日曜日, 6月 28, 2009

クレマチス

今日は、フラワーアレンジの日でした。今回のテーマはクレマチス。個人的に、クレマチスといえば大好きな"GIEN"のデザインが思い浮かびます→
この色彩のせいか、なんだか秋の花というイメージがあったのですが、ちょうど今頃の初夏の花だったようです。朝顔のように蔓性の植物なので、鉢植えでよく見かけるものの、切り花では珍しいかな。でも、和名では“てっせん”と呼ばれてこの時期の茶会のお花としては欠かせないそうです。いかんせん、GIENのイメージが強かったのですが、むしろ和花として浸透しているんですね。
クレマチスは濃紫色、梅雨のじめじめ感を払拭するようなさわやかなアレンジにしたかったのですが、目についたのはこの時期らしいアジサイ。薄い黄緑からブルーへの変色がとてもきれいで、真っ先に選んでしまいました。その先は、なんだか出来上がりが想像できず、どんな色合いでそんな花を選ぶか、非常に悩みました・・・。今回は、何とレッスンの参加者が私一人で、先生とマンツーマンだったこともあり、かなり時間をかけさせてもらえました。
結局、和花で統一して、白い菊と前回よりは小ぶりの芍薬に決定。写真では見えませんが、フラワーベースが卵型の植木鉢で、本体と深めの受け皿を別々に使って、大小二つのアレンジを作成。
大きい方の正面に見えているクレマチスは、花びらが丸まっていますが、実はこの状態から開いて咲くそうです。最初は、しぼんでしまっているのかと思ってしまいましたが・・・。下の写真は、ラッピングされたアレンジと、先生が作った見本です。今日は、参加者一人というわけで、恒例の紅茶もかなりリッチにヴィンテージもののダージリンを飲ませて頂きました。オークションでかなりの高値がつくという品を2種類選んで、アイスティーで頂きました。いつもはコーヒー派の私ですが、紅茶の奥の深さに感激。

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