火曜日, 5月 02, 2006

ドルにまつわる、エトセトラ・・・

フィラデルフィアで学んだこと、その1。市外の散策中に、Mintと書かれた大きな建物に遭遇。Mint?、ミント(食べるやつ)作っている工場?と思いきや、実はな~んとドル紙幣の印刷所でした。アメリカで、一番最初に出来た印刷所だそうです。日本のお札にも、作られた場所がわかるようにロット番号とアルファベットが書いてありますよね。
こっちでも、お札の意外な場所に書かれていたのでありました。1ドル札に書かれている、この丸で囲まれている部分のアルファベットがそうなのです。何州のどの都市っていうのが、1文字のアルファベットで示されているのでした。例えば“A”だとマサチューセッツ州ボストン、”B”は、ニューヨーク州ニューヨーク。1ドル札なんてもう2年近く毎日使っていたのに、全然気づかなかった・・・。ちなみに、ペンシルバニア州フィラデルフィアで作られたお札のアルファベットは、“C”でした。Wikipediaによると、AからLまでの13のアルファベットが使われているそう、つまり13の印刷所があるということ。余談ですが、Wikipedia(日本語版もあり)はいわゆるオンラインの百科事典で、紙幣のデザインの由来なども検索出来て勉強になりますよ。コインを作っている造幣局の場所も、アルファベット1文字で刻印されているそうな。今、1ドル札を手に取るたびにアルファベットを チェックするのが、習慣になりつつあります。
そして、お金に関してもう一つ。これもまた、こちらに来て数ヶ月してから友達に教えてもらって初めて気が付いたのですが・・・。クオーターと呼ばれている、25セントコイン。
表はジョージ・ワシントンの横顔、そして裏には鷲の絵が描かれているのが普通なのですが、裏面が異なる記念バージョンがあるのです。例えば、ニューヨーク州 なら自由の女神(写真でわかるかな?)というように、州ごとにそれぞれ違ったモチーフがデザインされています。なんでも、1999年から毎年5つの州の記念デザインのクオーターが発行されているんだとか。上記のWikipediaのサイトでは、今まで発行されたすべてのコインのデザインを見ることが出来ます。記念コインの存在を知った時は、それらを見つけたら使わずに取って置いたりしていたのですが、なにぶんクオーターは一番使用頻度の高いコイン。コインランドリーや路上パーキングなど、クオーターしか使えないので、必要に迫られてついつい使ってしまって、結局集めることは断念してしました。 今は、せめて自分が訪れた州の記念コインくらいは、手元に残すようにしたいな、と思っています。
知っていると、お店でお釣をもらうことがちょっと楽しみになる、お金にまつわる小話でした。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

http://www.mint.go.jp/eng/menu/index_e.html

大阪花見の名所、造幣局もMintだよね~。
ちなみにぼくはPNCBankの口座をそのまま残してあります。アメリカ出張のときは便利じゃないかな~と思ってね。円安になってええで、ええでと思ってたけど急に円高になっちゃった。。。でも両方持ってればいいんだよね。