住む、日本最南端の島にやって来ました。南十字星とヤギがトレードマークの”ハテルマジマ”です。北半球ながら、石垣島以南の島では、12月から6月という限られた期間に、地元では“はいむるぶし”と呼ばれる、南十字星を見ることができます。中でも、最南端で高い山の無い波照間島は観測に最適の場所なんだとか。
星を見るのは夜のお楽しみとして、まずは島一番の美しいビーチ、”ニシ浜”に心を洗いにやって来ました(写真上と一番下)。 白い砂浜、青い海、本当にキレイ!。思わずぼーっと見つめてしまいます。そしてふと気付くと、砂浜には打ち寄せられたサンゴや貝殻がいっぱいで、これまた無心で拾い集めてしまう始末・・・。
後ろ髪をひかれながらも“最南端の碑”を明るいうちに見ようと、ニシ浜を後にしました。党内は舗装されていない農道のような道も多くて、地図を見てもよくわからん・・・。とりあえず、最大の観光スポットである最南端の碑(写真2番目)には辿り着くことが出来ましたが、以前に来た友達が迷ってしまった、というのもよくわかりました。
観光シーズンではないので、人も少なくの~んびりした雰囲気。トレードマークのヤギさんにも道端でたくさん出会うことが出来ました。親ヤギは紐でつながれてますが、子ヤギは放し飼い状態。人をみても怯える気配はなく、カメラにポーズまでしてくれちゃったりして。
日暮れ前には、もう一度ニシ浜に舞い戻りました。先客の方々が残したらしい落書きが、いい感じ。とっても良い記念写真になりました。

晩ごはんの後はひと寝入りして、真夜中に起きだして、星空観測。厚い雲で夕焼けは見えなかったのに、雲が晴れてたくさんの星に出会えました。南十字星は水平線に近い非常に低い位置に上るので、少しわかりずらかったのですが、なんとか拝むことが出来て大感動!写真に残せなかったのが残念です。

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