木曜日, 6月 29, 2006

Lancaster

ピッツバーグから4時間半ほどのドライブで、ランカスターにやってきました。フィラデルフィアに近い、アメリカの古くからある街の一つです。
まずは、1730年代からこの場所でずっと開かれているというFarmer's Marketへ。お昼頃に到着したので、そこでデリ等を利用して軽くランチをすることに。お腹がいっぱいになったところで、食後の運動も兼ねて、ダウンタウンを徒歩で散策。 昔ながらのレンガ造りの建物や教会がたくさん建ち並んでいて、それらを眺めながらこじんまりとしたダウンタウンを一周。
残念ながら、お天気はどんより曇り空、でしたがそぞろ歩きには少し汗ばむくらいの、ちょうどよい気候でした。そしてランカスターといえば、やはりAmish(Wikipedia参照)!Amishの暮らしぶりや、QuiltにDutch Foodなどに触れることがこの旅の目的です。ランカスターは以前に訪れたVolantよりずっと大きく、多くのAmishが暮らす街として知られ、観光客も各地からやってきていました。
写真は、昔の銀行を改装した、キルトを展示している博物館。頑丈な造りの金庫がそのまま、展示室になっていました。Amishとnon-Amishの人では当然、デザインや使う布地なども違ってくるのですが、同じAmishの手によるキルトでも、ランカスター地方とオハイオ地方では色使いやパターンが異なっているということを知り、びっくり。日本にも、刺し子という似たような技術がありますが、キルトはベットカバーなど作品が大きいにもかかわらず、パッチワークを施した布地、中綿、そして裏地の3層からなっていて、パッチワークだけでも大変そうなのに、さらに3層重ねた後にまた刺し子のように図案通りに キルティングしていく、という気の遠くなるような作業が必要。もちろん、ほぼすべてが手作業なわけで、展示されているベッドカバーが出来るのにいったいどのくらいの時間がかかったのか・・・、とため息。
この日は、Bird-in-HandとIntercourseという観光地化されたAmishTownを経て、Gapという街のB&Bに宿泊。途中、夕立に見舞われてびしょびしょになりながらも、地ビールの飲めるレストランで夕食をとり、一日目は終了。
2日目も、あいにく雨が降ったりやんだりというお天気。雨の中を、農場を周るバギーツアーへ。Amishの生活についての解説を聞きながら、20分ほどの馬車に揺られました。この日は日曜なので、Amishの人々にとっても休日で、教会に行った後は親戚や友人を訪ねたり、若者たちで集まったりして過ごすらしい。というわけで、バギーに乗って往来する多くのAmishの人々をみかけました。
旅の最後はAmish Villageという、観光用にAmishの暮らす家やFarm、学校などを再現した施設へ。

家の内部は、薄いブルー・緑・白の3色を基調としていて、もちろん電気は使わないので、明かりや冷蔵庫・コンロはプロパンガス仕様。ミシンは足踏み式。服や靴などは、今も手作りするようですが、柄がなく地味な色合いのものであれば市販のものを購入して着用するそうです。

土曜日, 6月 24, 2006

敗北

残念なことに日本、やっぱり負けちゃいましたね。それにしても、時差のせいで試合開始が9時、12時、15時とすべて仕事中なのが、厳しい。毎日スキあらばインターネットで逐一試合経過を追っているのだけれど、リアルタイムの画像が見れないのでイマイチ盛り上がりに欠けます。
それはさておき、このごろのマイブームはアフリカン。ちょっと前までは、中東&地中海料理にハマっていたのですが、少し下に下りてアフリカのほうに興味が移ってきたのです。
モ ロッコやチュニジアなど北アフリカの料理本は、たくさん見かけるのだけれど、これらの国は地中海に面しているし、ヨーロッパの影響を受けていて私の中の "アフリカ"のイメージとはちょっと違う。でも私が求めているようなアフリカ料理を紹介していて、かつ写真がたくさん載っている本がなかなか見つからな い、と思っていたときに図書館でこんな本を見つけました。
今日はこの本を参考にアフリカ料理に挑戦!といっても、簡単そうに見えたローストしたビーツとにんじんのサラダ、ポテトと玉ねぎとタイムのパンケーキの2品。そ れだけでは寂しいので、ターキーのグリルをメインにしてみました。この料理は全くアフリカンからは外れていますが、最近ターキーやポークのソテーをアップ ルバターを使ったソースで食べるのがお気に入り。アルコールを飛ばした白ワインとアップルバター、という簡単なソースなのにすごくおいしい。フライパンで 焼いただけのポークやターキーが、豪華なEntreeに早代わり。
明日から、ずっと楽しみにしていたランカスターへ一泊旅行に出かけます。お天気が心配だけど、いろいろ下調べして準備はバッチリ!
最近、何かと忙しいので農牧風景を眺めながらのんびりしたいな、と思っています。

火曜日, 6月 20, 2006

モラセス

モラセスってなんじゃ?とずっと疑問だった。フルーツケーキを作ってみたかったのだけれど、レシピにあるモラセスを日本で目にすることがなかったので。
こちらでは、普通のスーパーの砂糖売り場の棚に並んでいます。ビン入りで、ラベルに書かれたウサギがかわいい→
褐色でかなり粘調なテクスチャー。香りも独特で、味はちょっと苦味のある黒蜜のような感じ。砂糖を精製した時に出来る廃材の一種で、糖分やミネラルを多く含むらしい(Wikipedia参照)。この独特な風味が、きっとフルーツケーキには欠かせないのだろうと、なんとなく納得。

というわけで、フルーツケーキを焼きました。
レーズンと干しイチジク、そして自家製のオレンジピールも入れました。ジンジャー・ナツメグ・グローブ・キャラウェイにシナモンとスパイスを効かせ、焼きあがった後は、ラム酒の代わりにゴディバのチョコレートリキュールをたっぷり染み込また、かなり大人向けの仕上がり。
もっと手間がかかるのかと思ったけれど、パウンドケーキと同様にボール一つあれば簡単に作れました。スパイスの組み合わせを変えて、また挑戦してみたいな。

月曜日, 6月 19, 2006

引き分け

あぁ~、0-0かぁ。オーストラリア戦は仕事中でしっかり応援できなかったから、今日は気合を入れたのになぁ・・・。がんばって早起きして、46インチのフラットテレビを持っている友人宅に押しかけた。日曜だし、まだ寝ている友人を起こさないように進入して、巨大テレビを独り占め!先日作ったクロアチア料理を持参して、朝ごはんを食べながらの観戦。途中、寝ぼけ眼で起きてきた、友人にも日本を応援するよう強要。
川口選手、PK止めたあなたはエライ!Man of the Matchは中田選手らしいけど、個人的には川口選手だと思うな・・・。
それにしても、オーストラリアは波に乗ってるね。ブラジル戦、前半はなんと0-0で折り返したよ!勝った方が、リーグ進出が決定となる試合。でも、個人的には午後の韓国-フランスが楽しみ。
帰り道、公園でクラシックの野外コンサートがあった。気分転換にと、ちょっと寄って見ることにした。Edgewoodという町の市民オーケストラの演奏らしい。もうすでに始まっていて、たくさんの人が折りたたみイス持参で演奏を聴いていた。
赤い蝶ネクタイが目立っていた木琴奏者。野外コンサートとはいえ、サングラスをかけての演奏っていうのが、アメリカらしい。
日曜の昼前、しかも父の日ということもあり、家族連れが多かった。写真は、お父さんに肩車してもらって、演奏に合わせて体を揺らしていた女の子。とってもかわいかった。演奏曲目も、ムーンリバーやウエストサイドストーリー、ミッションインポッシブルやインディージョーンズのテーマ曲など親しみやすく、ノリのよい選曲でいい感じでした。
おぉ、ブラジルが先制点を挙げましたゾ。

金曜日, 6月 16, 2006

Whoopie Pie

Farmer's Marketで見つけた、拳骨代の黒い物体。クリームがはさんであって、どら焼きのような見た目。Whoopie Pieという、Pennsylvania Dutch Countryの伝統的なお菓子らしい。
Whoopie Pieというものがあるのは知っていたけれど、実物を見たのははじめて。当然、どんな味か試してみたくなる・・・。閉店間際だったので、冷凍保存も出来る しもっと買ってきな~、というおじさんの売り込みになびきそうになったけれど、とりあえず1個買ってみた。
パイというより、オレオクッキーのような濃厚なココアケーキに、これまた甘めでこってりしたクリーム、という組み合わせ。ケーキはとってもふんわりしていて、クリームは、ほんのりピーナッツバターの味がした。
なんか、エンゼル・パイを思い出す味だな~。甘いんだけど、たまに食べるとおいしく感じる、あの感覚。


冬の頃から、暖かくなってFarmer's Marketが始まるのを心待ちにしていました。たいてい5-6月からサンクスギビングの頃まで、いろんな場所にこんな感じで、地元の農家やベーカリーの 人々がバンや小型のトラックでのりつけて、テントを貼って野菜や果物、花の鉢植えなどを売っています。

木曜日, 6月 15, 2006

クロアチアも喰った!!

思い立ったが吉日、クロアチア料理に挑戦。フェイジョアーダを食べた後、ネットでいろいろ調べてみた。”クロアチア料理”で検索すると結構な数がヒットした けれど、なかなかレシピまでちゃんと載せてくれているものがない・・・。
多くのサイトで、”サルマ”というクロアチア風ロールキャベツが紹介されていたけれど、なんだかピンとこない。アドリア海に面しているので、シーフード料理も多いらしいが、新鮮でおいしいものはこちらでは手に入りにくいし、高いし・・・。それならばと、"Croatian Cooking"で検索。おもしろいことに、英語のサイトではあんまりサルマは出てこなかった。こ~んなページで、ふと目に付いたPunjene Palačinke。レシピに出来上がり写真がないので、イメージ写真だけを別に検索してみた。なかなかおいしそうだし、特に変わった料理法でもないのに、目新しいのでこの料理に決定。
Palačinkeはクレープのこと。クロアチアでは、クレープはデザートとしてだけでなく、メイン料理にも登場するらしい。Punjene Palačinkeは英語では、Stuffed Crepesと訳されていた。
玉ねぎ、ひき肉とトマトを、塩・コショウとハーブで味付けして炒めて、クレープに包む→ヨーグルトとパルメザンチーズたっぷりのスフレ生地をかけて、オーブンで焼き上げる。
簡単そう、と思ったけれど意外に手強かった。クレープを焼くのにひと苦労。コツをつかんできれいに焼き上げられるようになるまで、悪戦苦闘。
出来上がりの見た目はイマイチですが、味はなかなか。食べたことがないので、これが本当のクロアチアの味かどうかは?ですが、表面のスフレの部分にはナツメグがたっぷり、そしてクレープの中身はタイム・マジョラム・オレガノとハーブたっぷりなところが、いかにも異国のお味って感じでした。
たくさん作ったので、冷凍保存してクロアチア戦当日も食べるぞ!!!

水曜日, 6月 14, 2006

ブラジルを喰う!

予想はしていたけれどアメリカの人々は、World Cupに興味はないようだ。日本vsオーストラリア戦はこちらでは、月曜の朝にキックオフ。仕事中にずっとインターネットで試合の状況をフォローしていたのだけれど、結果はご存知の通り。
残念無念。
日頃あんまり話さない(単に英語、話せないだけだけど・・・)私が、パソコンの前で奇声を発するので、仕事仲間が怪訝な顔をしていた。ハハハ。
なかには、World Cupが始まっていることすら知らない人がいた。アメリカも、初戦を0-3で黒星スタート。でも、当然アメリカの試合結果を気にする人などほとんどいない。
そ れよりも、ピッツバーグの人々にとってショッキングだった出来事があった。地元フットボールチームの、エース・QBであるベン・ロスリスバーガーがバイク事故で負傷!ノーヘルメット(ペンシルベニアではこれは違法ではない、ってことも初めて知った)だったので、歯牙損傷・顔面骨骨折・後頭部裂傷・膝打撲、と重症。幸い、意識はあり命に別状はないらしいけど・・・。24歳とまだまだこれから期待のもてる選手。完全復活してくれることを祈ります。
話をサッカーに戻しますが・・・
こうなっては、クロアチアとブラジルに勝つしかない!とりあえず、ブラジル喰っとけってことで、今日の夕飯はFeijoada(フェイジョアーダ)。クロアチア料理なんて知らないので、そっちはちょっと時間が必要かも。日曜のクロアチア戦までには、なんとかしたい・・・。

月曜日, 6月 12, 2006

タン三昧

スーパーで見る度、気になっていた牛タン。処理も何もされていない、舌そのもの丸ごと1本。
塩タン、タンシチュー、牛タンのスモークなどなど、牛タン料理は大好きだけど、こちらではあんまり牛タン料理って見かけない。だったら、やはり自分で作るしかないのだけれど、グロテスクな見た目とその大きさに尻込みしていた。
日曜は特に予定もないし一日キッチンで過ごすのも悪くないと思い、やっと 牛タン料理に挑戦することにした。この立派な牛タン1本、なんと$10もしない・・・。やはり需要が少ない分、安いのか?
そのままでは大きすぎて鍋に入りきらないので、半分に切る。
舌先の方は生のまま皮を剥いで、塩釜焼きに。
ちょっと牛タンスモークのような食感と風味。ビールのおつまみに最高!
メインの方の塊は、紅茶で2時間煮込んでから皮をむき、血管等を処理してスライスしてから、さらにデミグラスソースで2時間煮込んだ。ほぼ半日かけて仕上げた牛タンは、お箸で切れるほど柔らかい!!!
塩釜焼きも、タンシチューも初挑戦でしたが、とってもおいしく出来ました。タンシチューは私にとって、思い出の1品。初めて食べたのは、祖母のお手製でした。料理の先生をしていた祖母は、その年齢にしては驚くほどハイカラ(って、死語かな)なものをいろいろ作ってくれた。その頃から、こんなの作れるように なれたらいいな、と漠然と思っていたような気がする。いわば、私が料理上手になりたいと思ったきっかけの1品なわけです。

祝・合格!

この度、めでたく運転免許を取得。今まで、ずっと国際免許で運転していて不便はなかったけれど、帰国の3週間ほど前にその免許の有効期限も切れてしまうので、よい記念にもなるし、取ってみることにした。
四者択一のLarning Testと、それに受かったら予約を出来る、路上での実技試験をパスすればよい。路上試験に合格したら、即日で免許が発行してもらえる。
学生時代から、あんまりテストってもので苦労した覚えはないのだけれど、記憶にある落ちたテストが、日本の仮免許を取る際の実技テストだったものだから、ちょっと不安ではあった・・・。しかし筆記も実技も、一発合格!
テスト運の良さは、まだまだ健在らしい。

土曜日, 6月 10, 2006

豊作

かいわれに 引き続き、オーブン菜園の第2弾。今回は、緑豆もやしに挑戦。緑豆は、食用に売られている袋詰めのもの。中華食材店で、340g入りをたしか2ドルほどで購入。他の雑穀と一緒に、ご飯に混ぜて炊いたり、サラダにしたりしていたのだけれど、そんな少量づつでは一向に消費できないので、もやしを育ててみようと 思い立った。
乾燥した状態で、袋詰めされているので、まぁダメでもともとと、思い切って一晩水につけてみた。翌朝、豆はふやけた状態で、しかも緑豆の緑が水に溶け出して、なんとも貧相な見た目。
とりあえず水を切って、湿らせたキッチンペーパーを引いた大き目のタッパーに撒いて出勤。もちろん保存場所は、オーブンの中。帰って見ると、写真のようにほとんどの豆が発芽していた。2日後、なんとか”もやし”らしい見た目に育って来た。いかにも、"もやし"って感じで、青白くって細~い。
でも、こんなに発芽率がいいとは思わなかったのでやや窮屈そう。
実は、同じ大きさのタッパーがもう一つ隣に並んでいる・・・。そちらも発芽率はほぼ100%で、”もやし”がワサワサって音を立てそうに茂っています・・・。そして、本日。
人差し指の長さくらいまで成長し、収穫に至りました。市販のものより、貧弱だけれど、味とシャキシャキした歯ざわりは、ちゃんと”もやし”でした。

木曜日, 6月 08, 2006

GARFIELD

テレビをつけたら、映画のCMが目に入った。”GARFIELD”っていう、ネコが主役のコミックが原作で、CG+実写の映画。ガーフィールドって名前は 知らなくても、きっと目にしたことがあるはず。実は、私も名前は知らなかったのだけれど、先週末に、このガーフィールドがシンボルキャラクターの遊園地に行って知ったのでした。
ちなみに写真に写っているのはガーフィールドと私・・・、ではなく通りすがりの女の子。いかにもアメリカの遊園地って感じで、絵になってるでしょ?場所は、ピッツバーグの中心地から20分ほどの所にある、KENNYWOODという遊園地。なんでも、全米でも上位10位に入る人気らしい。なんの変哲もない遊園地だけど?、と思っていたらなんとWikipediaにも載っていた!1898年オープンと歴史が古く、かつオールドアメリカンスタイルを貫いているポリシーが人気の秘密らしい。
昔のスタイルを崩さず、でもまだ現役バリバリで運行していた、木製のコースター。名前は、" The Thunderbolt"。ジェットコースター好きというわけではないけれど、遊園地に来て乗らないなんてこともありえない。
列に並ぶと、"You must have a partner"の表示が・・・。シートは2人用なので、一人乗りは出来ないらしい。なんでなの?という疑問は、乗ってみたらすぐにわかった。最新型のように、体をがっちり固定するセーフティーバーやベルトがないので、隣に誰かのっていないとカーブの際に振り落とされそうになるのだ!!! 落下の際も、体が浮き上がってつま先立ちの状態になってしまう有様だし、スリル満点!!! 日本じゃあ、絶対に安全規定にひかかって運行休止になるに違いない・・・。ご覧のとおり、時々雨もちらつく生憎のお天気でしたが、日暮れ前には大満足で遊園地を後にしたのでした。

水曜日, 6月 07, 2006

Hit and Run!!

今 日は6月6日かつ2006年なので、666とロクが3つ並ぶ"Devil's Day"(悪魔の日)なんだとか。余談になるが、かの有名なホラー映画、"OMEN"のダミアンが生まれたのが6月6日の6時。その映画がリメイクされ て、本日に全世界同時公開なんだってさ。ホラー映画は苦手なので、オリジナルの方も見たことない私・・・。リメイク版のテレビCMは何度か目にしたのだけ れど、母親役で出ているジュリア・スタイルズという女優さん、彼女がこの手のホラーに出演したのは意外だった。
彼女が出ている"SAVE THE LAST DANCE"という映画が好き。これも、こちらに来てからテレビで何度も見た作品だ。ラストの方の、オーディションのバレエシーンが素敵。でも、ダンス シーンはほとんど吹き替えだと知ってちょっとがっかりした・・・。
すっかり話がそれてしまったけれど・・・、
実際に仕事場で同僚に聞くまで、私は今日がそんな日だなんて、知りもしなかった。しか~し、"悪魔の日"と信じるに充分な出来事が起こったのでした!!! な~んて書くほど、大袈裟なことでもないのだけれど、私が乗っていたバスが当て逃げされちゃったのだ。
そ れは今朝、仕事に向かう途中。バスが、停留所に止まったせいで、反対車線側にあるコンビニからこちらの車線に出ようとしていた車が立ち往生。待てばいい のに、そのコンビニに入ろうとしていた別の車が、その動けない車に向かってクラクションを鳴らした。すると、何を思ったのかコンビニから出ようとしていた 若いドライバーはエンジンを噴かして、バスの横っ面に正面から突っ込んで来た!ドスンという鈍い音と軽い衝撃が走り、バスに乗っていた人々は騒然・・・。 その後その車は、バックし切り返して、何もなかったかのようにバスの脇をすり抜けていったのでした。幸い、負傷者もなくバス自体もたいした損傷はなかった のですが、乗客は別のバスに乗り換えることになりました。
私は衝突された側の窓際に座っていたし、クラクションの音でちょうどそちらに注意を向けていたので、衝突の瞬間を目撃!ちょっとショッキングな体験でした。それにしても、あのドライバーのお兄さんは何を考えていたのか・・・?
追加→
物珍しさでもらっておいた、事故証明の紙。
裏に、バスのナンバーや自分の名前・住所を書く欄がある。日本だと、事故のせいで遅れましたよっていう遅延の証明が発行されるけれど、これは事故はドライバーやバス会社に落ち度があったわけではない、ということに乗客(つまり私)が同意して、サインするという内容。
当て逃げだったから、もちろんバス側に責任があるわけではないのだけれど、些細なことでもすぐに訴訟沙汰になるアメリカ社会。こんな書類が用意されているのもアメリカ流って感じがした。

火曜日, 6月 06, 2006

water buffalo

今日、初めて食べた"Water Baffalo Milk Yogurt"。
Erieからの帰り道にふらりと立ち寄ったスーパーで見つけた。
high in calcium(高カルシウム)、Probiotic Cultures(体に良い働きをするバクテリア)が入ったヘルシー食品だそうな。水牛は乳牛ほどミルクを出さないらしく、貴重なのでお値段も普通のヨーグルトの1.5-2倍とお高い。お味は・・・、びっくりするほど濃厚!
テクスチャーも木綿豆腐ほどの堅さで、ヨーグルトというよりチーズのよう。中蓋に書かれているように、まずはそのまま スプーンですくって頂く。Plainは砂糖も添加されていないので、水牛ヨーグルト本来の味・・・。でもチーズに近く、デザートって感じがしない。なの で、ちょっとはちみつなんぞをかけて見る。Good!
残りの半分は、スプーンでよく混ぜて、というか練ると、表示の通りSmoothでCreamy、かつ見た目もヨーグルトらしく変身!こうやって食べる方が好きかも。

日曜日, 6月 04, 2006

危険な自転車

今日は、Presque Isle State Parkまでドライブ。先日、 途中で断念して辿り着けなかったエリー湖畔の公園。ここは、エリー湖に突き出した小さな細長い半島全体が、州立公園になっている。エリー湖の北側はもうカナダの オンタリオ州だが、ここはまだペンシルベニア州で、ピッツバーグからちょうど車で2時間くらいのところにあります。
まずは、公園内を車で一周。途中、工事中で通行止めの道もあり、迂回しなければならなかったりしたけれど、それでも20分ほどでドライブは終了。車道以外に、バイク(こちらでいうバイクは、いわゆるマウンテンバイク、つまり自転車)用や、トレッキング用のTrailがたくさんあった。道中、レンタルサイクルのお店を見つけたので、せっかくだからサイクリングに挑戦。貸してくれたのは、写真の黄色いかわいい自転車。
でも、ちょっとおかしいと思いませんか?ハンドル部分に、ブレーキがついてないのだ!!!すぐに気が付けよって感じですが、私がそれに気が付いたのはお店を出てすぐのサイクリングロードに出た時。緩やかな下り坂を降りると、その前方で車道と交差していてStopサインが・・・。つまり、車道を横切らなくてはならず、いったん停止して左右確認が必要ということ。Stopサインが目に入って、止まろうと思ったときに、やっとブレーキがハンドルに付いてない事実に直面したのです。その時は、なんとか足を地面に着けて、無理やり停止。でも、頭はパニック。なんで、ブレーキないの~?毎回こうやって、足で止めるのか???
そんなはずはなく、進行方向と逆にペダルを漕ぐとブレーキがかかる仕組みなのでした。止まった後、また動き出そうとした時にペダルを逆に漕いだら、全く車輪が動かなくて、それに気が付くことが出来たのでした。それ以降は、何の問題もなくサイクリングを楽しみました。
車と違って、景色のいいところですぐに止まれるし、道端の野草やリスが見れたり、鳥の鳴き声なども聞けるのが、サイクリングのいいところ。曇り空で少し肌寒いくらいだったのも、体を動かすにはうってつけでした。
公園内にはいくつもビーチがあったけれど、まだ肌寒い午前中には泳いでいる人は一人もおらず、LIfe Guardもヒマそうにしていました。いくら天気が良くて暑くても、ここで泳ぐのはう~ん、という感じ。淡水のせいか、ちょっと泥臭いしお世辞にもきれいな水とは言いがたい・・・。
2時間のサイクリングで心地よい汗をかいて、人出がだんだん増えてきたお昼過ぎには、早々と公園を後にしました。湖畔で読書でもしようと、折りたたみいすや本も持参していたのですが、サイクリングの後はへばり気味で、もはやそんな気力も無くしていたのでありました。

土曜日, 6月 03, 2006

おかげ様で

こ の3日間、まだ旅行の疲れが取れていないにもかかわらず、毎日早起き出来ました。というのも、ベア君のご主人様がお留守のため、”Bear Sitter”をお願いされたから。朝仕事に行く前と、仕事が終わってからの一日2回、お散歩と餌やりに行っていました。Sitterを頼まれるのは、初 めてのことではないのでベア君もすっかり私に慣れている。様子を見に行くと、ドアを開ける前から私とわかるらしく、扉越しに鼻を鳴らす甘い泣き声が聞こえ る。私のこと、待っててくれたのね~と、ちょっと嬉しく感じる瞬間。
以前にも紹介したけれど、お引越しをしてからSitterをするのは始めて。前のおうちは歩いて3分くらいのところに、大きな公園があってお散歩にはすごく便利だったのだけれど、引っ越してからは公園までは遠くなってしまった・・・。
生憎、今日は雨だし傘を挿しての散歩は、長くは出来なかった。15分も歩いたら、ベア君も私もびしょびしょになってしまったので、家の近所を一回りしただけで、退却。
散歩が不十分だったので、家のポーチでボール遊び。投げたら、ちゃんと拾って戻ってくる、賢いベア君。そんでもって、また投げて~とねだるのが、とってもかわいい。
ボール遊びに飽きたら(私が)、今度はフリスビー。これはなかなか難しいようで、ちゃんと口で咥えて受け止められたのは3回に1回くらいだった。受け損ねて、地面に落ちてしまうと平らなフリスビーは咥えにくいらしく、力任せに前足で引っかいたり、かぶりついたりするので、ちゃちなプラスティック製のフリスビーは、あっという間にボロボロの穴だらけになってしまいました。
お かげさまといえば、もう一つ。なんと、このブログの訪問者が450人を超えました!すごく嬉しいですが、反面恥ずかしくもある。いつも、どうでもいいこ とばっかり書いているので、読んだ皆さんはどう思っているのだろうと、ちょっと不安です。是非、ご意見・ご感想をお気軽に書き込みして行って下さいね。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。