日曜日, 10月 18, 2009

フレンチ・クォーター

今日は快晴!それでもやっぱり、ミシシッピ川は泥色でした・・・。青い空と、泥色の川、そしてそびえるグレーターニューオリンズ橋。ちょっと芸術的な眺めです。ちょこっと仕事場所の会場を下見して、かわいらしい路面電車に乗って、フレンチクォーターへ。








カトリーナの被害の後は、この路面電車もしばらく運休になっていたようです。まだまだ復興途中のニューオリンズですが、やはり観光が大きな収入源であるらしく、観光客が多く訪れる人気スポットではハリケーンの影響はもう、あまり感じません。ただ、観光の中心地を離れるとまだまだ被害の爪跡は深く、治安がかなり悪いようです。ま、カトリーヌツアーと名を打って、そのハリケーン被害を見学する観光ツアーが企画されていたりするのは、逞しくもありますが・・・。
さて、まずはアメリカ最古の市場といわれる、フレンチ・マーケットへ。ここは、そもそもニューオリンズがスペインの統治下にあった頃にあった農作物の市場が始まりだったそうです。スペイン領にも関わらず、クレオールと呼ばれるフランス系の移民が多かったので、フレンチ・マーケットと名前が付いたそうな。今は、その店舗のほとんどが観光客向けの雑貨店になっています。ちょうど、ハロウィンが近いので、かぼちゃのディスプレイもありました。中には、ワニの頭の剥製が並んだ、衝撃的なお店も!
日曜日の今日は、出店している店数も多く、ちょっとしたフリーマーケットのようで、見ているだけでも楽しかったです。
そして、ちょっとお腹がすいてきたところで、ニューオリンズでここは外してはいけないという名店、”カフェ・デゥモンド”へ行きました。ベニエという、揚げパンのようなドーナツと、チコリの入ったカフェオレで有名なお店です。たっぷりかかった粉砂糖で口の周りを真白にしながら、おいしく頂きました。ベニエもおいしかったけれど、ここのカフェオレが大のお気に入り。コーヒーが高価だった時代に、ローストしたチコリを混ぜたのが始まりらしいのですが、そのチコリが嫌みのない苦みとコクをプラスしているようで、たっぷりのミルクに負けずにしっかりコーヒーの味がするのに、飲んだ後に胃がもたれないですっきりしていました。


フレンチ・クォーター地区は、ヨーロッパ調のかわいい外観の建物がいっぱい。青い空に映えて、どの建物もとてもきれいでした。なかでも、ジャクソン広場の奥にあり、ニューオリンズのシンボル的な存在のセントルイス大聖堂はひときわ印象に残りました。





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