水曜日, 7月 15, 2009

宵々山2

宵々山、探訪の第二弾。
まだ、日が高いうちに入ることができた“南観音山”。急な階段を上るのはちょっと怖かったですが、眼下に群がる人を高いところから見下ろすのは、ちょっと優越感。300円の拝観料で登ることができ、御神体の観音様と飾りのペルシャ段通も見学できます。
さて、11の山鉾を巡ったあたりで日も暮れて来ました。と、同時に各山鉾から、賑やかな祇園囃子が聞こえ始めます。ちょうどこのころに通りがかったのが、“長刀鉾”〈第一弾で紹介〉や“月鉾”、”菊水鉾””函谷鉾”などが並ぶ華やかな通り。
そして、山鉾で唯一カラクリ仕掛けでカマキリの頭・鎌・羽の部分と御所車の車輪が動くのが特徴の”蟷螂山”。ここでは、カマキリが登場するおみくじが有名。くじを引くと、お社から出てくる番号が書かれた玉を運んでくれます。お手伝いしている子供たちがかわいかったですよ。
暗くなると、山鉾の提灯も灯されて、とってもきれい。お祭り気分も盛り上がって来ますが、同時にひとでも最高潮です。四条通や烏丸通などの大通りまで歩行者天国ですが、どこを見ても人人・・・。平日にも関わらず大変な人出。ちょっと疲れも出てきたので、32基の山鉾も残すところもわずかとなり、人ごみを避けて、ちょっと離れた場所の山鉾見学へと避難。
←“船鉾”という、名前の通り、船の形をした鉾。
見た目も格好がいいので人気らしく、鉾に上るには長蛇の列が出来ていました。鉾の上では、祇園囃子が演奏されていたので、上って見てみたかったんですけど、疲れていたので並ぶのは断念。
すぐ近くの”岩戸山”は待ち時間なく入れたので、そちらにお邪魔しました。ここでも、お囃子が演奏されていました。鐘を叩いているのは主に、小学生くらいの男の子ですが、鼓や笛となるとやっぱり年配の男性が担当していました。祇園囃子の曲目は30以上あって、各山鉾ごとに違うそうです。今度来ることがあれば、はそんな違いも楽しめる余裕があるといいな。








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