土曜日, 3月 31, 2007

いかみみ

って知ってますか?いわゆる、エンペラの部分(上の写真の右側、先っぽが三角形に広がっているところ)をこう呼ぶそうです。もちろん、本当に耳なわけではありませんが。昨夜出かけた、お鮨屋さんで初めてこの呼び名を知りました。もちろん、いかみみの握りを食べたのも初めて。ひらめの縁側ににて、ちょっとコリコリした食感が、ニクイ奴です。
そんなわけで、スーパーで出会ったするめイカを思わずカゴに入れちゃいました。今日のランチは、このイカを使ったパスタです。ちなみに、イカには目も口もあります。真ん中の写真、イカのセクシー?(というか、上の部分を切り離しちゃったので、かなり残酷か・・・)写真をご覧下さい。
かなり離れて、黒い目がふたつ。そして、あらわに広げられた足の根元に黒くみえているのが、嘴です。
下の写真が完成品。アボガドとズワイ蟹の冷製パスタです。って、イカは茹でてトッピングにしただけにみえますが、イカ肝を酒で伸ばして、ソースの隠し味に使ってるんですよ~。缶詰のカニのほぐし身を汁ごと、ペースト状にしたアボガドと混ぜ合わせました。冷製なので、味付けはレモンと塩・コショウ・オリーブオイルでさっぱりと仕上げました。きれいな緑色が、春っぽいでしょ?

水曜日, 3月 28, 2007

開花

←通勤途中、桜の花が咲いているのを発見!
とはいえ、大きな木の先端部分に、一つか二つ。でも、朝からこういうものを見つけると、なんだか明るい気分になります。もう春だなぁ、と思いつつ仕事場に向かいました。すると昼休みのニュースで、近畿で桜の開花宣言がされたと聞きました。おぉ、開花宣言の日に、桜が咲いているのに気が付くだなんて、なんてオンタイムな私!例年より、数日早い咲き始めだとか・・・。地球温暖化は心配ですが、春が早くやってくるのはいいことだ、なんて自分勝手かな。
今日は、桜以外でも、春の訪れを告げてくれるもの達を激写☆。
まずは、バス停裏に顔を出していた、つくし君→
周りにも何本が出ていたのですが、どれもヒョロっとして貧弱でした。私が子供の頃は、もっと立派なつくしをいっぱい摘んできて、お浸しや卵とじにして食べたけど、今どきの子は食べるどころか、見たことない子も多いんだろうな。
そして、アスファルトの隙間から一生懸命育った、スミレちゃん→
一時期、コンクリート塀の隙間に育ったとかいう、ド根性メロンや、ド根性大根がワイドショーを賑わせていたのを思い出してしまった。でも、このスミレちゃんはあまりにじべた近くに這いつくばっているので、中腰で写真を撮ろうとした私は、手ぶれしまくり・・・。きれいに撮ってあげられなかった、根性なしの私を許してね。

日曜日, 3月 18, 2007

タイ料理

どうしても、ソムタムが食べたくなった。ソムタムというのは、以前にも紹介したタイ料理で、青いパパイヤを使ったサラダ。アメリカにいた頃は、タイレストランに行くと必ずオーダーしていたし、中華食材店で簡単に青パパイヤが手に入ったので、家でも良く作ったものです。とはいえ、ここは日本。ふらっと食べに行けるところに、タイレストランはないし、青パパイヤも手に入らない・・・。大根で代用しようかとスーパーをぶらついていたら、冬瓜を発見。大きさの差はあれ、見た目はかなり青パパイヤに近い。
そういうわけで、本日はおうちでタイ料理。時間に追われず、作れる余裕があれば、私にとって料理はいいストレス解消になるんだなぁ、と実感。2時間ほどかけて、お気に入りのタイメニューが食卓に並びました。
手前が、冬瓜で作ったソムタム。生の唐辛子がなく、鷹の爪を使ったので辛さがイマイチでしたが、冬瓜の食感はパパイヤに似ていて、満足のいく出来でした。そして、右側にあるのがチキンとえびのグリーンカレー、左側はタイ風さつまあげとそのソース。スーパーでタイのあらが手に入ったので、それをつみれにし、レッドカレーペーストで味付けして揚げました。これに一番時間がかかったかも。どれも、おいしく頂きました。
グリーンカレーソムタムは、レシピを紹介しています。

土曜日, 3月 17, 2007

春のアレンジ

久しぶりにフラワーアレンジメントレッスンに参加。クリスマスのキャンドルアレンジや、プリザーブドのアレンジ、バレンタインのレッスンなど、行きたかったのだけれど、日程が合わずに見送っていました。
今回は、春らしくチューリップを使ったアレンジ。中央のクリーム色と淡いピンクの大輪の花はガーベラですが、右側に並んでいるのは薄い黄色で八重咲きのチューリップ。手前の濃いピンクと白の2色咲きも、なんとチューリップの一種。あとは、後ろに隠れていますが、白色のラナンキュラスを使いました。周りにあしらったグリーンが、おしゃれでしょ?
下の写真は、帰り道の公園で満開に咲いていた、木蓮の木です。天気が良かったので、白い花が青空に映えて、とてもきれいでした。
最近またちょっと寒さがぶり返して来ましたが、春はもうすぐそこ。公園内の桜の木には、まだ堅そうでしたが、たくさんの蕾が!

金曜日, 3月 16, 2007

Art Deco

歌舞伎の話の次は、アール・デコ・ジュエリーのお話。純和風なものもいいですが、キラキラものはやっぱり洋物に限ります。通勤途中の車内広告で見て、行きたくてしょうがなかった”アール・デコ・ジュエリー展”に行ってきました。仕事でちょっと寝不足だったのですが、早く帰れたし、空いている平日に行けるチャンスを逃すな、ってことで。
絵心や芸術眼は皆無ですが、ジュエリーやガラス細工を見るのは大好き(キラキラしてるから?)。こういった作品は、上から左右から、時には鏡に映った背面や下面まで、と3次元に鑑賞できるわけで、2次元の絵より見ごたえあり、と思うのは私だけでしょうか?DCで、ホープダイヤモンドを見たときなんて、大感動でした。だって、自分で動かなくても、ショーケースが360度回転してくれちゃうんだもの!!
年に何度かは、今回のように絶対行きたいって思う展示会があります。もちろん、展示会では人目も気にせずショーケースに張り付いて楽しむわけですが、目録を買って帰って家でボーっと眺めるのも好き。そんなわけで、家の本棚に並ぶ分厚い本が増えてきました。
今、東京で開かれている”ティアラ展”もすごく気になります。調べたら、6月には京都で開催されるそうなので、ラッキー♪
ヨーロッパでジュエリー工芸の技術が発達したのは、なんと言ってもお金に糸目をつけずに、ティアラや王冠ををつくる風習があったから。ジュエリーの中でも、ティアラは誰でも付けられるものではないので、別格なもの。混雑するだろうケド、見に行きたいなぁ。

日曜日, 3月 11, 2007

粋に

歌舞伎見物にでも行きましょうか、と出かけてみた。場所は、京都は南座。演目は、“霧太郎天狗酒醼(きりたろうてんぐのさかもり)”。
中村橋之助さんが、鎌倉時代の世間を騒がす、悪者天狗を演じています。111年ぶりの復活公演なのですが、現代向きにアレンジ(というか、前の公演を見た人はまず生きていないだろうけど)された感じ。天狗の下っ端達のアクロバティックな動きや、宙吊りなんか、おぉっと思わせる仕掛けもありました。
歌舞伎を見たのは、今回が3度目。といっても、2回目が今年の一月。初めて見たのが4年ほど前なので、まだビギナーです。どの回も、幕間を挟むとはいえ4時間超の長丁場でした。もちろん、役者もしんどいでしょうが、見てるほうも時々どうしようもない眠気に誘われ、ツライのです。
それでも、2回3回と足を運ぶのは、やはり私は歌舞伎が好きなのかなぁ・・・。もともと大衆娯楽なので、伝統文芸のなかでは比較的何を言ってるのかわかるし、ストーリーも理解出来るし(とはいえ、パンフレットなしでは半分も楽しめないのだけれど)、親しみやすいとは思うのだけど。
今回は、入場すると舞台に主要登場人物の人形が飾られていて、写真を撮ることが出来ました。この人形をイジルところから話が始まります。こんな趣向も初めて見ました。南座の雰囲気はすごく良かったです。舞妓さんらしき(そういう格好ではないけれど、旦那さんに連れられてきてた)若い女の子達もいたりして。
また機会があれば、歌舞伎を見に行きたいな。

土曜日, 3月 03, 2007

神頼み

今日は、誕生日なのであ~る。
毎日、何にもしなくても時は過ぎて、嫌でも歳をくってしまうのね・・・。だったら、どうせなら実りのある一日を送りたいなぁ、とは思うのだけれど。なんだか、やる気を出すのが億劫です。やりたいことには手をつけても、やらなければならないことをずっと先送りにしちゃう。そうして、お尻に火が付いてから仕事に手をつけて、泣きを見ることを繰り返しているのに、一向に直らないこの性分。 いやぁ、昔はこんな性格じゃなかったんだけどな。夏休みの宿題とか、7月中に終わらせちゃうような子供(いったい何年前のお話?)だったのに・・・。
さて、写真は清水寺です。そうです、恒例の世界遺産巡りです。下に移っている、清水の舞台はもちろんですが、ここに来て、ハズせないポイントは、地主神社です。縁結びの神様ですよ~。
おみくじ、引いてみました。小吉だってさ。まぁ、あたりさわりのない文句が書いてありました。どん底に突き落とされることもなく、かといって明るい未来を夢見られそうなこともなく・・・。一緒に言った連れは、なんと凶を引いておりました。しかも、待ち人はまず来ない、恋愛運に関しては神社仏閣に通って精進せよだって。神頼みに来ている人間に、もうちょっと親切にしてよって思いません?