京都府立植物園は北山、市内の北部にあるので、ちょっと肌寒かったですが、日差しはとても強くて目が痛いほど。
花では、花壇のチューリップは終わりに近づいていましたが、色鮮やかなアネモネやポピーが満開でした。大輪の牡丹も花を咲かせ始めていましたよ。白や紅色、ピンクなどしか知らなかったのですが、黄色の牡丹があって驚き。他の色と比べると、少し花が小ぶりでパッと見たところは、バラのようでした。
そう、珍しい花といえば。
もう一か所、写真家さん達がこぞって集まっていたのは、温室内の”ヒスイカズラ”。見たこともないような鮮やかなブルーの花を咲かせていました。マメ科の植物でフィリピン原産、野生では限られた地域にしか生息しない、こちらも珍しい品種です。
こちらの温室は結構広くて、なかなか見ごたえがありました。
南国カラーのフクシアやベゴニアも綺麗でしたが、花より団子な、私が気になったのはバナナ、レンブ、カカオやパパイアやなどのフルーツ。特にレンブは鈴なりで、誰にも食べてもらえずこのまま朽ち果てるのはとってもかわいそう。カカオが、幹から直接に実を付けている姿はちょっと意外でした。チョコレートの本で知りましたが、カカオもチョコレートになるのは種の部分で、そのままでは食べられませんが、実は果肉は美味らしいし・・・。植物園で働く人々は、食べちゃったりすること、出来るのでしょうかね。
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