Amber

今 日は、先日フィラデルフィアで買ったもののご紹介。右のオブジェ？らしきものは、それぞれ５cmくらいの高さでニッケルで出来ています。なんだか、自分で も作れそうだなと思ったものの、コロンとしたフォルムに惹かれて、衝動買い。アルファベットが揃っていたけれど、迷わず"J"、"O"と"E"の3文字を 選びました。そのまま飾っても、アクセサリーなどの小物を置くのに使ってもいいかなぁ、と考えています。
そして、一番のお気に入りは琥珀（アンバー）のピアス。ピアスホールは最近開けたばかりなので、まだ重いものや、ぶら下がるタイプのものは着けられないのですが、琥珀は以前から気になっていたアイテム。しかも、他ではなかなか見かけなかった大粒の琥珀を使ったデザインだったので、一目で気に入ってしまいました。
琥珀は、樹脂が化石化して出来た宝石。1千万年以上かかって、ゆっくりと形成されるのですが、比較的たくさん採掘されるので、手頃な値段で手に入ります。 気泡や木の葉、昆虫などが内包されていることも多く、特に昆虫が含まれているものは高価な値が付くとか・・・。もちろん、私が手に入れたものには昆虫など は入っていませんでしたが。琥珀の中の昆虫といえば、"ジュラシック・パーク”を思い出しませんか？琥珀に閉じ込められた蚊の体内に残っていた、恐竜の血 液からDNAを取り出して、クローンを作るというお話。でも実際は、蚊自体も化石化してしまっているので、そのアイデアは実現しないんですって。
温かみのあるやさしい色あいで、眺めているとココロが落ちつきます。宝石言葉は「誰よりもやさしく、家族の繁栄・長寿」。また、古代のギリシア人は、琥珀 は太陽が固化したものだと信じていたとか。今は豊富に採れるとはいえ、いずれは枯渇する自然資源なので、大事にしようと思います。