火曜日, 8月 31, 2010

がっこ

B級ではなかったので先日は紹介しなかったのですが、花火大会の後に秋田市内に戻ってから、一軒の居酒屋に立ち寄りました。秋田の郷土料理をいろいろと揃えているお店で、ホテルに近いということで入ったのですが、大正解。
あまりお腹は空いていなかったのですが、この季節が旬のじゅんさいの酢の物や、名産のハタハタの刺身、がっこの盛り合わせなど、秋田らしいものを満喫。中でも、がっこの盛り合わせの中に入っていた、”ちょろぎ”というものとは初対面、もちろん初めて食べました。
ちなみに、秋田の方言で漬物のことを がっこと呼びます。有名なのは、いぶりがっこと呼ばれる、大根などを囲炉裏の上につるして燻製にしてから、ぬか漬けにしたものです。煙で燻すため、表面に黒い色がつき、燻製独特の風味で食べだすと癖になる代物です。いぶりがっこは食べたことがあったのですが、勧められてお土産に購入した山内産のものは、確かに他とは味が違って、またお取り寄せしたくなるほどハマリました。
本日、旅先から宅配で送った荷物が到着。地ビールや、がっこ、稲庭うどんが届きました。角館、田沢湖の地ビール→。
秋田は米どころなのでむしろ日本酒の方がおいしいのかもしれませんが、あまり飲めないものでビールを選択。
←そして、こちらがちょろぎ。
シソ科の植物の球根のような部分らしいですが、不思議な形。縁起をかついで「長老喜」などと書かれるので、正月のおせち料理によく用いられるらしい。もともと白いのですが、梅酢やシソ酢に漬けて赤い色をつけたものと紅白で盛り付けられたり、黒豆に添えたりされます。
東北地方で栽培されていて、収穫は秋で今は時期ではなかったためか、なかなか見つけられなかったですが、帰る間際の田沢湖の駅の売店でシソ漬けを買うことが出来ました。体温を下げる食べ物らしいので、今の季節にはうってつけかも。
お正月なんてまだまだ先ですが、黒豆と一緒に撮影。確かに、彩りがきれい。

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