土曜日, 1月 31, 2009

デビッド・セニア

今年初めての、お外でディナー。いつもの仲良し女の子3人でのお出かけです。新年ってわけでもないですが、3人揃うのは歳が明けて初めてです。今回は、私がお店を選びました。前からずっと行ってみたかったフレンチレストラン”デビッド・セニア”へ。日曜が休みなことと、当日予約やウォークインが不可で、必ず予約しなきゃいけないことが煩わしかったんですよねぇ・・・。
レストランの名前は、シェフのフルネーム。デビッド・セニアさんは元は大阪のリッツカールトン、”ラ・ベ”の料理長もされていた、ニース出身の陽気な方です。 レストランの雰囲気はとっても良かったです。予約客しかとらないので、余裕があるせいでしょうけれど、ゆったりしていました。
料理は全体的にフレンチにしては、あっさり目。ポーションも大きくないので、意外と軽~く完食してしまいました。パンのサーブの仕方がかわいい→
少し塩味の利いた、オリーブのパンで、こうやって吊るしたままちぎって食べます。
お料理はコースで、アミューズ、前菜、スープ、魚料理、肉料理と続き、デザートのあとにプチフールと飲み物で締めくくり。ちょっと、盛りあがって騒ぎすぎたかな・・・、と思いましたがそれも許されそうなくらい、シェフもノリがよかったです。




金曜日, 1月 30, 2009

妖精

今年も、自分チョコを買うために”サロン・ド・ショコラ”が開催されている、京都伊勢丹へ行って来ました。年々、出店する店舗も増えて、来日するショコラティエの方々も豪華な顔触れになってきている気がします。 さんざん迷った末に、やはり目玉商品の伊勢丹オリジナルセレクトのBOXに決めました。いくつも食べたいチョコレートがあったのですが、ダイエットしなきゃなぁという心の葛藤と戦いました。かつ、生モノゆえ、賞味期限があり、あんまり長持ちしないんですよね・・・。
今回は、イタリアのBABBI(ここのウエハースはお高いですが、絶品!!!)が、期間限定でジェラートを販売していたので、ついつい手が出てしまいました。コーンとカップが選べるのですが、テイクアウトで立って食べるため、カップにしました→
見た目が、とってもおしゃれ。
フレーバーは、チョコレートとフィグ(いちじく)で。チョコレートはとっても濃厚、フィグは洋酒の効いた大人の味でした。おいしかったで~す♡
さてさて、今回お買い上げしたものをもう一つ紹介。
左の写真の方は、「コンフィチュールの妖精」と呼ばれるクリスティーヌ・フェルベールさん。
彼女の生まれ故郷はフランス・アルザス地方、この時に少し触れた、ニーデルモルシュヴィルという村に、特産のフルーツを使ったコンフィチュール(ジャム)やチョコレートをつくる工房があります。彼女のコンフィチュールはおいしいですが、日本で買うと2千円弱、とっても高い・・・。パリでお土産用に買った時は、これがまたユーロ高だった頃なので、割高でしたが今なら現地で買えば半額くらいじゃないでしょうか。
この日は、彼女が来場していて、写真撮影と購入したコンフィチュールの瓶とポストカードにサインしてくれました。
←赤字に白のドットがトレードマークのかわいい瓶。今回はバレンタインということで、ジャン・ポール・エヴァンとコラボして作られた、限定品。フランボワーズとチョコレートのスプレッドをお買い上げしました。フェルベールさんがチョコレートも作っているのは、今回初めて知りました。女性らしい、見た目も綺麗なショコラでしたよ。
SADAHARU AOKIさんも来場されていて、お買い上げした方には箱にサインしてました。今回、このショコラティエの直筆サインっていうおまけがよく目につきました。完全に、女性の自分チョコをターゲットにした企画だと思うのですが、結構人だかりができて並んでいたので、だいせいこうて感じですよね。

日曜日, 1月 18, 2009

アマリリス

アマリリスって耳にしたことはあっても、どんな花かはすぐに思い浮かびませんでした。今回は、そのアマリリスを豪勢に使ったアレンジ。切花として店頭に並ぶことが少ないので、見たことがないのも当然だったかもしれません。
主役のアマリリス、白が深紅、そしてこのミックスカラーの3色から選べました。ユリのような、でも球根から咲く様子を想像するとグラジオラスに近いような、そんなイメージの花です。
色あわせがなんだか難しそうだったのですが、黄色と合わせると絶対相性がいいはず、と思ってやさしいイエローのカーネーションを助演候補に選択。実は、このカーネーションも花びらの先端だけが少しオレンジがかったミックスカラーなんですよ。写真では、ちょっと判りづらいですかね。
次に選んだのは、ミックスカラーつながりで黄緑に葉脈の部分だけが深紅のサシが入ったアンスリウム。なんだか、とっても南国チックにな色合いになって来ました。アンスリウムは南国ってイメージが強かったのですが、やはり原産は、コロンビアやグアテマラなどの熱帯アメリカらしいです。そう聞くと、なんだかジャングルに咲いてそうな気がしませんか?
引き締めに、アマリリスともリンクする鮮やかな朱色のラナンキュラスを足しました。とっても鮮やかで、またまた一気に南国モードです。
最近、ラナンキュラスもメジャーになって来て、品種改良も進み、いろんな色が出回るようになって来ましたね。どことなく無機質な花びらの質感と、丸みを帯びた形、薔薇にも負けない多弁で華やかな姿がいいですよね。
でも、今日のメインはアマリリス。やはりどの角度から見ても、そのあでやかな姿が一番目立ってます。

日曜日, 1月 11, 2009

その他もろもろ

午後の観光は、やや駆け足。もう一度、マーケットによってお買い物もしたかったので、イマイチ観光に集中できなかった、というのも事実。
                  
 まずは、プリヤ・カーンという名前の寺院↓↓↓






















 
 
 そして、ニャック・ポアンという、当時の病院替わりの病気治癒のための沐浴場↓↓↓  
 最後は、プレ・ループ。ピラミッド型の寺院に上って、アンコール遺跡にさようなら。 
 オールドマーケットはナイトマーケットと違って、食料品もぎっしり。地元の人でも賑わっていました。


















タ・プロム

やっとやって来ました、タ・プロム。 実は、一番行ってみたかった遺跡です。もちろん、映画”トゥームレーダー”に影響されてのことですけど。 アンコール遺跡群の保存の方法として、数十年前はその時の建築材を使って補強して過去の姿に戻そうとされてきたようで、今でも部分的に、せっかくの遺跡の雰囲気を崩すような、コンクリートで固められた壁が残っていたりしました。でも、今の方策としては、昔の石材を利用して復元したり、今以上に崩壊しないような対策をとったりして保存していこうというプランAと、手を加えずに崩れていく遺跡と周りの自然環境をそのまま残そうというプランBがあるらしい。
ここ、タ・プロムはプランBの典型。12-13世紀から今までの間に、自然の力で育った木々と遺跡が、その木に守られるようにというよりは、明らかに崩されてしまいそうになりなから共存しています。いまさら、この木を排除しようものなら、完全に遺跡が破壊されてしまうのは明らか。
それにしても、よくもまぁ重い石材の隙間から、ここまで成長したものだと感心させられます。現地では、スポーンと呼ばれる木で、苗の頃はこんなに小さいのに↓、長い年月をかければこれほどまでに大きく育つものなのですね。
遺跡自体は、想像していたより大きく、迷路のように入り組んでいて驚きました。建築物自体は、その多くが崩れかけているので、内部に入ることはできません。木と一体となった、この神秘的な姿も、いずれは大きく育ち過ぎてしまって、やがては遺跡ごと無くなってしまうのでしょうね。いつまでこの風景が見られるのかは、微妙です。興味のある方はお急ぎください〈笑)。
ガイドさんは、映画撮影の際にアンジェリーナ・ジョリーに会ったそうです。その建物の出口(右上の二つ並んだ写真の右側、大きな木の左下に写っているのがその出口)からアンジェリーナが出てくるシーンがあるんだ、とか教えてくれて、なりきりポーズでちゃっかり写真撮影をしましたよ。
またまた、大盛り上がりの撮影大会になってしまいました。

伏兵

行くまでは、名前も知らなかったのに、意外にも気に入ってしまった所。それが、”バンテアイ・サムレ”でした。サムレ族の砦、という意味のこの遺跡、森というかジャングルの中にあるのがまた神秘的な感じ。 ちょうど雲が晴れて、青空が顔を出し始めたタイミングだったのも良かったのかもしれません。緻密な彫刻が彫られ、建物の外観も一見すると、ヨーロッパチックで、今までの遺跡とはちょっと違った印象です。
写真からも、その雰囲気が伝わるでしょうか?
今は乾季なので、干上がっていますが、雨季に来ると回廊になっているテラスのところまで水が張って、水上に浮かんでいるような姿になり、またその姿も美しいそうです。
どの角度から写真を撮っても風情があって、ついついたくさんシャッターを押してしまいました。ブーゲンビリアが咲いている風景なんかも、とっても素敵で絵になっているでしょ?
つい先ほど見た、バンテアイ・スレイの遺跡がバラ色っぽかったせいなのか、こちらの遺跡は対照的に、緑がかったというか青銅色のような色調に感じられました。その感じと、観光客が少なく人気が無い静けさとで、本当に悠久の美という言葉がぴったり。
恐るべし、アンコール遺跡群。
やっぱり、もう一度雨季の時に来てみたいなぁ、と思ってしまいました。
一度着たら十分と思う観光客の方が多いのかもしれないですけどね・・・。


ツアーには、現地住民のお宅訪問というプランも含まれていて、遺跡からの帰り道。少し見栄えの良い民家にお邪魔しました。
ここの家には、日本人ボランティアが掘った井戸があり、高床式の家もまだ新しそう。多分、平均よりはまだ裕福な家庭なのでしょう。
近所の子供たちも集まって来て、なんだか賑やかなことになりました。ちょっとビクビクしながら、はしごを上って家の中まで拝見してきました。台風も地震も無い国だから、このつくりで大丈夫らしいですが、なんだか頼り無い感じ。
子供たちは、最初は遠巻きに見ていたものの、キャンディなんかをあげると無邪気に寄って来て、写真も撮らせてくれました。キャンディをあげたりする事が、本当に彼らのためになるのかは???ですが、喜ぶ彼らの笑顔はかわいいです。
アフリカでも聞いた、”観光旅行で訪れることが、先進国に住む一般人に出来る、一番の経済支援なんだ”という言葉を思い出しました。観光客が現地にお金を落とし、また現地の人は自分たちとは違う豊かな生活があることを知り、それがもっといい生活がしたいという向上心に繋がるのでしょうか・・・。この子達が、キャンディが食べたい一心で、学校に行って勉強して、偉くなろうと思ってくれれば、少しは貢献したことになるのかな・・・。

東洋のモナリザ

さてさて、最終日はここぞとばかりに有名どころからちょっとマイナーな穴場の遺跡まで、時間の許す限り詰め込まれた感の否めない予定の組まれ方。 まずは、アンコールワットからは少し離れたバンテアイ・スレイへ。ここまでは車で30分くらいのドライブ。
車窓から見る、一般の人々が住んでいる家並みや町の風景が、やはり観光客の多い中心地とは別世界。いかにも寄せ集めの材料で作られた高床式の家が並び、バラックにしか見えない屋台で野菜や果物、生活用品が売られています。草地では牛やヤギの世話をしたり、池で魚を採ったり、子供たちが生活のために働いていました。観光地で物売りをして、少しでも近代的な生活に触れられる子供たちはまだ恵まれているほうなんだと実感。そうこうしているうちに、遺跡に到着。
バンテアイ=砦、スレイ=女性という意味らしく、そのまま訳せば”女の砦”。この遺跡の規模は大きくありませんが、とても有名です。というのも、他の遺跡と違って鮮やかな紅色砂岩で作られており、その色が大変美しいのです。
さらに、彫刻の美しさはアンコール遺跡群の中でも際立っていて、特に優美といわれています。中でも中央神殿の側面 に彫られたデヴァダー(女神)像は「東洋のモナリサ」と評されるほどのもの。フランスの作家、アンドレ・マルローがその美しさに魅了され、盗掘して持ち出そうとして逮捕されてしまったというエピソードにもうなづけます。
なんと彼は、後にその時の体験を小説にしているそう。”王道”というタイトルらしいのですが、機会があればよんでみようっと。
デバァダー像は何体か彫られており、どの像を持ち出そうとしたのかは諸説あるようです。案内してくれたガイドさんは、地球の歩き方に載っている写真は間違っているよ、といってましたが。
キレイに残っている2体の像のうち、私はこちらが美人だと思ったんですけど・・・。
←ではこれが正しいのか?、自信ないです。

早起き

弾丸アンコール遺跡ツアー、あっという間に最終日。今朝は5時起きで、アンコールワットからの朝日を拝みに出向きます。昨日の夕陽がイマイチだったので、朝日に期待したいところですが、天気予報ではやはりダメっぽい。
遺跡に付いた時は、まだ真っ暗で、お月様もみえるくらい。日が照っていないと、じっとしていると辛いほど冷え込んできます。初日にナイトマーケットで買った、巻物が大活躍でした。上着を着こんで、ぐるぐる巻きになって朝日を待ちます。人気がないと、ナーダ(蛇)の石造なんかが迫ってくる感じがして、かなり不気味なんだろうな。周りは観光客だらけなんで暗くてもざわざわと賑やかでしたけど。
真っ暗だった空が、じわじわと白んできて、群青色に変わっていきます。ところどころ、紫だったりピンクだったりオレンジだったりするのですが、燃えるような朝焼けとは程遠く・・・。
明けきってしまったあとは、むしろ空は真っ白で。お決まりの写真を撮って、早々に退散。さぁ、ホテルで暖かい朝食だぁ!
池にピンクの蓮の花がたくさん咲いていて、それが見られただけでも、朝に来た会はあったかもしれません。夕陽はともかく、この写真の背景が燃えるような朝日、っていうのは見てみたいなぁ。今回は、短時間の滞在なので遺跡も本当に有名どころの、ほんの一部分しか見てないので、もう一度ゆっくり来てみたい、という気持ちになりました。これから、よくも悪くもどんどん変わっていくだろうし、それを確かめに来るのも楽しそうです。

土曜日, 1月 10, 2009

エレファント・ライド

アンコールワットを後にして、高台から夕陽を見るためにプノンバケンの丘へ。ここ数日は、きれいな夕陽が拝めていないらしい。今日もどうやら、怪しい雲行き。
とにかく、坂道を上ったところにある、寺院の遺跡へ向かいます。坂道の登り口には、象乗り場が!!! 同行者ともども、乗りた~いと鼻息が荒くなっちゃいましたが、残念ながら予約でいっぱいで、残念です・・・。下りの便にはまだ空きがあるってことで、そちらを予約して、上りは徒歩で15分くらい頑張りました。
寺院に着くと、すでに人だかりが。これまた、超急峻な階段を上ると、寺院のテラスからなかなかの景色が楽しめます。遠くにはアンコールトムの尖塔も見え、はるか先には数々の遺跡に使われた石材を切り出した山も見えます。でも、なんだか霞んでみえるような・・・。この時点で、夕陽<象の気持ち↑
後は、夕陽を待つばかり・・・・、なのですが、やはりあんまりきれいには見えませんでした。写真よりは、実物の方がまだきれいだったんですけどねぇ。アンコールワットの見える方向や何かとかぶって見える景色ではなかったんで、夕陽だけだったらどこでも見られるさって気分になっちゃいました。
だったら、ってことで早々に遺跡から降りて、待望の象乗り場へ!!!
あんまり乗り午後地の良いもんではないですが、とっても楽しかったです。
その後は、夕食へ。今日は、アプサラダンスを鑑賞しながらのバフェスタイルのお食事です。踊り子のお姉さんたち、とってもきれいでした。