いやぁ、涼しくなったを通り越して寒いくらいです。せっかく東京に来たのになぁ…。向かう新幹線の中、回復するどころか下降気味の天気に、雨なら雨で、インドアで楽しもうといろいろと画策しました。そして目星を付けたのが、プラネタリウム。お台場の日本未来科学館や、池袋の満天あたりが有名らしいのですが、気になったのは、葛飾区郷土と天文の博物館。知る人ぞ知る、オリジナルのプログラムの制作をしているところらしい。お花茶屋という、変わった名前の駅から歩くこと数分で、公民館みたいな建物ですが立派なドームのある場所に辿り着きました。大きな振り子があったり、宇宙をモチーフにしたステンドガラスが飾られていて天文っぽさを推し出す半面、昭和30年代の家屋を再現したコーナーなどもあり、やはりその名前通りのもののようです。 この秋のプログラムは、”ハッブル宇宙望遠鏡の世界”。20年前に打ち上げられた、巨大な望遠鏡が教えてくれた宇宙の神秘がテーマの壮大な番組です。地上と違い、大気が邪魔しないので、高精度の観測が可能なため、これまでにいろんな宇宙の不思議を解明してきたそうです。かの、ダークマター(宇宙の黒い部分は無ではなく、物質がある)の存在わかったのも、ハッブル望遠鏡の成果なんだって!
予告映像でも、迫力は伝わるかと思いますが、プラネタリウムが始まると泣き出す子供が続出でした。星雲や銀河に包まれるような感覚が最高に気持ちよかったんだけど、おチビさん達にはわからないらしい。
そんなハッブル望遠鏡のお仕事も、2013年で終わりを迎えるらしい。同年には、更に最新の技術のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が打ち上げ予定だそうです。
いやぁ、宇宙の世界もすごいけど、それを探究しようとするヒトもあっぱれですね。やっぱり、人間って欲望が原動力で生きてるんだと思います。とはいえ、煩悩丸出しの私は、知りたい、見たい、行きたいという高等な欲求の前に、食べたい、欲しい、眠たいなんて思いが先に出てくるのですけれども。
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