
この色彩のせいか、なんだか秋の花というイメージがあったのですが、ちょうど今頃の初夏の花だったようです。朝顔のように蔓性の植物なので、鉢植えでよく見かけるものの、切り花では珍しいかな。でも、和名では“てっせん”と呼ばれてこの時期の茶会のお花としては欠かせないそうです。いかんせん、GIENのイメージが強かったのですが、むしろ和花として浸透しているんですね。
結局、和花で統一して、白い菊と前回よりは小ぶりの芍薬に決定。写真では見えませんが、フラワーベースが卵型の植木鉢で、本体と深めの受け皿を別々に使って、大小二つのアレンジを作成。
大きい方の正面に見えているクレマチスは、花びらが丸まっていますが、実はこの状態から開いて咲くそうです。最初は、しぼんでしまっているのかと思ってしまいましたが・・・。下の写真は、ラッピングされたアレンジと、先生が作った見本です。今日は、参加者一人というわけで、恒例の紅茶もかなりリッチにヴィンテージもののダージリンを飲ませて頂きました。オークションでかなりの高値がつくという品を2種類選んで、アイスティーで頂きました。いつもはコーヒー派の私ですが、紅茶の奥の深さに感激。