土曜日, 12月 18, 2010

HAJIME restaurant gastronomique Osaka Japon

長い・・・、でも名前負けしていないお店でした。今日は、大阪ミシュラン☆☆☆のフレンチレストランで、クリスマスランチを頂きました。
店構えもなかなか雰囲気があって、中に入るとちょっと重厚で身構えてしまう空気。三つ星の格なのかしらん・・・。
テーブルセッティングはシンプル↓ アペリティフにロゼシャンパンを頂いて、さぁお食事の始まりです。

まずは、小さな前菜三種。一皿目、セップ茸を使ったカナッペ風の一品。こういう黒い陶器プレート、流行りなんでしょうか。accueillirでも使われていたような。

二皿目は、半熟玉子。とろーり、濃厚な食感にナッツのアクセント。

三皿目はサバを使った一品。低温でじっくり調理されていて、絶妙の柔らかさ。下に敷かれた金柑やトッピングされたゼストの風味がよく合います。

そしてここから、メニューに載っているコースへと突入。
"mineral"と名付けられた一皿は、なんと66種類の素材が使われているそう。上に乗っているのは、貝のエキスの泡。見た目はもう芸術の域、食べるのかもったいないくらい。

お次は、"foie gras au naturel"。薄切りにしてパリパリに焼いたじゃがいもをパンに見立てたタルティーヌ。贅沢にも、フォアグラと黒トリュフが挟まれていて、サンドイッチ感覚で手で頂きます。

メインは、"canard challandais"。こちらもじっくりと火入れされていて、なんとも美しい色合いと柔らかさ。皮目は細かく切れ目を入れてあり、カリカリに仕上がっています。白と黄色のカブ、ワサビ菜、枝豆、ザクロ、干しブドウで作ったチャツネが添えられています。

プレデセールは、"pere noel"。サンタクロースをモチーフにした、バナナのムースとフランボアーズのソルべ。

メインのデザートは、HAJIME風の"buche de noel"。ナッツのチュイールでクリームと洋梨が包まれています。ショコラのアイスが絶品でした。

コーヒーと小菓子(生キャラメル、チョコレート、苺ミルク)。この葉っぱの形のガラス器、またもやaccueillirと被ってます。
さらに、右手に見える小さなグラスには、丁子(クローブ)で香り付けされたパリパリのチョコレート。その隣は、ピンクグレープフルーツとクリーム、タルト生地のクランブルが入ったグラスがもう一つ。いやぁ、こうやってsweet攻撃で締めくくられるのはなんとも幸せな気分。

たっぷりとおしゃべりを楽しんで、お店を後にする時、肇シェフがご挨拶に出てきて、お店の外までお見送りして下さった上に、この寒空の中、スタッフとともに私達の姿が見えなくなるまで立ってらっしゃったのが印象的。その心遣いが三つ星たる由縁なのかもしれません。
あ、忘れてました。追加でアップ、お土産に頂いたプリンです。カラメルがちょっとほろ苦でピスタチオの風味。大人の味でした。
ディナーはちょっと敷居が高いかもしれませんが、もう一度行ってみたいお店です。予約取るの、大変でしょうけどねぇ・・・。

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