月曜日, 10月 11, 2010

都会のジャングル

南青山にジャングル!、と見紛うばかりの摩訶不思議な庭が出現。
左の写真、ぶら下がっているのは、確かバナナの花だと思うのですが、温室じゃなくても咲くんですかね?
ここは、岡本太郎記念館。東京メトロのテレビCMやポスターで、大々的に宣伝されていて、気になってたので思い切って行ってみることにしました。
ここは、岡本太郎が50年近く住居およびアトリエとして生活した場所だそうです。
庭には、彼の作品のミニチュアやレプリカがたくさん展示されています。関西人なので、彼の作品といえばやはり“太陽の塔”が思い浮かびますが、他にも実にたくさんの作品を世に生み出してきた芸術家なんですね。芸術を投資や資産のために大金を出して購入することを忌み嫌い、芸術は大衆のものとして、パブリックアートの制作に取り組んで、多くの作品が公園や競技場など、公共施設に残されています。だから、芸術に疎い私でも、なんだか見た事あるな、と親近感が湧くわけですね。
館内では、そんな岡本太郎の作品の数々がスライドで紹介されています。そのスペースも、こんな風に彼の作品に囲まれていて、楽しい。カラフルな椅子、実はちょっと座りにくいんですけどこんなの家にも欲しいと思いませんか?
生前の居住空間や、アトリエもそのまま保存してあって、彼の芸術作品が生まれた現場を目にすることが出来ます。 
アトリエは天井が高く、窓から明るい日差しが差し込む空間。たくさんのキャンバスや資料が残されていました。
そして居間だったらしい部屋にもは、彼の作品とともに何故か等身大の岡本太郎の像が立っていました。「芸術は爆発だ」のポーズでしょうか・・・。
記念館にはショップとカフェも併設されています。ジャングルのようなお庭を眺めながらオープンカフェでお茶するのも良さそうでしたよ。
でも今回はパスして、心残りだったイル・カフェへランチに行きました。予約もせずに飛び込みだったので、テラス席は空いてませんでしたが、待つことなく案内されました。
オーダーしたのは、すべてがミニサイズで可愛らしい”ブルガリティーボックス”→。
雰囲気がよくて、価格設定も良心的、満足です。

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