日曜日, 10月 10, 2010

BEIGE

ひと仕事終えて、この日の夕食はご褒美ディナーを計画していました。お店探しに腰を上げたのがちょっと遅かったので、本命は恵比寿の"ガストロノミー ジョエル・ロブション"は、予約が取れず・・・。先日訪れた桝田と、こちらの小島景シェフが和洋折衷のコラボレーションをしたという話を知って、興味を持ったので"BEIGE TOKYO"に白羽の矢を立てました。
銀座のCHANELビルの10階というロケーションで、アラン・デュカスがシャネルのブティックレストランとしてプロデュースしたお店です。
←レストランに向かうエレベーターのボタンまで、シャネルマーク。
もちろん、店内に入って案内してくれるお姉さんも全身シャネル。少し暗めの店内は、名前の示す通り、ベージュトーンで統一されています。席に着くと出迎えてくれるのが、テーブルの上のカエルの置物(下のチョコレートと一緒に写ってます)。ココ・シャネルがカエル好きだったことから、マスコットとして飾ってるのだとか。
前菜+メイン2皿+デザートのコースを頂きました。
まずは、お野菜を使ったアミューズ。ソースがちょっと塩っぱくてまさかのマイナス評価での始まり。

パンは3種類から、好きなものを好きなだけ。白いパン、バケット、オリーブのデニッシュから後者二つを。このバケットがただものじゃないほど堅くて、また減点。
 
前菜は、メニューから好きなものが選べます。ズッキーニのスープに、ウニ・アワビ・オマールなどの魚介がたっぷり。こちらは美味しく頂きました。

メインの一皿目は魚料理。ハタのブイヤベース風。ブイヤベースのスープを煮詰めたようなソースと白身魚の相性ははGOODでしたが、また少し塩味がきつく感じました。つけあわせにはズッキーニが再び登場。
 
メインの肉料理は、メイシャン豚を選びました。かなりのボリュームですが、あっさりしていて完食です。つけあわせに野菜がたっぷりなのも嬉しい。

そして、デザートを待つ間に小さな焼き菓子が運ばれました。そうそう、デザートメニューは最初に渡されて決めなきゃいけなくて、それがちょっと気に食わなかったんですよね。お料理を頂いてからじゃないと、お腹の様子とどんなもので最後を飾りたいか、決めにくいと思いませんか?

なので、デザートに選んだのはお勧めとされていた、カレ・シャネル ショコラ・プラリネ、ヘーゼルナッツのアイスクリーム添え。飴細工が突き出した、とっても独創的な見た目にびっくり、お味も濃厚でした。

そして、カプチーノでほっこり。ちなみにカップはシャネルのツイードをモチーフにしたオリジナルデザインらしい。

最後に、シャネルマークやカメリアなど、乙女心をくすぐる形のチョコレートで絞めくくり。

帰り際に、そっと渡されるお土産。可愛らしいパッケージに入った、バニラ・ピスタチア・ラズベリーの3種のマカロン。さすが、女心をくすぐるテクニックには長けていますねぇ。

全体的に塩味が強く感じたし、銀座という立地上、当然かもしれませんが、コストパフォーマンスが悪い印象。一度目は、シャネルのレストランに行ったのよって話題にはなりますけど、再訪はないかな。

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