土曜日, 4月 17, 2010

トリノ・エジプト展

去年、東京で開催されていて、行きたいと思っていた”トリノ・エジプト展”が神戸にやって来ました。ちょうど同時期に横浜で”海のエジプト展”もやっていたし、なんだかエジプト関連が盛り上がっているなぁ、と思いながら自分のエジプト旅行を計画してたっけ。
今回は、神戸市立博物館が会場です。土日や休みは混雑すると聞いていたので、早起きして博物館のオープン時間に駈けつけました。三宮駅から徒歩で10分ほど。博物館に向かう道中も、神戸らしいおしゃれなお店がいっぱい。開店前だったので、覗き見したい誘惑は実行できませんでしたけれど。
着いたところ、博物館前にはやはりすでに行列が出来ていました。とはいえ、開館すると待ち時間なくすぐにチケットを購入し、見学出来ましたが。トリノにあるエジプト美術館は、カイロ考古学博物館や大英博物館、メトロポリタン博物館に負けないほど、古代エジプトの遺産を所蔵しているんですって。確かに、地図で見るとエジプトからはそう離れていませんけれど、初耳でした。
今回は、その博物館からたくさんの秘蔵の展示物がやってきたそうです。海外はおろか、トリノ博物館がオープンして以降、博物館内でも移動されたことのないようなお宝が、はるばる海を越えて来たそうな。展示の仕方も、なるべく本家に近づけたのか、薄暗い照明で、鏡を使ったり、赤と黒に統一された背景だったりと画期的な感じ。
でもなんだが、暗過ぎて見づらかったし、内部には~がって注意書きがあるのに、その部分を覗きこもうとしてガラスのショーケースに頭をぶつけてしまったり・・・、と不親切な感じ。
特に彫刻なんかは、正面だけでなくもっと側面や背面も見やすい展示にしてほしかったなぁ。展示物もあまり多くはなかったですが、展示室の広さと人出を考えると、これ以上のものを見せるのは厳しいかも、と思わざるを得ませんでした。比較的すいていた方ですが、人の波に沿ってある程度、制限された時間で鑑賞するのに、展示物が多いとゆっくり楽しめませんもんね。
そんな感じでちょっと消化不良が否めない感じのまま、博物館を後にしました。 その後、バーニーズNYなんかをぶらっとして、小腹がすいたので南京町へと向かいました。すごく久しぶり、で思わず空いていた老祥記で小龍包をお持ち帰り。帰り際に、今では結構有名になって、百貨店なんかにも出店している”エストローヤル”でシュークリームとロールケーキをお買い上げ。ここのパイシュー、食べるのは10年ぶり?くらい。ちょっと味が落ちちゃったかなぁ・・・。  

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