日曜日, 2月 06, 2011

卯年

ツアー2日目、お宿で朝から温泉と和朝食を頂いた後、石川県に向けて出発。夜についたので何にも見えないだけかと思ったら、明るくなっても周りには何もない山間の宿でしたが、温泉でゆっくり出来たので満足です。
まずは金沢市内へ。金箔のお店に立ち寄る、としか聞いていなかったのですが、前から気になっていた”箔座”だったのでラッキーでした。こちらは本店の方で、奥に金の茶室が設えられていて、見学しながら金箔の浮いたほうじ茶がいただけます。なんと金箔の99%は金沢で生産されているらしいですよ。金箔を延ばす際、間に挟んで叩く箔打ち紙があぶらとり紙として売られているほか、金入りの化粧品やお菓子などがずらり。もちろん、漆器やガラス器、アクセサリーなどに金箔をあしらった品も並んでいます。支店では、金箔工芸の体験もできるみたいで次回はぜひそちらに行ってみたいな。ここでは、料理に使える飾り用の金箔なんぞをお買い上げして、次の観光地へ。
お次は、ひがし茶屋街と呼ばれる、江戸時代の雰囲気を残した紅殻格子のお茶屋が軒を連ねる場所。祇園の花見少路のような雰囲気です。豪華絢爛なお茶屋の内部を見学できるほか、今ではカフェや現代作家によるアクセサリーや陶芸を置く、しゃれたお店が並んでいます。金沢に3つ残っている茶屋街のうち、一番大きなところらしいですよ。
金沢といえば、兼六園あたりが観光名所かと思っていましたが、こんな街並みをそぞろ歩きしながらショッピング、というのも楽しそう。そうそう、冬の兼六園といえば、雪で樹木の枝が折れないように、縄で枝を保持する”雪吊り”が有名ですが、市内では個人のお宅を始め、各所にその雪吊りをしてある木を見かけましたよ。
さて、花より団子で昼前にはすでに腹時計が鳴り出しました。バスは金沢から加賀へ向かい、途中の月うさぎの里というところで昼食休憩をとりました。ここは、びっくりするほどたくさんのうさぎグッズの品揃えと、庭に放し飼いにされた生うさぎが呼び物になっています。うさぎの抱っこはNGですが、タッチはOK。雪景色との相性もバッチリで、近寄っても逃げない人懐っこさと、ふわふわの毛並みに癒されます。今年は当たり年ということもあり、訪れる観光客も多いそうですよ。
締めは、福井県経由で帰途につきます。

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