木曜日, 4月 29, 2010

おさらば

さて、昭和の日。今日からゴールデンウィークに突入。世間ではうらやましいほどの長期休暇になる方々もいらっしゃるようですが、一方では祝日なんて全く休みなし、なんて友人もいたりして。かく言う私は、今日はお休み、明日は仕事、その後も泊りの仕事があり、連休ならぬ飛び休です。
休みと言えばじっとしていない”まぐろ(回遊魚のマグロは、止まる=死らしい)”な私ですが、ゴールデンウィークはおこもりすることに決めていました。3月くらいに突如として出現した、親知らずの抜歯、ゆっくり休めるこの時期にやっつけてしまおうという計画です。年末頃に同い年の友人が、同じく親知らずで苦労していて、年明けまで騒動を引きずっていたのを目の当たりにしたので、かなりおよび腰。しかも彼女には、この年でもう親知らずなんて生えないよぉ、と大口をたたいていたのに、その舌の根も乾かぬうちに生えてくるなんて!
抜いてしまえばなんてことはなかったのですが、膿んだり晴れたりしていなかった分、抜いた後が痛い・・・。食べる楽しみはお預けなので、図書館からたくさん本を借りて、活字離れにおさらばしようと思います。ミステリーが大半ですが、名前に惹かれて借りてしまった一冊目の本。チョコレートの歴史、有名ショコラティエのエピソードが満載。食べたくなってしょうがない!

水曜日, 4月 28, 2010

ピーナッツ

ピーナッツ、その名前の響きも、見た目もとっても可愛い奴ら。しかも、おいしい。なんて、いいとこ尽くし。
うちに遊びに来た友人から、ピーナツをもらいました。しかも、本場?の千葉産ですって。乾燥させただけのシンプルな殻付きピーナッツ。そのまま食べても良し、炒るかローストすると、香ばしく頂けそうです。もちろんお料理にも。
お菓子はあんまり作らないので、個人的にピーナッツが欠かせないと思うレパートリーから一品。出来合いのペーストで簡単に作れる”パッタイ(タイ風やきそば)”を。具材にはエビや鶏肉、卵、豆腐など、それに野菜なら何でもOKなんですが、仕上げにピーナッツともやしと香菜、この3つが揃えば完璧です。今日は香菜がなかったんで、クラッシュピーナッツをタップリと。あ~、おいしかった。

月曜日, 4月 26, 2010

出来上がり

先日セミオーダーした、marimekkoのファブリックで作って頂いたトートバックが出来上がりました。たくさんのファブリックの中で、一番目を引いたのが、この黄色と黒の奇抜なデザイン。
デザイナーは、MAIJA LOUEKARI (マイヤ・ロウエカリ)という女性で、デザイン名はPUUTARHURIN PARHAAT(プータルフリン・パルハート / 最高の庭師)というそうです。他にも何点か、気になった生地があったのですが、お店の方に聞くと、いずれも同じデザイナーの作品で、どうやら私の好みにクリーンヒットした模様。
派手かな、と思いましたが、出来上がりを見るととっても、か~わ~い~。お気に入りです。

土曜日, 4月 24, 2010

伏見散歩

最近、寒い上に天気の悪い日が続いていましたが、今日も曇りで始まりましたね。予報では明日は晴天とか。そういうタイミングに限って、仕事だったりするし・・・。なんて、不貞腐れていると、午後には晴れ間がのぞき始めました。
ちょうど午前中の仕事を終えて、京都に出向く用事があったので、その帰りに今の季節に行ってみたかったスポットに立ち寄りました。

場所は、”龍馬伝”の人気でにわかに観光客の増えた伏見。有名な寺田屋があったり、月桂冠や黄桜など、日本酒には疎い私でも名前を知っている大手の酒造メーカーの点在する所です。写真で見かけた、この季節ならではの風景↑
近代化産業遺産に登録されている松本酒造の建物と、傍らを流れる高瀬川の土手に群生する菜の花。青い空、白い雲を背景に素人の私でも、こんな写真が撮れちゃいました。
いつものコンデジは持参していたのですが、なかなか、フォトジェニックな風景にたくさん出会って、デジイチ持ってくべきだったなぁ、と後悔。江戸時代に淀川と宇治川を結ぶ水路として、人々を運んでいた十石舟を復刻して、観光用に整備されていたり、水路脇の遊歩道も散歩にぴったり。
もう少し早ければ桜もキレイだったでしょうが、もうすっかり葉桜でした。それでも白い小花がかわいらしいこてまりが咲き始めていたり、花を付け始めた藤棚があったり、柳の青葉が初々しかったり、と充分に今の季節を満喫できました。 
道すがら寺田屋にも行ってみましたが、残念ながら見学時間が過ぎていて観光客もまばらでした。1時間ちょっとのお散歩、いい気分転換になりました。

日曜日, 4月 18, 2010

花の競演

今日は、三田までドライブ。女4人の珍道中、車内の賑やかなこと!
このあたりでは有名な、シバザクラの”花のじゅうたん”を見に出かけたのですが・・・。残念ながら、まだ3分咲き、といったところで、まだまだじゅうたんと呼べる代物じゃなかったです。家の近所では濃ピンクのシバザクラ、満開を通り越して盛りを過ぎちゃったってたんだけどなぁ。
4月中旬から5月中旬までが見ごろ、ってことなので、まだこれからのようです。日当たりにもよるのでしょうが、色によっても咲く時期が違うのか、白のシバザクラの部分だけが満開でした。個人のお宅の庭を整備したような庭園ですが、もし満開だったならきっと見ごたえ充分だったでしょう。今日は、まだ見ごろを迎えていないせいか入園料を半額にしてもらえたのが、良心的でした。
お花畑をイメージして来ていたので、かなり消化不良。どこかで、お花見を仕切り直したい気分。というわけで、万博記念公園に寄って帰りました。
桜はとうに終わっていましたが、ラッキーなことにチューリップ祭りが催されていました。高速道路から、しばしばお見かけしていましたが、近くで太陽の塔を見たのは何年ぶりだろう。思わず、正面と背面にも回って写真をパチリ。 見れば見るほど摩訶不思議な容貌ですが、なんとも愛嬌があり、今ではみんなに愛されている、大阪のシンボルの一つですね。今日は、フリーマーケットも開催されていて、とても賑やかでした。お天気もやっと春めいてきたので、チューリップの花壇にもたくさんの人が訪れていましたよ。肝心のチューリップも満開、色とりどりの花が咲き乱れていました。黄色や赤が多かったですが、紫やピンク、オレンジを始め、ミックスカラーや八重咲きなどたくさんの種類がありました。きれいな写真が撮れましたよ↓



 

土曜日, 4月 17, 2010

トリノ・エジプト展

去年、東京で開催されていて、行きたいと思っていた”トリノ・エジプト展”が神戸にやって来ました。ちょうど同時期に横浜で”海のエジプト展”もやっていたし、なんだかエジプト関連が盛り上がっているなぁ、と思いながら自分のエジプト旅行を計画してたっけ。
今回は、神戸市立博物館が会場です。土日や休みは混雑すると聞いていたので、早起きして博物館のオープン時間に駈けつけました。三宮駅から徒歩で10分ほど。博物館に向かう道中も、神戸らしいおしゃれなお店がいっぱい。開店前だったので、覗き見したい誘惑は実行できませんでしたけれど。
着いたところ、博物館前にはやはりすでに行列が出来ていました。とはいえ、開館すると待ち時間なくすぐにチケットを購入し、見学出来ましたが。トリノにあるエジプト美術館は、カイロ考古学博物館や大英博物館、メトロポリタン博物館に負けないほど、古代エジプトの遺産を所蔵しているんですって。確かに、地図で見るとエジプトからはそう離れていませんけれど、初耳でした。
今回は、その博物館からたくさんの秘蔵の展示物がやってきたそうです。海外はおろか、トリノ博物館がオープンして以降、博物館内でも移動されたことのないようなお宝が、はるばる海を越えて来たそうな。展示の仕方も、なるべく本家に近づけたのか、薄暗い照明で、鏡を使ったり、赤と黒に統一された背景だったりと画期的な感じ。
でもなんだが、暗過ぎて見づらかったし、内部には~がって注意書きがあるのに、その部分を覗きこもうとしてガラスのショーケースに頭をぶつけてしまったり・・・、と不親切な感じ。
特に彫刻なんかは、正面だけでなくもっと側面や背面も見やすい展示にしてほしかったなぁ。展示物もあまり多くはなかったですが、展示室の広さと人出を考えると、これ以上のものを見せるのは厳しいかも、と思わざるを得ませんでした。比較的すいていた方ですが、人の波に沿ってある程度、制限された時間で鑑賞するのに、展示物が多いとゆっくり楽しめませんもんね。
そんな感じでちょっと消化不良が否めない感じのまま、博物館を後にしました。 その後、バーニーズNYなんかをぶらっとして、小腹がすいたので南京町へと向かいました。すごく久しぶり、で思わず空いていた老祥記で小龍包をお持ち帰り。帰り際に、今では結構有名になって、百貨店なんかにも出店している”エストローヤル”でシュークリームとロールケーキをお買い上げ。ここのパイシュー、食べるのは10年ぶり?くらい。ちょっと味が落ちちゃったかなぁ・・・。  

木曜日, 4月 15, 2010

4匹の

三匹の子豚、ならぬ、四匹の豚鍋敷き・・・。
3年以上前になるでしょうか、鍋敷きが欲しくて探していたところ、近所のAfternonn Teaで白とピンクの豚を発見。お手頃な値段と、可愛さにイチコロで、迷うことなく2匹とも購入しました。そして、それから数ヵ月後、東京のキッチン雑貨店で赤い豚と遭遇、”三匹の子豚”のフレーズが頭に浮かび、はるばるお持ち帰りしてきたんです。
鍋敷き、3枚もあってどうする?、って感じですが・・・。大人数が家に集まった時などは、ルクルーゼの鍋をそのまま食卓に出すので、一度に2-3枚は使う機会があったりして(もちろんこれまで1-2度しかないですが)。
そんなところに、先々週の京都でのお買い物ツアー中、黒豚に遭遇。
いったい何匹まで増えるのでしょうか?

日曜日, 4月 11, 2010

一目千本

先週末のお花見に満足したはずでしたが、まだその熱も冷めやらぬうちに、またまたお花見に出かけました。
今回は遠出して、吉野まで行ってきました。吉野と言えば、桜の3大名所のうちの一つ(ちなみ、残りは青森の弘前公園、長野の高遠城址公園らしいです)。奈良に都があった時代から、数々の歌に詠まれてきた名所中の名所ですよね。関西に住みながら、桜の時期に来たのは初めて。というより、前回の訪問が初吉野で、つい去年の晩秋のことでしたっけ。

実は去年も吉野でお花見の計画は持ち上がったのですが、連れの体調不良でお流れに。今回は万全を期しての実行、のはずでしたが、本当は来週の予定だったんですよね。急遽、予定を繰り上げ、しかも明日じゃ天気が悪そうだってことで、昼過ぎから出かけるという一見無謀なスケジュールでした。でも、今週にして良かった、良かった。もう一週間遅れていたら、きっと葉桜だったでしょう。
秋に下見ついでに来たばかりだったのも、夕暮れ前について、限られた明るい時間に絶景スポットに迷わず行くことが出来たので、吉と出ました。上の写真は、吉水神社境内の一目千本のポイント。門をくぐって、すぐ右側の開けた場所です。このあたりはまだ中千本と呼ばれるところで、上千本・奥千本の桜を臨む景色が楽しめます。思ったより人は少なく、ゆっくり見れました。神社自体には目もくれず、そのまま上千本へと向かいます。

途中、あまりに急な坂道に挫折しそうになりながらも、どうにか上千本の辺りまで頑張りました。崎より、少し上の風景が目の前に広がります。休憩を入れて、ビューポイントの花矢倉まで行くかどうか、体力とご相談。日暮れまでの時間との勝負、めげそうになりましたが、結局登りきりました。そこで待っていたのは、これまでの景色をしのぐ絶景。曇りだったので、きれいな夕焼けではなかったですが、オレンジに色を変える空と、遠くに霞んで見える山並み、まるで雪のように白く浮かび上がる桜の花がきれいです。ソメイヨシノのいいですが、花が小さく可憐な山桜もいい味出してます。
ここでゆっくり夕日が沈んで行く景色を楽しんでから、薄暗い道を下って帰りました。中千本辺りではもうとっぷり日が暮れて、ちょうど下千本の七曲のライトアップも見ることが出来ました。













実は、年明けにデジタル一眼レフを購入しました。ちょこちょこ練習がららに使いだしたのですが、離島旅行くらいから本格的にデビューしています。さすが、コンデジより”ほんとに私が撮ったの?”的な写真が撮れるのですが、まだまだ使いこなせず、宝の持ち腐れ状態・・・。夕暮れや夜間の撮影は、勉強と練習、そして修行が必要です。

日曜日, 4月 04, 2010

花見日和

今日は朝から快晴でちょうど桜も満開のお花見日和。フラワーアレンジの間もうずうずして、今を逃したら今年のお花見、どこも行けないかもなんて思っちゃったりして。フラワーアレンジが終わってからだと、遠出は出来ないのですが、京阪電車の広告にも写真が使われている”淀川河川公園背割堤地区”まで行ってきました。


人出を敬遠していた両親を無理やり連れて行ったのですが、大正解。入口は人でごった返していましたが、桜並木は2km以上もあり、歩いている間に人もまばらに。10分も歩けば、ゆっくりしたい人は土手をおりて、河川敷で場所取りしているので、並木道は渋滞もなく自分のペースで桜を観賞できます。
桜並木で見上げた桜、青い空と薄いピンクのコントラストが本当にきれい。やっぱり曇天よりも、青空の方が桜色が映えますね。風が吹くと、ひらひらと花びらが舞うのもまた風情があって素敵。
行きは土手の上の桜並木の中を通り過ぎて、帰りは土手を降りて、桜並木を見上げる形で歩きました。剪定がされているのか、土手の斜面を這うように桜の枝が伸びているので、河川敷から見上げ景色の方がお勧めです。
土手に自生するカラシナの黄色とのコンビは、まさに春色。なかなかのベストショットが撮れました。間違いなく、今年見た中で一番きれいな桜です。桜、といえばやはり並木で群生しているのがきれいですね。
今まで一番感動したのは、ワシントンDCの桜並木でしたが、今思えば、あの時は日本を離れているという郷愁も加わった上での気持だったのかも。久しぶりに、息をのむ美しい桜を見ることが出来ました。

BOXに詰め込んで

フラワーBOX、と呼べばいいのでしょうか。今回のフラワーアレンジは、両手で抱えるほどの大きさの円形のカーボンボックスにオアシスがセッティングされていて、そこにお花を刺していく方式。結構大きなBOXなので、大きな花を入れ込んだ方がきれいですよ、とアドバイスされました。BOXは黒なので、どんな花を選んでも色合わせはうまくいきそう。見本はクリスマスローズと淡い色合いの薔薇や黄緑のアンスリウムでまとめられていて、いい感じ。クリスマスローズと名が付くから、てっきりその時期の花かと思いきや、クリスマスに花を咲かせるものと、ちょうど今の時期に花が咲く品種があるらしい。ちょっとクリスマスローズも気になっていたのですが、自分の中では春の印象はなかったので却下。
春の花壇を思い浮かべて、色に重点をおいて選びました。赤・黄色・紫という選択に自分でもちょっとインパクト強すぎ?と思ったのですが、赤と黄色のチューリップ、そして紫のパンジーってイメージだったのです。
モンステラという大きな葉っぱやオレンジのモカラを使ったせいで、むしろ南国風・・・。バリのホテルのウェルカムフラワーみたい、とお褒め?の言葉を頂きました。
確かに春色、とは程遠いですが、まぁよしとしましょう。

木曜日, 4月 01, 2010

花曇り

なんと4月になってしまいました!早いものでこのブログも4周年を迎えちゃいましたよ。
年度が変わっても公私とも、大きな変化はないのですが、職場に新人さんがやってくるときっと大わらわになるのでしょう・・・。自分が働き始めたことの遠い昔を思い出しながら、少しフレッシュな気分になりますが、さて今年の職場ははどうなることやら。
今日は週一度の、遠出のお仕事の日です。桜の時期にここに来るのは今年が初めてなのですが、職場の向かいはこの地域でも有数の桜の名所らしいです。川沿いに公園があって、中には池もありいい雰囲気だとは思っていたのですが、その川沿いの並木や公園内の木のほとんどが桜。先週くらいからちらほら咲き始めていましたが、今日はもうお見事、の一言。残念なのは、お天気・・・。今にも降り出しそうな厚い曇り空です。
桜並木にはぼんぼりも設置されていますし、屋台も出ていて寄るはにぎやかになりそうです。仕事前に少しでもお花見できたらな、と早めに家を出ましたが、やはり朝のラッシュでは渋滞のせいで到着時刻はいつもとあまり変わらず。10分間だけのお花見となってしまいました。それでも、4月からの新しいスタート、という気分を充分盛り上げてくれたかな?
仕事が終わってからもお散歩がてら、公園を一周して帰りました。職場にこもっている間に雨が降ったようで、散った桜の花の上に雨の滴が。花びらだけでなく、花ごと落ちてしまうなんて、風がよっぽど強かったのかしら?相変わらず雲は厚いのですが、日が暮れると紺碧の空に変わりました。ライトアップも点灯して、夜桜もいい感じです。
来週はもう散ってしまってるかなぁ、と少し後ろ髪を引かれながら後にしました。出来れば、また少し早めにやってきて、来週も朝のお花見をしたいものです。
4月は期待<不安の大きい始まりです。仕事を始めたばかりのころは、やはり仕事が中心、仕事をするための休息や気分転換で私生活の100%を占めていたような気がします。今も、仕事が生活の中心にあることには違いがないのですが、仕事以外の楽しみが大幅に増えて来たなぁ。仕事なしではその楽しみも半減するのですが、仕事にかまけ過ぎて他に時間が割けないなんて、我慢できないし。上手にバランスをとって、超ポジティブシンキングで行きましょう、っと。