土曜日, 1月 29, 2011

ばら園ツアー 後半

バラ園見学に夢中だったものの、やはりお腹は空くのです。守山から竜王へ向かうバスの車中では、もうお腹がペコペコでした。
ツアーに組み込まれていたのは、近江牛の老舗、”岡喜”の本店でのお昼食。初めて名前を聞きましたが、自営牧場の直営店で、団体客の予約も多数入っていて、かなり有名なお店らしいです。お店に入ると、お肉の焼けるいい香りが漂っています。ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶとメニューも豊富。
今日は、陶板焼きのランチコースを頂きました。火を付けてもらってから、出来上がりまでの時間が待ち遠しい。甘辛の特製ダレが、食欲をそそります。柔らかくて、ジューシーで美味しゅうございました。
食欲を満たした後は、そこからほど近い”杉本バラ園”へと向かいます。なんと、出迎えてくれたのはひつじの親子。雑草や下草を農薬なしで駆除してくれる、働き者。温室の外に雑草が蔓延ると、すぐに温室の中にも種が入って来ちゃうそうです。子羊は生後1カ月だそうで、母親はちょっとピリピリモード。
こちらのバラ園は、数々の品評会で優秀な成績を収め、皇室にも献上しているバラを育てているそうです。全国規模のバラの切花品評会で4回、1位という成績は過去に類を見ないそうな。そんな自慢話をさらっとされちゃいました。
ここでも温室内に入らせてもらってお話を伺います。バラを荒らすネズミ予防に、温室内には猫が飼われています。人懐っこい美猫(オスですけど)のポポちゃん↑、みんなに大人気でした。こちらのバラ、他と比べて葉の茂り方が半端ないです、まさに鬱蒼とした感じ。温室内は温度・湿度の管理はもちろん、二酸化炭素を配給して、たくさん光合成するようにしているそうです。花・茎・葉を一体で鑑賞するもの、という考えのもと育てられたバラは茎も太く、葉もつやつやで健康的。
イギリスのデビッド・オースチン社の厳しい審査を受けて、そのお墨付きのもとで他では見られないような新品種を販売に向けて準備中らしいですよ。帰り際、ここで育ったバラをお土産に頂きました。
さてさて、3つのバラ園を見学して大満足。充実した1日でした。

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