今日のフラワーアレンジメント、お題は”ジンジャーを使ったフレッシュアレンジメント”。ショウガ科のクルクマ、という名前もかわいいお花を使ったアレンジです。
日本では、主に観賞用として育てられている花ですが、原産国のタイでは根をウコンやショウガのようにスパイスとして使うようです。熱帯の花なので、寒さには弱いそう。夏のアレンジにはもってこいのお花ですね。
今日は、ピンク、白、黄緑の三種類のクルクマが入荷していました。見るのも、アレンジで使うのも初めてなお花なので、思い切って3種類とも選んでみました。白とピンクは可憐な大きさですが、黄緑だけは大ぶり。ショッキングピンクに合わせて、紫を差し色にしてみました。フリル調のトルコキキョウと、縁取りだけが紫のアジサイを。クルクマとおそろいのピンクはモカラ、控えめながら黄緑と緑のスプレーバラも入っています。
ピンクがちょっと毒々しい、ムカデ調の実ものは山ゴボウ。この子がいい味を出してくれました。山ゴボウは、アレンジに使えるのは今だけらしいです。もう少し経つと、緑の実が熟して黒くなって、果汁で汚れるのでアレンジに使うのは不向きなのだとか。私はあまり見かけたことがないのですが、山ゴボウは庭先によく植えられているものらしいです。クルクマも今の時期に限定で出荷される花、この時期にしか出会えない花の共演です。今回のアジサイは国産のもの、というわけで、これも今しかない花ってことですね。国産の花を使いつつ、熱帯っぽい雰囲気の仕上がり、でも何気に涼しげな・・・。我ながら、この季節にピッタリなアレンジになりました。
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