土曜日, 5月 15, 2010

能登へ

昨日はまた、やたらに冷える寒い夜でしたが、サンダーバードに飛び乗って金沢までやって来ました。とりあえずビジネスホテルに一泊し、今朝はレンタカーで能登半島に向かいます。
まずは千里浜を目的地に出発。ここには、自家用車で砂浜を走行できるなぎさドライブウェイがあります。砂が細かいので、隙間なく踏み固まって、自重で車が沈まないのだとか。砂浜に道路があるのは珍しく、日本ではここだけ。あとはフロリダとニュージーランドと世界でも3ヵ所しかないんですって。朝だからか、車の通行は少なく、恒例?の運転しながら写真撮影。当然。センターラインはなく、波打ち際など好きなところを走っていいみたいですが、スタックすると怖いので轍のあとに沿って進みます。意外と、運転した感じは普通・・・。もっと、ふかふかしてるかと思ったのに。


今日は快晴で、少し肌寒いですが海風が気持ちいい!私の中の日本海のイメージを覆すような、青い空と碧い海です。そんな浜辺を乗馬しているグループに遭遇。なんて羨ましい。あ~あ、しばらく馬にも乗ってないなぁ。車を降りてしばし散策。波打ち際にはカシパンやブンブク、巻貝なんかがちらほら見られ、名前も知らない子貝もたくさん!八重山離島以来すっかりビーチコーミング(海辺の漂着物などを拾い集める趣味のこと)にはまってしまった私は、思わず本気で拾いモードに入りそうになりました。まだ旅は始まったばかり、なので、何とか踏みとどまり、次の目的地の巌門へ。
巌門は、能登を代表する景勝地。日本海の荒波が数千年かけて作りだした、奇岩が立ち並んでいます。これぞ日本海といった、波の力強さと自然の厳しさを象徴する風景のはずなのですが、この日は本当に海の青さが目に染みるほど綺麗で、ここは南国か?!と錯覚してしまうほど。
30分ほどかけて見どころを廻ってくれる、遊覧船も出ていて、せっかくなので乗りこんでみました。一番の見どころは、巌門の名前が示すように、門の形に大きくくり抜かれた、幅6m、高さ15m、奥行き60mの大きな洞門。小舟であれば、中を通って反対側に出られるらしいですが、遊覧船は傍までよって撮影タイムを楽しんだ後は、Uターンしてしまいます。それにしても、ここ海のエメラルドブルーは、すごく綺麗でしたよ。写真では伝わりきらないのが、残念です。遊覧船乗り場もでは、急な坂道を下らなければいけない(つまり帰りは上り坂で、大変しんどい)のですが、向かう道中や乗り場付近も、とても綺麗な景色なので、能登にお出かけの際は是非立ち寄ってみて下さいな。
それにしても、こんな有名観光地でも人はまばら。観光船も5人しか乗っていなくて、貸切のようでした。シーズンオフなのかしら・・・。
さて、次の行先は増穂浦。日本3大子貝の浜と言われているそうで、春先にはサクラガイがたくさん打ち上げられるんだとか。今回の旅の目的の一つ、ビーチコーミングをすべく向かいました。

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