土曜日, 8月 30, 2008

8月も終わり

今週に入って、 あれっちょっと涼しくなった? なんてことが何日か続きましたね。早いもので、もう8月も終わりだし、秋の足音が・・・って感じですね。今日も、曇り空のせいか、過ごしやすい日和です。見上げると、まさに『天高く・・・』とつぶやきたくなるような空。そびえ立っているのは、マンションの工事現場のクレーンです。うす雲がかかった青い空と、クレーンの赤白の彩がきれいで、思わず写真を撮ったのですが、あんまりわからないですね。
去年も9月はまだまだ暑かったので、また残暑がぶり返すのでしょうが、実家の畑はもう夏の盛りを過ぎました。たくさん採れたナスやトマト、きゅうりはもうお仕舞い。今はこれといった目玉となるの収穫もなく・・・。
あぁそうそう、残念なことに南アフリカ土産のプロテアは、結局育たずにダメになってしまいました。やっぱり気候が違いすぎるのでしょうか。
今見ごろといえば、頭を垂れ始めた稲穂と、日々実を大きく育てつつある柿たちでしょうか。
近所の畑には、青々と立派な毬栗が鈴なりに実リ始めていました。それを眺めながら、今年の秋は味覚狩りにもでかけたいなぁ~、なんて思ったりして。

日曜日, 8月 24, 2008

咳のせいで

パリ旅行から帰って来て、しばらくは体調もよくご機嫌さんだったのですが。ほんの一日、ちょっと熱っぽいかな、喉痛いな位で済むはずだった風邪が、思いのほか長引いてしまった。ここ数年、熱発するとその後に、まるで喘息のようなひどい咳が続くことが何度かあったのだけれど、久しぶりにやられた。今回も熱っぽいなと感じてから、一週間後から何をやっても治まらない咳に悩まされました。咳ですっかり喉をやられて、何をしゃべってるんだか聞き取れない超ハスキーボイスになってしまうし、ご飯を食べても咳き込んで吐くし、夜に床についても咳で眠れず・・・という始末。
しんどいのは咳だけで、熱もないし体は元気なのだけれど、いざ咳が止まらなくなると何度もこのまま死ぬかも、と思ってしまった。そんな状態が3週間近くも続き、やっと終焉を迎えました。まだ、朝方や風呂上りにコンコンと咳が出ますが、咳出るから何にもしたくない~、という精神的絶不調 な状態からは復活。
軽快な気持ちで、今月のフラワーアレンジメントに参加してきました。今回のテーマはアンスリュームを使ったアレンジ。ピンクッション、ガーベラ、ケイトウにカーネーションと、主役級の花々を使ったので、またまたメインのアンスリュームが霞んでしまいました。主張の激しいピンクッションを使ったわりに、なんだかふんわりとした雰囲気に仕上がりました。まぁ、病み上がりの私を癒してくれるやさしい出来栄え、ということにしておきましょうか。

日曜日, 8月 03, 2008

upper duck!?

世界遺産巡りも、近郊で残るところはわずかとなって来ました。夏も真っ盛りの今日は、京都の上賀茂神社に参拝。 遷都によって平安京が生まれた頃から、太古別雷神(わけいかづちのかみ)(わけいかづちのかみ)という神様が奉られている、由緒正しい神社です。京都三大祭の一つである、”葵祭”の行列の最終到着地でもあります。皇室との縁も深く、かの和宮が江戸へ輿入れする前に、この神社に参拝したという記録も残っています。
一の鳥居をくぐると、青々とした芝生が広がっています。ちょうどこの日は、旧暦に合わせて”七夕まつり”が行われており、境内は地元の学生や子供たちで賑わっていました。良いお天気でしたが、あまり風もないので、炎天下に立っているのは、本当にご苦労様です、という感じです。浴衣を着た女子大生が、琴を演奏していたりして、なんとも雅び。ただ、曲目はトトロでしたけど・・・。
二の鳥居をくぐると、その先は人も少なくひっそりとした雰囲気。下の写真の、ちょうど鳥居の間に見えるのは、細殿と呼ばれる建物。その前には、立砂という一対の円錐状の盛り土がしてある。何でも、その昔に太古別雷神(わけいかづちのかみ)が光臨したという神山の形を模って作られてあり、神が降りる憑代(よりしろ)だなのだそう。店先などに置かれている、災難除け浄めの「盛り塩」の起源はこれだとも言われています。
さらに奥に進むと、派手な朱塗りの楼門と玉橋が見えます。残念ながら、この端は立ち入り禁止。楼門の中には入ることが出来て、そこに本殿があります。ラッキーなことに、特別拝観の期間であり、普段は立ち入ることの出来ない、この本殿の間近まで行くことができました。ここは神域になるので、まずは神職の方からお清めを受けてから、中に通されます。残念ながら、撮影禁止だったので写真でお見せで来ませんが、神社の起源や建築法などについても説明していただけました。
御神体のある本殿は、流れ造りという、後ろよりも正面の方が長く延びた曲線の美しい屋根が特徴です。本殿の横には、全く同じつくりの権殿という建物があります。もし、本殿で神事が行えない場合でも、御神体をこちらに移して、滞りなく神事が執り行えるようにという配慮の元につくられたそうで、このように中まで全く同じ造りの建物が並んでいるのは、上賀茂神社だけだそうです。
本殿・権殿の入り口には、それぞれ右側に金獅子、左側に銀狛(犬)と、これもまた全く同じ狛犬がいる。さらに、扉にもその金獅子、銀狛の絵が描かれている。神職さんが神様をお守りせずに、夜な夜な遊びに出ていた狛犬を絵に描いて封じ込めたというお話をしてくれました。
最後に、帰りのバスで一緒だった学生らしきアメリカ人の3人連れ。地図を見ながらなにやら会話していた彼ら、聞くともなしに聞こえてしまった衝撃の一言。・・・・upper duck here, there is lower duck in south. ここは上賀茂で、南の方に下鴨があんねん、ってノリなんでしょうが、英語に直訳すると笑えますね。