無農薬で収穫したという、立派な柚子を頂きました。触っただけで、手のひらにふんわりいい残り香が移ります。せっかくの無農薬ですから、皮まで活用しようと、柚子マーマレードを作ってみました。ネットで調べたところ、皮はそのままだとかなり苦みが強いようなので、一旦火を通し、さらに水にさらして苦みを抜くというのが秘訣らしいです。そんなわけで、まず皮を剥いて苦みの強い白い綿の部分をスプーンでこそげて煮たら、部屋中に爽やかな香りが充満したうえに、その煮汁がとっても綺麗な黄色。皮はそのまま一晩、水につけておきました。煮汁は捨てるのが惜しくなり、煮詰めて岩塩と混ぜてお決まりのバスソルトも作ってみました。ちょっと香りが弱いので、レンジで乾燥させたみじん切りにした皮を加え、さらにグレープフルーツの精油も投入。かなり香りは弱いですが、完成。そうして、ジャムのとろみに欠かせないペクチン収集のために、柚子の種も別にして水につけておきました。
そして、二日目。袋の部分もペクチンが豊富ということで、果汁を搾った後の果肉と一緒に、手抜きしてフードプロセッサーにかけました。水にさらした皮を薄切りにし、このフードプロフェッサーかけたもの、柚子全体の重さの60%の上白糖を合わせて鍋でことこと。砂糖が溶けたところで、ペクチンたっぷりでどろどろの種を付けていた水も加え、程よいとろみが出るまで煮詰めます。最後に果汁を加えてひと煮立ちさせ、念のため煮沸消毒した瓶に詰めました。
最終的に小瓶3つと+αができました。ヨーグルトにかけて味見したことろ、すこしソースっぽくゆるい仕上がりですが、とってもフルーティでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿