火曜日, 1月 25, 2011

95%が謎

日曜日にテレビを付けたら、たまたまBSで再放送をしていた”コズミックフロント「ガリレオから始まる驚異の宇宙」”。ちょうど、始まった直後から見ることが出来たのですが、もう釘付け。発明した望遠鏡を使って、地動説を科学的に証明したのにもかかわらず、宗教裁判で有罪となり晩年は軟禁状態で亡くなった、「天文学の父」と呼ばれるガリレオ・ガリレイ。彼の生涯ともに、現代までの天文学の歴史を紹介する番組でした。
以前も触れましたが、目を奪われたのはハッブル天体望遠鏡の撮影した映像。もうCGと見紛うばかりの精巧さと美しさにうっとりです。ダークマターの存在を解明したのも、このハッブル望遠鏡の成果ですが、体をすり抜けてしまうほどの小さな素粒子で、その存在は見えないというダークマターが宇宙に占める割合は23%と約4分の1。現在も宇宙は膨張し、拡大し続けているそうですが、その原動力であるダークエネルギーというものが宇宙に占める割合が70%。つまり、ダークマターとエネルギーで宇宙の95%を占めているのですが、これらに関してはまだまだ謎ばかり。
我々がその姿を見て知っている、惑星や恒星、星雲や銀河なんて宇宙で占める割合は残りのたった5%なんですよ。やっぱり、宇宙って神秘です。心がふさいだ時に、星空を眺めてそんな感慨に浸ってみるといいかもしれませんね。
ハッブル天体望遠鏡の映像は、DVDで商品化されているので、購入しようかと思っていたところ、書店でこんなの見つけちゃいました。2枚組160分間のDVDが付属して、1400円。音声は英語で日本語字幕付き、ハッブル望遠鏡が撮影したCGかと見紛う宇宙の姿がたっぷり紹介されています。お買い得だと思いますよ。

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