さてさて、 やって来ました台北101。この名前は、101階建てだから付けられたという、安直な謂れが。台湾で縁起が良いとされる、竹の節を8つ分模ったデザインになっています。完成当初は、世界で一番高い建物だったらしいですが、今ではドバイのタワーに抜かされちゃったようですね。
到着してすぐ、見上げたところ、頂上は見えませ~ん。高さのためでなく、お天気が悪くてすっかり雲に覆われてしまっているのです。こりゃ、展望台に上がっても景色は楽しめないかなぁ・・・、と思いつつとにかく中へ。
展望台への入り口は5階。やはり、今は天候が悪く、眺望は望めませんよとの忠告が。
それでも、せっかく来たし・・・、いやいや今なら別の場所も観光できるよ、なんぞと悩んでいたら、通りかかった日本人観光客が「雲はかかっていますが、合間から結構景色は見えました。今からなら、夜景が見れるのでもっと見えやすいかも。」とアドバイスをくれました。それならば、と89階の展望台まで言ってみました。天候が良いと、オープンエアーの88階の展望台も入れるらしいのですが、今日は閉鎖。まぁ、こんな眺めでは→しかたがないでしょう。展望台の入場料には、音声ガイドも含まれていて、携帯のような機会を片手にまずは一周。説明の中の景色は、3割くらいしか見えず・・・。そうこうしている間に、日が沈み、夜景はきれいに眺めることができました。
こんなに高い建物、しかも台湾には台風も地震もやってくるのに、耐震が心配ですよね?実際、建設途中の2002年には大きな地震があり、現場からクレーンが落下して死者も出たようです。
そこで、耐震や風圧から建物を守るのに活躍しているのが、”ダンパー”君↓。
これはキャラクターですが、実際には下の写真のような構造物で、マスダンパーと呼ばれるそう。普通の建物では、目に付く場所には置かれないものですが、ここのダンパーは重さ660トンと世界一なこともあり、ライトアップまでされて、観覧者の目にとまるように設置されています。 あまりに大きすぎて、カメラのには収まりきれません・・・。 説明されないと、これがそんなに大事な働きをしてるなんて、気づきもしなかったぁ。
天候がイマイチだったのに、意外にに満足させて頂きました。音声ガイドで時間を潰しているうちに、夜景が見れたのが良かったのかな。
1階から5階には、高級ブランドの店舗やレストラン、スーパーまであるので、お買い物も楽しめます。高級ブランドには興味はなく、完全にスルー。ちょっと高級感のあるスーパーで、亜熱帯の台湾ならではの果物を買ってみました。
写真の赤い果物が、蓮霧(レンブwax apple)。見たことも聞いたこともない果物でしたが、ガイドブックによると、台湾ではメジャーな果物だとか。洗って皮ごと食べられますが、味はりんごと梨の中間、シャリシャリとしたなんとも言えない食感が癖になる感じです。ほんのすこ~し、アクがある感じの苦味を感じましたが。黒い方は、パッションフルーツ。そして、プラスチックのカップには、パイナップルやグアバなどのカットフルーツが。
特にレンブとグアバが初体験でとっても新鮮な味でした。
帰り道、見上げた台北101は雲も晴れ、ライトアップされてとってもキレイでした!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿