水曜日, 6月 30, 2010

Le Gauche Seki

シェフは箱根のオーベルジュ、“オーミラドー”出身。完全予約制で2-3組しか受け付けず、パンやデザートもこだわりの自家製。予約の電話には必ずシェフ自らが、電話口に出て対応する・・・。口コミやレビューを見ると、どの方も大絶賛。そんなお店があると知ったからには、滋賀だって行っちゃいますよ、なにせ回遊魚のまぐろちゃんですもの。










店構えは、目立たずこじんまり。思わず見落としてしまいそうなほど。まるでフランスの片田舎の雑貨屋さんのような、カントリー調です。中に入ると、思わずにんまり。広々としていて、厨房と客席のスペースが同じくらいで、4人がけのテーブル2つとオープンキッチンに面したカウンター席のみ。こちらから、シェフのお仕事の様子が垣間見れるのと同様に、向こうからもこちらの食事の進行具合がよく見えるようになっています。厨房には、カニの甲羅や鹿の角、猪の下顎骨やオマールの頭など(全部写真に写ってますが、わかりますか?)、雑多のものがディスプレイされていて驚きとともに何がどこに?の感覚で目移りしてしまうのが、料理の待ち時間も楽しくなってしまいました。
今日頂いたランチは、お勧めの4000円のコース。


ヴィシソワーズ(アワビのジュレとウニが載ってます)
自家製のパン
前菜(カツオのスモーク、サラダ仕立て)
お魚料理(ズッキーニの花の中にはラングスティーヌとホタテが。下にはスズキとオマールのキャベツ包み、クリームソース仕立て)
お肉料理(鹿肉とガチョウのフォアグラのパイ包み、ポルト酒ソース)
デザート(ローストアーモンドのブラマンジェ、桑の実添え)
コーヒーと小菓子(自家製トリュフとフィナンシェ)


ヴィシソワーズがアンティークのシェリーグラスに、など盛り付けも器も素敵です。カトラリーもすべて銀製で、平日の昼間っからこんなお料理を頂けるなんて、気分はすっかり有閑マダム。 目もお腹もお腹も満足して、遠くまで来た甲斐があったなぁ、と思いました。土日祝日じゃなかなか予約は取れないんじゃないかな・・・。リピートしたいけれど、有閑でもマダムでもないので当分お預けですね。
帰りは、club HARIEに寄り道して、バームクーヘンをお買い上げ。並ばずに買えるだなんて、感激。こちらも有閑マダムとおぼしき奥様方がちらほら。噴水があったり、季節の花が咲いていたりと、お庭がとっても素敵でした。デザートビュッフェがあるようで、かなり気になったのですが、あまりに満腹過ぎて今回は見送りです。
最近、滋賀へのお出かけ率が高いですが、いやはや侮るなかれ。食べる所、遊び所、満載ですぞ。
さて、次はどちらに出かけましょうか・・・。

Lotus

今日は、平日のお休み。梅雨の真っただ中なので、きっと雨だろうと決め込んでいたので、ゆっくりランチに出かける予約を取りました。
良くても曇りかな、と思っていたら意外なことに青い空が見られるほどの天候に!最近、お出かけ続きですが、お天気との相性は良いようです(いや、有馬では嵐だったか・・・)。雨でも、水生植物はみごたえがあるから、とお食事前に草津市立水生植物公園、みずの森へ行ってきました。名前の通り、ハスやスイレンなど今ちょうど開花を迎えた水生植物が見られます。公園に隣接する、琵琶湖に突き出す烏丸半島では、日本最大級のハスの群生地だそうですが、そちらの見頃は7月中旬以降のようで、まだ咲いていませんでした。
でも、園内のハスはすでに開花していて、大輪の花を見ることが出来ました。色やピンクの花が、青空に向かってそびえているのは見ごたえあり。中には、八重咲きで、芍薬のように見える花もありました。早朝に咲いて、昼にはまた花は閉じてしまうので、午前中でないとなかなかこの姿は見られません。インド大陸が原産で、泥の中から真っすぐ伸びて咲くその花の姿は、ヒンドゥー教や仏教でも清らかさや聖性の象徴とされています。確かに、神秘的で神々しい感じがしますよね。
花だけでなく、象鼻杯として、葉にお酒を注いで茎から飲んだり、その種子や地下茎であるレンコンは食用にもされる優れもの。 
一方のスイレンも、可憐な花を咲かせます。英語ではハスもスイレンも、合わせてロータスと呼ばれますが、まるで別物。見た目にも、大きな違いがあります。ハスの葉は水面より高く伸びますが、睡蓮の葉は水面に浮いています。葉の形も、ハスは円形でロータス効果と呼ばれる撥水性があって水玉が出来ますが、スイレンの葉には切れ込みがあって撥水性はないのだとか。ハスの自生しない古代のエジプトでは、スイレンはハスと同様に神聖なものとされていました。太陽が神とされた時代には、日の出とともに花が開き、日没とともに花を閉じるスイレンは、太陽の花、と呼ばれていたそうです。
園内には、スイレンもたくさん咲いていました。ハスに比べると小さな花で迫力に欠けますが、白や水色、紫にピンク、黄色やオレンジがかった色などバリエーションが豊かです。中でも、濃赤色の花は艶やかでした。
それにしても、予想外の良いお天気でご機嫌なお出かけになりました。肝心のランチのお話は後ほど。 

日曜日, 6月 27, 2010

ラベンダー摘み

曇り空でしたが、午後からお出かけ。
先日出かけた、マーガレットステーションに再訪です。この間は、ポピー畑の隣でまだまだ蕾も付いていなかったラベンダー畑が、今回は季節の花畑として解禁されていました。ポピー摘みはパスしましたが、ラベンダー摘みはやってみたかったんですよね。
受付で先払いして、花鋏を貸してもらって、30本、300円で摘むことが出来ます。まだまだ咲き始めでしたが、友人曰く、ラベンダーは蕾の方が香りが強いそう。確かに、畑の中に入るとふわっと香りがしていました。自ら摘んで、花に触ると手にも残り香が移ります。花畑には紋白や紋黄蝶、数が減ってきているというミツバチもたくさん見かけました。 
ラベンダー摘みたいって強い気持ちが通じたのか、雨も降らず、時折は晴れ間ものぞくような天候でした。摘んだラベンダーは持ち帰って、バンドルを作ろうと思います。以前にどなたかのブログでお見かけしたのですが、こちらの受付でも作り方のレシピをもらえましたよ。
今回もの地元産のきのこやトマトをお買い上げして、メロン味のジェラートを食べて、大満足。この場でバンドルを作っちゃおうかとも思いましたが断念して、お天気が持ち直してきたこともあって、先日ここから近江長岡に向かう途中で見かけた、風穴に寄ってみることにしました。
先日は、道すがらいろいろ寄り道したので、気になってはいたのですが通り過ぎちゃったんですよね。
正確には、”河内の風穴”とい名前が付いていて、滋賀県の天然記念物にも指定されている、鍾乳洞なんだそうです。ナビにも名前が登録されていたので、結構知られた観光名所なのかもしれませんが、迷ったんじゃないかと思うくらい山道に入ったところにあってびっくり。またもや、蛍が生息していそうなきれいな渓流を脇目に、その山道を5キロほど走りました。途中、野生の大きなサルにも遭遇し、本当にここは滋賀県?という気分になります。車で走っている時も渓流の上に霞みがかかったように白い層が出来ていて、もしや温泉でも涌いているのかと思ったのですが、後で聞いたところによるとその逆で、水が冷たいので空気との温度差で水蒸気の層が出来ているそうです。
いかにも山村、という集落に風穴の入口があります。入場料500円を払って入ると、これまた渓流沿いに細い坂道と階段を上って行かなくてはいけません。渓流の流れは速く、マイナスイオンたっぷりで、涼しい風が気持ちいいのですが、なかなかハードな道のり。そうやって辿り着いた、風穴の入口↑を見て、またびっくり。 
岩にぽっかりと空いた1mくらいの穴、なんです。風穴、の名前の通り外に向かって中の冷気が吹き出していて、寒いくらいです。かがんで岩穴をくぐって、細い階段を降りると、またまたびっくり。いきなり天井が開けて、広い空間が広がっています。中は涼しいどころか寒いくらいで、しかも上から冷たい水滴が容赦なく落ちて来ます。想像していた鍾乳洞、というよりかなり大きな洞窟ですね。  
岩肌に作られた細い階段や、滑りそうな鉄製の梯子を登ったり、探検気分を満喫。
観光用に公開されているのはほんの一部で、奥の方にはいわゆる鍾乳石などの鍾乳洞特有の地形もあるらしいです。その昔、地元の村人が洞内に犬4頭を放して入り口を閉ざしたところ、1頭は死に、残りの3頭は鈴鹿山脈の向こう側の伊勢国(現・三重県)に現れたとの言い伝えが残っている、という全体の大きさは相当なもののようです。
かなり涼しいし、夏に行くにはお勧め。小さいながらもスリリングなので、滑りにくい靴と動きやすい格好でお越し下さい。我々は、滑りやすいペッたんこ靴やロングスカートで来て、失敗でした・・・。

さてさて、今日もたっぷり遊んでご帰宅です。
これが、家で完成したラベンダーバンドル→
花の房の部分を茎とリボンで編みあげて包んでしまいます。こうして乾かせば、花も落ちてしまわないし、香りごと閉じ込めてしまえます。
素晴らしいアイデア!

梅雨の花

今日は今月2度目のレッスン。今の時期、季節の花といえば、やはりアジサイでしょうか。漢字で”紫陽花”と書くのは、完全な当て字のようですが、英語ではHydrangea(ハイドランジア)と呼んで、水の器という意味があるそうです。英語圏でも、あじさいは雨に似合う花なんですね。
これまで、アンティークグリーンという品種のあじさいを使ったことがありましたが、今回も同じグリーンながら、ちょっと変わった種類のものがありました。花びらが肉厚で、ぷっくりして可愛らしい。真近でみると、四葉のクローバーのように見えますね。
最近は、季節に関係なく店頭にあじさいを見かけますが、そのほとんどは輸入物らしい。日本原産のあじさいは、先日見かけたガクアジサイなんだそうです。良く見かける手毬のように花が丸まって咲いているものは、セイヨウアジサイといって、このガクアジサイを品種改良したものなんだとか。
今日はピンクを解禁して、大人っぽい濃いめの色のガーベラと、白い縁取りのカーネーション、優しいピンクベージュのばらを合わせてみました。木イチゴの葉っぱと、ガラスの器が涼しげでしょ?

水曜日, 6月 23, 2010

夏のSALE

梅雨に入ったばかりだというのに、先週末くらいから早いところではもう夏のセールが始まりましたね。ひと昔前はもう一ヶ月ほど遅かったと思うのですが、年々前倒しされているような気がします。もちろん、本番を迎える前に夏物がお安く手に入るのですから、嬉しい限りですが。
関西の人(主に大阪の人)は、よいものをどれだけ安く買うか、に価値を求めるので、どこで買ったの?と聞かれた際に、セールで手に入れたことを自慢げに話すのですが、東京の方はそうではなく、むしろセールだったことは隠しておきたいのだとか。その心理、根っからの関西人の私にはわかりませ~ん。
これから、まだまだバーゲン熱に火が付くのでしょうが、今季の手始めはベッド用品から。一番手っとり早い部屋の模様替えは、ほぼベッドしかない寝室。というわけで、藤柄(かな?)の花模様のシーツ一式を購入しました。大柄ながら部分遣いなので派手すぎず、布団カバーの裏地とマットカバーはピンクと紫のストライプで涼しげ。LAURA ASHLEY のものですが、それほどガーリー過ぎず、一目ぼれでした。
一目ぼれといえば、ベッドサイドにあったら絵になるな、と思いつきで一緒に購入したガラス製の水差し。お店で下のパーツだけを花瓶としてディスプレイしていたのも、なかなかいいアイデアだと思いました。

日曜日, 6月 20, 2010

ブリッジワールド


世界一の吊り橋、明石大橋に登れるって知っていましたか?
予約制、ガイド付きのツアーが、神戸側の舞子にある橋の科学館で催行されています。
以前、同様のツアーが瀬戸大橋であるのを知って、こちらは期間限定で逃したので、明石大橋にもないのかなぁ、と思って調べたのがきっかけでした。
しか~し、この梅雨の時期、やはりお天気が心配です。雨や強風のときは主催側からキャンセルとなることもあるそうな。ツアーは午後に予約し、午前中はマリンピア神戸のアウトレットでお買い物、という雨なら一日ショッピングもあり、な計画にしてみました。
雨こそ降らないものの、どんより厚い雲。思いのほか高速道路はスムーズで、オープン時間前に着いたアウトレットから、見えるはずの明石大橋がガスに覆われて全く見えず。ショップが開店するまでの時間つぶしに、四葉のクローバーを発見。きっといいことあるはず、お天気も回復するかも、の期待通り、アウトレット内をクルージングしている間に、明石大橋の姿が見えてきましたよ!
後ろ髪を引かれながらも、お買い物は2時間で切り上げ、決行されることを祈りながら明石大橋に向かいます。到着すると、急転すれば途中で中止のありだけれど、とりあえずツアーは催行とのこと。午前中も滞りなく進んだそうなので、多分大丈夫でしょう、という嬉しい知らせ。四葉クローバーのおかげ?
まずは受付を済ませ、誓約書にサイン。手ぶらで参加できるように、貴重品などを入れるようにマルチポッケトのベストと安全のためのヘルメット、ツアー中のガイドの音声を聞くための受信機とイヤホンが支給されます。その後、ビデオで明石大橋完成までの経過を勉強して、さらに橋の科学館をガイドの説明付きで堪能。そして、ついに明石大橋へと・・・。
舞子プロムナード、という入場料を払えば橋のほんのさわりの部分まで歩ける施設があるのですが、そこから入って、ブリッジワールドの参加者だけが許される立ち入り禁止のドアに進みます。
ドアから出て、4トントラックも走行可能、という丈夫な金網敷きの管理道路を歩いて、はるか1キロほど先の主塔に向かいます。上は道路ですから車が走っていて、下は金網越しに海が見えます。ところどころ網の目が大きかったりするので、小さなお子さんやサンダル履きでは参加できません。実際わき見をしながら歩いていると、何度かつまずいてしまいました。海風が結構強くて肌寒いし、高さがあるので、下を向くとちょっとハラハラします。高所恐怖症の方も、ちょっとしんどいかも。参加者しかいないか仕切り状態の管理道路を歩くのは、広々として気持ちいいのですが、1キロとなるとさすがに疲れてきます。歩いている間もいろいろガイドしてくれますし、写真撮影は自由なので、ちょうど歩きつかれて飽きた頃に主塔に到着した感じでした。 
ここから、10人ずつのグループで主塔の中に入ります。中は、船や潜水艦(入ったことないけど)のような機密性が高い、圧迫感のある感じ。主塔の上に登るエレベーターにも窓はないので、閉所恐怖症の方も参加は厳しいでしょう。エレベーターはもちろん観光用ではなくて、橋の整備や管理に使われるものなので、このツアーでしか入ることは出来ません。主塔までの高さは300m弱、数分間で一気に到達し、エレベーターを降りて、少し階段を昇ると、まさに潜水艦のハッチのような電動で開く扉があって、そこから出るとやっと主塔のてっぺんです。1mくらいの柵があるので、意外に風は感じませんが、身を乗り出すとかなりの海風です。神戸側、淡路側、どちらも展望できるようになっていますが、やはり曇り空ではなかなか遠くの景色は楽しめませんでした。それでも、眼下はるか下の橋の上を通っていく車を見下ろすだけで、気持ちがびよ~んと伸びて清々しい気分。きっと真夏でも涼しいですよ、ここは。記念撮影をしてもらって、充分景色を楽しんだら、また来た道のりを戻ります。雨に降られなくてよかった、よかった。ガイドさんによると、今日みたいな決行するかどうか悩ましいお天気は、雲間から見る、逆に普段は見られない珍しい景色がいいんだよ、と本気なんだか慰めなんだかわからないコメントを頂きました。帰る途中、橋の上から転覆したボートを見た!なんていうツアー客がいて、ひと騒動ありましたが、結局ニュースになっていないところをみると、ガセだったのかしら・・・。
ツアーが終了すると、明石大橋に登った証明書をもらえます。楽しかったね、なんて話しているとお腹も空きだしてきて、せっかく明石に来たのだから、なにかおいしいものを食べて帰ろうと、魚の棚(うおんたな)商店街へ行くことにしました。 
明石といえば、日本の標準子午線の通る街。時計台を横目に、目指すは明かし名物の卵焼き(明石焼き)。ふわふわの卵生地にたこが包まれた、たこ焼きの亜型のような食べ物です。 

とはいえ、そもそもは、明石焼きが元になってたこ焼きが誕生したそうです。商店街の中には、何件ものお店がありましたが、見た目にきれいで、客入りも良かった“あかし多幸”というところで、焼きアナゴも一緒に頂きました。明石焼きは出汁につけて食べるものですが、このお店はお好みで抹茶塩を、というのが新しい感じ。でも、ノーマルに出汁だけで頂く方がおいしかったです。軽食だけでは満足できなくて、鯛やたこなのどのお寿司も別のお店で食べちゃいました。商店街をぶらつきながら、試食や天ぷらを食べ歩きもしたので、なんだかんだで満腹です。すっかり明石を満喫して、また来週からがんばろうって気分になりました。

土曜日, 6月 19, 2010

ただ一人

今日はレギュラーのフラワーアレンジメントのレッスンに参加して来ました。店頭にあったお手本のアレンジも素敵だったし、何よりもアドバンスレッスンと同様に、今回は花材は自由に自分で選べるというのが嬉しい。
他の参加者と被るので、意固地にピンク系の選択は避けようと思って、メインに選んだのがオレンジのユリ。かなり大ぶりの花なので、これを選ぶと後が苦しいことはわかっていたもののやはり、今までこのレッスンでユリを選ばれた方はおりません、とのこと。いいのさ、私はひたすら我が道を貫くのです。















珍しいベージュ系のバラと、ペールオレンジのカーネーションを合わせたら、ストロー素材の花器とも好相性で、ほら素敵(自画自賛)。実ものと差し色の濃色の葉物、小花がいい感じに効いています。自由自在に伸びてる感じに惹かれたグリーンは、結局もてあまして、まるでサラダの付けあわせのレタスのようですが。
 

日曜日, 6月 13, 2010

待ち遠しい

今日は第2日曜なので、再び五六市に出かけました。先日の戦利品で作ったプレゼントをあげた友人と連れだって来たのですが、残念な雨のせいで出店舗数がすごく少なくてがっかり。
雨の中で絵になるのは、アジサイだけ→
だったのですが、ちょっと気になったボタン屋さんでじっくり時間をかけて品物を吟味したり、友達はやりたいと思っていたsaori織の体験をしたり、とそれなりに楽しみを見つけることが出来ました。
雨で冷え込んでいたのですが、お勧めのレモンエード(実はレモネード)のかき氷を食べて、モスバーガーのざくざくラー油バーガーでお腹を満たして、友達とはお別れして、お互い次の予定へと向かいます。
私の方は予定というほどのことはなく、先日オーダーしたマリメッコの傘を引き取りに出かけました。傘といっても、日傘ですが。選んだファブリックが、大柄のカラフルなデザインだったので、出来上がってみるまで、どんなパターンになるのかわからず、かなり気になってました。予想よりも、水色と黄色に偏った色合いでしたが、微妙にピンクやオレンジの所も入っていて、かわいい。 同時に、帽子もオーダーしていたのですが、こちらの方はもう少し早く仕上がって来ていました。一見、赤に見えますが、ピンクがかった赤や、茶系の赤、朱色っぽい赤のグラディエーションで、北欧系、というよりアジアンの印象なのですが。白いTシャツにジーンズ、なんていう夏の装いに映えそうでしょ?
どちらも、先日オーダーしたトートバッグとの相性も良さそうで、早くお出かけデビューさせたいところですが、残念ながら梅雨に入ったようで、しばらく雨続きですね・・・。早く梅雨明けして欲しい!
今回も、また新作のファブリックが入荷していて、思わず手が伸びてしまいそうでしたが、結局この前のムーミンのものも手つかずなので、欲しい気持ちは封印しました。次回はじっくり選んだデザインを、パネルにして部屋に飾るのもいいかも、と妄想中。

金曜日, 6月 11, 2010

出番待ち

モロッカン☆ナイトの時に、引っ張り出したタジンの横に鎮座していたビュッフェ・キャセロール。こやつもしばらく使ってないなぁ、と気になっていたので。
解凍ものながら、殻付き有頭の赤エビが手に入ったので、突然思い立ってのパエリア作り。もっと手間暇かかって大変かと思いきや、意外と簡単に出来ちゃいました。時間としては、炊飯器でご飯が炊けるのを待つより早いくらいだし。ただ、目分量でスープを加えたので、パエリアというより、リゾットに近い出来上がりになってしましました。まぁ、エビとあさりの出汁が良く効いていて、ちょいアルデンテ気味なリゾットと思えば、お味はなかなかです。漬け合わせは、かぼちゃ、ズッキーニ、パプリカなどのグリル野菜のサラダに、バルサミコのドレッシングを。

木曜日, 6月 10, 2010

SATC2

水曜のレディースデイ、失敗作でも1000円なら、と思って見に行ってきましたよ。
感想としては、めっちゃ楽しかったッス。映画のパート1は、エピソード的にちょっと笑えないところがあって、途中で重い気分になることもあったのですが、今回は内容にあまり深さがない分、本当に娯楽として楽しめます。
個人的には、メインの舞台がアブダビ(実際はアブダビでは許可が下りず、モロッコで撮影したそうな)なのがおもしろい。先進国で4人4様の女性としての最先端の生き方をしている彼女たちが、保守的なイスラム教の国、しかも女性はアバヤという黒づくめの民族衣装で、目と手足の先以外をすべて隠しているようなところへ出かけて行って、何も起きないわけがないし(笑)。
みなさんそれぞれ、外見的に歳とっちゃったなぁ、といところは否めませんが、それでもまだまだあの衣装を着こなしちゃうんだからスゴイ。個々の妻・母・ワーキングウーマン、果ては更年期という女性特有の悩みが赤裸々に語られるのも、幅広い女性の共感を得られるポイントなんだと思う。
学生時代流行ってた時は何が面白いのか全く分からなかったドラマだったのに、やはり自分が彼女たちの年齢に近づくにつれて共感度がアップして、どんどん面白く感じでしまう。またドラマを見直したくなってしまいました。

水曜日, 6月 09, 2010

平日の楽しみ

水曜日といえば、weekdayの真ん中。こんな平日に、外にお出かけしてご飯を食べる予定なんかがあると、ちょっと自分に余裕がある気分がして、素敵。とはいえ、仕事柄、急に働く羽目になって行けずにドタキャンなんて、同行者には大変申し訳ないことになってしまうことも一度や二度ではないのだけれど。
今日は友達が見つけた、感じのいいご夫婦でやってらっしゃる、フレンチビストロにディナーしに伺いました。その後は、優雅にレイトショーの映画でも、とこ洒落た予定です。友達はランチで来たそうですが、ディナーでリピートしてもいいと思ったそうなので、なかなか期待が持てそうです。
今回は、3500円で下のコース料理を頂きました。自家製らしきパン、海の前菜、大地の前菜(自家製のソーセージやパテ、ローストビーフ)、エンドウ豆のスープ、選べるメイン料理(お店一押しの牛ホホ肉の赤ワイン煮込み)、デザート盛り、とコストパフォーマンスは大合格のボリューム。もうちょっと、一品のポーションが小さくてもいいくらいです。

個人的には、スープとデザートのチーズケーキが少し残念な感じでしたが、全体を通してはお味もかなり美味しくて、このお値段で徒歩圏内なら、確かにリピートしたくなるのもわかります。
ゆっくり時間をかけて美味しく頂きました。満腹になったところで、優雅な気分で映画館へGO!

日曜日, 6月 06, 2010

蛍の光

去年見たホタルの光、綺麗でしたが、今度はもっとたくさん乱舞している名所に行きたいな、と思ってしまった。関西でもいくつか有名所はあるのですが、なかでも米原の長岡ゲンジボタルは天然記念物にも指定されている、というので、行ってみることにしました。今週末から来週末はホタル祭が催されていて、川縁に何万匹ものホタルが光る写真をポスターにして、観光客を呼び込んでいるようなので、俄然、気持ちが盛り上がったのでありました。 
せっかくの遠出なので、下調べして途中の東近江のマーガレットステーションに寄り道しました。季節の花が摘める畑や、地元産の野菜や手作りジェラートが看板の道の駅です。今の季節は鮮やかな色のポピーが咲いていましたよ。ポピーといえば、イメージするのはオレンジや黄色、白くらいなのですがこちらではショッキングピンクや真っ赤な品種が花盛り。家族連れで来ていた女の子達が、はしゃぎながらポピーを摘んでいました。有料ですが、本数限定で自ら摘んで、持ち帰れるそうです。
今回はお花摘みは遠慮しましたが、来月はラベンダーらしいので、かなり気になる…。
こちらでお昼ご飯とジェラートを食べて、しっかり地元で採れたマイタケや格安のお花を買いました。トマトやほうれん草、ポピーの花びら入りなど、変わり種のジェラートもありましたよ。こちらも、季節ごとにフレーバーが変わるみたいです。 
まだまだ日暮れには時間があったので、そこからは気まぐれで地道をのんびりドライブ。この選択がよかったみたいで、予定外のイベントに立会えました。
多賀神社のご神田で行われていた、田植え祭です→
もう終盤に差し掛かっていたのですが、かわいい衣装の女の子達が田植えをする姿や、おじさん集団の田植え歌、神官も交えての田植え後の行列を見ることができました。そういえば、田植えをする男の子は一人もいなかったような。そういう決まりなのでしょうかね。
さて、田植え祭を後にして米原方面に向かうと、醒ヶ井(さめがい)という所で水の駅、なるものを見つけました。そもそも、醒ヶ井は中山道の宿場町で、旅人がここの湧水で喉を潤したらしいです。今でも、名水百選に選ばれるほどきれいな水で有名な所。そして、この時期には清水にしか育たないという梅花藻(バイカモ)の花が咲くそうです。これらの情報、立ち寄った水の駅で得たものですが、行きあたりばったりな寄り道のわりに、この選択もまたもや、大正解でした。
梅花藻は水の駅から歩いてすぐの、地蔵川という場所で見られるそうなので、行ってみました。地元の人に聞くと、今年はまだ花が少ないそうです。水中の緑の藻、これが梅花藻です。
←寄ってみると、小さな小さな苺の花のような白い花が咲いているのですが、見えますか?
川はとても澄んでいて、流れが速く、せっかく咲いた花も水中に潜って見えたたのですが、夏場になるともう少し水嵩が減って、日当たりがよくなれば藻も増えて、水面にたくさん花が浮かんで見えるようですよ。盛りの頃には、ライトアップもするようなので、夏場に清流で涼しむのをお目当てに、お出かけして見るのもいいかもしれません。ただ、観光スポットみたいなので、シーズンにはもっと混むかもしれませんね。
そうこうして、やっと近江長岡に辿り着きましたが、まだ日の入りまでは時間が有り余って・・・。
案内所で、今日ホタルが見られそうな場所を前もって調べてみましたが、まだ時期が早かったようで、なんとか三島池、という場所にいそうだとアタリを付けました。そこに向かう途中、ゲンジボタルの発生地、という看板を見つけて、テンションは急上昇。こうゆうとこ、ホンマに蛍いそうやねぇ、と盛り上がりながら三島池へと着きました。
ここの近くにも小さな道の駅があって、キャンプ場も併設されているので、時間が潰せるかと思いきや、な~んにもない所でした。池の周りを散歩したり、車の中で音楽を聴いたりして暗くなるのをただひたすら待つのみ・・・。しかし、日が暮れて待てど暮らせど、想像したようなホタルの乱舞は出現する気配なし。ようやく、ツアーを引率するガイドさんの後を付けて、なんとかホタルのいる場所が判明したのですが・・・。それでも、思ってたのと違~う!明らかに、この場所に蛍を放したでしょ、っぽい匂いがぷんぷんしました。ホタルより、人間の方が多いんちゃうか~、と思いつつなんとかホタルの姿を写真に収めて(なんとか一匹を追いかけて、光の筋が撮れました↑)、満足とは到底いえないものの、帰途に就く覚悟がつきました。
画質、悪いですが一応動画もアップしま~す↓。
ま、メインの蛍は残念な結果でしたが、それ以外の寄り道でたくさん楽しい思いをしたので良しとしましょう。それにしても、乱舞する数万の蛍、見てみたい!