広島市内を後にして、あとのスケジュールはツアーバスに丸投げして、連れて行かれるままに寄り道して大阪方面へ向かいます。
まず、連れて行ってもらったのは尾道の千光寺。断崖絶壁に建つ、朱塗り唐づくりの鐘楼が有名なお寺です。一時間ほどの散策時間があったので、お寺の中にある石鎚山と呼ばれる岩山へ登ってみました。鎖が取り付けられていて、アスレチック気分で登れます。登りきった先から見る景色は絶景↑。
瀬戸内海が見渡せ、しまなみ海道の尾道大橋が臨めます。
話に聞いていたものの、尾道は坂の街。見下ろすと傾斜に沿って眼下に尾道の街並みが広がっています。千光寺の周辺は公園として整備されていて、展望台があったり、美術館があったり、散策路もきれいに整備されています。「日本さくら名所100選」にも選ばれ、春は桜の名所として賑わうのだとか。
尾道のほんの一部だけを齧ったところで、バスは次の目的地に向かいます。しまなみ海道や、今ちょうど芸術祭が開かれて話題の瀬戸内の島々には、興味深々。いずれ、ゆっくり旅が出来たらと思いながら後にしました。
さて、向かった先は福山市の鞆の浦。日本で初めて国立公園に制定された、風光明美な港町です。お天気も良く、海と島々の風景がとてもきれいな所でした。
古い町並みが残っていて、いろは丸事件、の舞台だったとか、かの坂本竜馬ゆかりの地としても、脚光を浴びているようです。
←町のシンボルの常夜燈。
写真では大きさはわかりにくいでしょうが、かなり大きなものです。この辺りの街並みがとても雰囲気が良くて、写真をたくさん撮ったのですが、観光客が多くてあまりいい出来ではありませんでした。
それにしても、照りつける太陽で暑くて暑くて、もうバテバテ。涼しいバスに戻った後は、帰りの道のりのほとんどを寝て過ごしました。
こんなに盛りだくさんでなくても、花火だけで充分満足したのに~、というツアーでした。もちろん、高速道路の渋滞にひっかかってしまいましたが、思ったよりも快適な旅でしたよ。
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