水曜日, 6月 30, 2010

Le Gauche Seki

シェフは箱根のオーベルジュ、“オーミラドー”出身。完全予約制で2-3組しか受け付けず、パンやデザートもこだわりの自家製。予約の電話には必ずシェフ自らが、電話口に出て対応する・・・。口コミやレビューを見ると、どの方も大絶賛。そんなお店があると知ったからには、滋賀だって行っちゃいますよ、なにせ回遊魚のまぐろちゃんですもの。










店構えは、目立たずこじんまり。思わず見落としてしまいそうなほど。まるでフランスの片田舎の雑貨屋さんのような、カントリー調です。中に入ると、思わずにんまり。広々としていて、厨房と客席のスペースが同じくらいで、4人がけのテーブル2つとオープンキッチンに面したカウンター席のみ。こちらから、シェフのお仕事の様子が垣間見れるのと同様に、向こうからもこちらの食事の進行具合がよく見えるようになっています。厨房には、カニの甲羅や鹿の角、猪の下顎骨やオマールの頭など(全部写真に写ってますが、わかりますか?)、雑多のものがディスプレイされていて驚きとともに何がどこに?の感覚で目移りしてしまうのが、料理の待ち時間も楽しくなってしまいました。
今日頂いたランチは、お勧めの4000円のコース。


ヴィシソワーズ(アワビのジュレとウニが載ってます)
自家製のパン
前菜(カツオのスモーク、サラダ仕立て)
お魚料理(ズッキーニの花の中にはラングスティーヌとホタテが。下にはスズキとオマールのキャベツ包み、クリームソース仕立て)
お肉料理(鹿肉とガチョウのフォアグラのパイ包み、ポルト酒ソース)
デザート(ローストアーモンドのブラマンジェ、桑の実添え)
コーヒーと小菓子(自家製トリュフとフィナンシェ)


ヴィシソワーズがアンティークのシェリーグラスに、など盛り付けも器も素敵です。カトラリーもすべて銀製で、平日の昼間っからこんなお料理を頂けるなんて、気分はすっかり有閑マダム。 目もお腹もお腹も満足して、遠くまで来た甲斐があったなぁ、と思いました。土日祝日じゃなかなか予約は取れないんじゃないかな・・・。リピートしたいけれど、有閑でもマダムでもないので当分お預けですね。
帰りは、club HARIEに寄り道して、バームクーヘンをお買い上げ。並ばずに買えるだなんて、感激。こちらも有閑マダムとおぼしき奥様方がちらほら。噴水があったり、季節の花が咲いていたりと、お庭がとっても素敵でした。デザートビュッフェがあるようで、かなり気になったのですが、あまりに満腹過ぎて今回は見送りです。
最近、滋賀へのお出かけ率が高いですが、いやはや侮るなかれ。食べる所、遊び所、満載ですぞ。
さて、次はどちらに出かけましょうか・・・。

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