日曜日, 6月 27, 2010

ラベンダー摘み

曇り空でしたが、午後からお出かけ。
先日出かけた、マーガレットステーションに再訪です。この間は、ポピー畑の隣でまだまだ蕾も付いていなかったラベンダー畑が、今回は季節の花畑として解禁されていました。ポピー摘みはパスしましたが、ラベンダー摘みはやってみたかったんですよね。
受付で先払いして、花鋏を貸してもらって、30本、300円で摘むことが出来ます。まだまだ咲き始めでしたが、友人曰く、ラベンダーは蕾の方が香りが強いそう。確かに、畑の中に入るとふわっと香りがしていました。自ら摘んで、花に触ると手にも残り香が移ります。花畑には紋白や紋黄蝶、数が減ってきているというミツバチもたくさん見かけました。 
ラベンダー摘みたいって強い気持ちが通じたのか、雨も降らず、時折は晴れ間ものぞくような天候でした。摘んだラベンダーは持ち帰って、バンドルを作ろうと思います。以前にどなたかのブログでお見かけしたのですが、こちらの受付でも作り方のレシピをもらえましたよ。
今回もの地元産のきのこやトマトをお買い上げして、メロン味のジェラートを食べて、大満足。この場でバンドルを作っちゃおうかとも思いましたが断念して、お天気が持ち直してきたこともあって、先日ここから近江長岡に向かう途中で見かけた、風穴に寄ってみることにしました。
先日は、道すがらいろいろ寄り道したので、気になってはいたのですが通り過ぎちゃったんですよね。
正確には、”河内の風穴”とい名前が付いていて、滋賀県の天然記念物にも指定されている、鍾乳洞なんだそうです。ナビにも名前が登録されていたので、結構知られた観光名所なのかもしれませんが、迷ったんじゃないかと思うくらい山道に入ったところにあってびっくり。またもや、蛍が生息していそうなきれいな渓流を脇目に、その山道を5キロほど走りました。途中、野生の大きなサルにも遭遇し、本当にここは滋賀県?という気分になります。車で走っている時も渓流の上に霞みがかかったように白い層が出来ていて、もしや温泉でも涌いているのかと思ったのですが、後で聞いたところによるとその逆で、水が冷たいので空気との温度差で水蒸気の層が出来ているそうです。
いかにも山村、という集落に風穴の入口があります。入場料500円を払って入ると、これまた渓流沿いに細い坂道と階段を上って行かなくてはいけません。渓流の流れは速く、マイナスイオンたっぷりで、涼しい風が気持ちいいのですが、なかなかハードな道のり。そうやって辿り着いた、風穴の入口↑を見て、またびっくり。 
岩にぽっかりと空いた1mくらいの穴、なんです。風穴、の名前の通り外に向かって中の冷気が吹き出していて、寒いくらいです。かがんで岩穴をくぐって、細い階段を降りると、またまたびっくり。いきなり天井が開けて、広い空間が広がっています。中は涼しいどころか寒いくらいで、しかも上から冷たい水滴が容赦なく落ちて来ます。想像していた鍾乳洞、というよりかなり大きな洞窟ですね。  
岩肌に作られた細い階段や、滑りそうな鉄製の梯子を登ったり、探検気分を満喫。
観光用に公開されているのはほんの一部で、奥の方にはいわゆる鍾乳石などの鍾乳洞特有の地形もあるらしいです。その昔、地元の村人が洞内に犬4頭を放して入り口を閉ざしたところ、1頭は死に、残りの3頭は鈴鹿山脈の向こう側の伊勢国(現・三重県)に現れたとの言い伝えが残っている、という全体の大きさは相当なもののようです。
かなり涼しいし、夏に行くにはお勧め。小さいながらもスリリングなので、滑りにくい靴と動きやすい格好でお越し下さい。我々は、滑りやすいペッたんこ靴やロングスカートで来て、失敗でした・・・。

さてさて、今日もたっぷり遊んでご帰宅です。
これが、家で完成したラベンダーバンドル→
花の房の部分を茎とリボンで編みあげて包んでしまいます。こうして乾かせば、花も落ちてしまわないし、香りごと閉じ込めてしまえます。
素晴らしいアイデア!

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